アテナイオス

曖昧さ回避 この項目では、著作家について説明しています。将軍については「アテナイオス (将軍)」をご覧ください。
アテナイオス
Ἀθήναιος Nαυκράτιος
誕生 ナウクラティス
死没 192年以降
職業 散文作家、雄弁家、文法家
代表作食卓の賢人たち
ウィキポータル 文学
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アテナイオスあるいはアテーナイオスギリシャ語: Ἀθήναιος Nαυκράτιος, ラテン文字転写: Athếnaios Naukratios, fl. 200年ごろ)は、ローマ帝国期のギリシア語散文作家、雄弁家文法家である。エジプトナウクラティス出身のためナウクラティスのアテナイオスとも呼ばれる。『スーダ辞典』は「マルクスの頃の人」とのみ伝える。しかしコンモドゥス(192年没)についてのアテナイオスの記述から推定するに、コンモドゥスのころまで生きていたらしい。

著書『食卓の賢人たち』における食卓と当時の料理の描写で知られる。アテナイオスは自身の代表的な著作を、「タラッタ」(thratta)という魚についての論文(この魚はアルキッポスと他の喜劇詩人によって言及されている)およびシリアの諸王の歴史とみなしていたが、双方とも散逸した。

作品

2世紀頃のローマで行われた宴会の物語。出席した賢人達が人間の愛を云々する。

出典・参考文献

  • 柳沼重剛 『食卓の賢人たち』解説

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アテナイオス
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