アラキジン酸

アラキジン酸
構造式
IUPAC名イコサン酸
別名n-エイコサン酸
分子式C20H40O2
分子量312.53
CAS登録番号506-30-9
形状白色結晶
密度と相0.8240 g/cm3,
融点75.5 °C
沸点328 °C
SMILESCCCCCCCCCC
CCCCCCCCCC(=O)O

アラキジン酸(アラキジンさん、arachidic acid)はピーナッツ油に約1%含まれる飽和脂肪酸である。語源はラテン語でピーナッツを意味する"arachis" である。大豆油における濃度は約2%、ヒマワリ油における濃度は約1%。アラキドン酸水素化することで生成する。水にはあまり溶けず、安定であり、界面活性剤の働きを持つ。還元されるとアラキジルアルコールを生成する。

参考文献

  • Merck Index, 11th Edition, 791.
  • “Dorland's Medical Dictionary – 'A'”. 2007年1月12日閲覧。

関連項目

C19:
ノナデシル酸
飽和脂肪酸 C21:
ヘンイコシル酸

飽和脂肪酸
(「*」印は揮発性

不飽和脂肪酸

ω-3脂肪酸
ω-6脂肪酸
ω-7脂肪酸
ω-9脂肪酸
ω-10脂肪酸
関連項目
典拠管理データベース: 国立図書館 ウィキデータを編集
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