インターネットバックボーン

インターネットバックボーンの一部を表した図。ノード間を結ぶ線の長さは遅延の大きさを示し、線の色は RFC 1918 の割り当てを大雑把に色分けしたもの(".jp"は黄色に含まれる)

インターネットバックボーン: Internet backbone)とは、インターネットの主要幹線を指す。商用、政府、学術、その他の大容量データ経路の相互接続された集合体であり、国家間、大陸間など世界中にデータを運ぶコアルーターの集合体である。

インターネットの適応能力(障害許容力)は、個々のネットワーク要素に記憶するネットワークステータスをなるべく少なくし、むしろデータ完全性、信頼性、認証を保証するための処理のほとんどをエンドポイント(端点)に任せるという中核アーキテクチャによるものである。さらに、今日の高度なネットワーク冗長化と洗練されたリアルタイムのルーティングプロトコルにより、渋滞を回避し負荷分散を図るための代替経路を提供できる。

概要

インターネットバックボーンは様々なネットワークから構成される。通常この用語は、ISPをクライアントとし、それらを相互接続する大規模ネットワークを指して使われる。例えば、ローカルなISPはバックボーンのネットワークを形成している別の企業からバンド幅を購入し、それを使って個人の住宅や企業にサービスを提供する。インターネットバックボーンの個々の部分は企業や教育機関や政府(軍など)が所有していることが多い。

関連項目

外部リンク

  • Deutsche Telekom's Global Backbone
  • Russ Haynal's ISP Page
  • Internet backbone maps
  • Information Aesthetics, Internet backbone map
  • Automatically generated backbone map of the Internet
  • IPv6 Backbone Network Topology
  • グローバルインターネット 村井純、2003年12月8日