キフォティラピア・フロントーサ
キフォティラピア・フロントーサ | |||||||||||||||||||||||||||
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Cyphotilapia frontosa | |||||||||||||||||||||||||||
保全状況評価 | |||||||||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Cyphotilapia frontosa (Boulenger, 1906) |
キフォティラピア・フロントーサ(Cyphotilapia frontosa)は、スズキ目カワスズメ科に分類される魚。
分布
アフリカ大陸東南部に位置するタンガニーカ湖に産し、同湖の固有種である。タンガニーカ湖は、成立の経緯から独自の進化を遂げた種が多い。
形態
全長25〜30cm。青または白の体色に5〜7条のはっきりとした黒い横縞が入る。多数の地域間変異が確認されており、湖内の生息エリアによって縞の数や体色に変異がある。たとえば、ザイール地方に生息する個体は青みが強い。オスの成魚は頭部にコブが発達する。
生態
稚魚は沿岸部でみられるが、成魚になると水深30-50mの岩陰などで過ごし、早朝や夕方に獲物を求めて沿岸付近へとやってくる。
食性は動物食で、小型の魚類、甲殻類、昆虫類の幼虫などを食べる。
繁殖形態は卵生。メスは口中で卵を保護する。
人間との関係
観賞魚として飼育されることがある。東南アジアや台湾で養殖されたものがさかんに輸入され安価で流通している。
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、キフォティラピア・フロントーサに関連するメディアがあります。
ウィキスピーシーズにキフォティラピア・フロントーサに関する情報があります。
外部リンク
- IUCN 2008 Red List - Home Page -
- Bigirimana、 C. 2006. Cyphotilapia frontosa. In: IUCN 2008. 2008 IUCN Red List of Threatened Species.
- ジョヴァイエ・ペット写真館 キフォティラピア・フロントーサ
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