「オール・ザ・ソングス」(All the Songs)は、イギリスのシンガーソングライター、ウィル・ヤングの楽曲である。7枚目のスタジオ・アルバム『レキシコン』から先行シングルとしてリリースされ、ヤングにとっては通算24枚目のシングルとなる。
背景
「オール・ザ・ソングス」はヤングと度々コラボレートしているキッシュ・モーヴのメンバー、ミーマ・スティルウェルとジム・エリオットによって書かれた[1]。2011年のアルバム『エコーズ』で共に仕事をしたリチャードXが曲のプロデュースを請け負った[1]。ヤングが『レキシコン』の為に書いた数曲の内の一曲で、彼は本曲を2011年のシングル「ジェラシー」と比較した上で、自身が生涯の内に書いた中でのベスト・ソングの一つに数えている[2]。
ミュージックビデオ
ビデオはファッション・フォトグラファーのランキンが手掛け[3]、ヤングは水兵やバイカー、カウボーイなど様々な扮装をしているがビデオが進むにつれそれらを脱ぎ捨てていく。ヤングはビデオについて「ビデオが出る事によってダブル・スタンダードについて議論をもたらしたかったんだ。女性が衣服を脱いでセクシーに見せるのは期待されてるけど、男性はそれほどじゃないだろ。でも一番はビデオの中で楽しみたかったんだ」と語っている[4]。
脚注
- ^ a b 85% Proof (UK CD album booklet). Will Young. Island Records. 2002.
- ^ Jack, White (2019年6月26日). “Will Young on his new album Lexicon and going independent: “I’ve never been confident about my song writing””. Official Charts Company. 2023年1月20日閲覧。
- ^ “Will Young announces new album Lexicon and UK tour for 2019 - here's how to get tickets”. Smooth Radio (2019年3月22日). 2022年12月2日閲覧。
- ^ Emma Kelly (2019年3月22日). “Will Young strips naked in new music video to ‘spark discussion around double standards’”. Metro. 2022年12月1日閲覧。
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スタジオ・アルバム | |
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ベスト・アルバム | - ザ・ヒッツ (2009)
- ザ・エッセンシャル (2011)
- 20 イヤーズ: ザ・グレイテスト・ヒッツ (2022)
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楽曲 | |
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関連項目 | |
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