キリ・アラン

オナラブル
キリ・アラン
MP
2019年撮影
51代法務大臣（英語版）
任期
2022年6月14日 – 2023年7月24日
首相ジャシンダ・アーダーン
クリス・ヒプキンス
前任者クリス・ファーフォイ（英語版）
後任者ジニー・アンダーセン（英語版）
地域開発大臣
任期
2023年2月1日 – 2023年7月24日
首相クリス・ヒプキンス
前任者スチュアート・ナッシュ（英語版）
後任者キーラン・マカナルティ（英語版）
14代保全大臣（英語版）
任期
2020年11月6日 – 2022年6月14日
首相ジャシンダ・アーダーン
前任者ユージェニー・セージ（英語版）
後任者ポト・ウィリアムズ（英語版）
27代国家緊急事態管理庁（英語版）長
任期
2020年11月6日 – 2022年6月14日
首相ジャシンダ・アーダーン
前任者ペーニ・ヘナーレ（英語版）
後任者キーラン・マカナルティ（英語版）
ニュージーランド議員
イーストコースト選出
現職
就任
2020年10月17日
前任者アン・トーリー（英語版）
ニュージーランド議員
ニュージーランド労働党選出
任期
2017年9月23日 – 2020年10月17日
個人情報
生誕キリタプ・リンジー・アラン
1984年（39 - 40歳）
ニュージーランドの旗 ニュージーランド・テ・カラカ（英語版）
政党ニュージーランド労働党
配偶者
ナタリー・コーツ
(m. 2016; div. 2022)
[1][2]
親戚タイカ・ワイティティ
子供1人[1]
専業弁護士

キリタプ・リンジー・アラン（Kiritapu Lyndsay Allan、1984年 - ）[3]は、ニュージーランドの政治家。2017年の総選挙にニュージーランド労働党に比例名簿入りし、初当選。2020年にイースト・コースト選挙区（英語版）に立候補し当選した。

来歴

ニュージーランドのギズボーン地方テ・カラカ（英語版）に生誕し、ベイ・オブ・プレンティ地方パエンガロア（英語版）に育つ。10人兄弟の9人目、俳優タイカ・ワイティティのいとこ。

16歳で退学し、ウェスト・オークランド（英語版）のケンタッキー・フライド・チキンやサクランボ狩り[4]に務めた。ケンタッキー・フライド・チキンで働いたときにサービス・飲食業労働組合に加入した。

ヴィクトリア大学ウェリントンで政治学と法学に専攻し、勉学と両立し当時の首相ヘレン・クラークのもとでインターン生として勤務した[5]。政治家になる前は、ChenPalmer法律事務所に就職し、 ファカタネ（英語版）で商法の弁護士およびコンサルタントとして勤務した。

2017年総選挙にイースト・コースト選挙区に立候補し、労働党比例名簿入りし、選挙順21位となった[6] 。選挙区を敗北した（国民党のアン・トリーに続いて2位）ものの、比例名簿で議員になる[7]。

緑の党議員クロエ・シュワーブリックとともに「Authorised by」といった政治をテーマにしたポッドキャストを2018年に配信[8]。国会第52期中に与党の若手幹事と、新型コロナウイルス感染症の大流行（英語版）中に設置された感染症対策委員（英語版）に任命される。労働党の地方集会長にも努める。2020年総選挙の前に、労働党比例名簿選挙順の25位となった。

2020年10月17日に開票された2020年総選挙では、アランがイースト・コースト選挙区で当選。国民党立候補者タニア・タプセル（英語版）を6,331票の差で破った。

同年11月2日、アーダーン内閣の環境保全大臣および危機管理大臣に任命すると、ジャシンダ・アーダーン首相が発表した。芸術・文化・歴史副大臣と環境副大臣となる[9]。2022年6月に行われた内閣改造では、保全大臣から法務大臣に昇進される。

2021年4月6月に子宮がんステージ3の診断に伴い医療休暇をとると発行した。

2023年1月、ジャシンダ・アーダーン首相の辞任に伴った労働党首に立候補を提案されるも、断った。

2023年7月、無謀な運転と飲酒による自動車事故後の警察への同行拒否の告発を受けて法務大臣を辞任した[10][11]。

脚注

  1. ^ a b Malone, Audrey (2018年1月20日). “Ardern's baby already has friends in high places”. Stuff. https://www.stuff.co.nz/life-style/parenting/baby/100748953/arderns-baby-already-has-friends-in-high-places 2023年3月21日閲覧。 
  2. ^ @KiriAllan (2022年5月2日). "As of today, I'm officially a divorcee. I don't know how I feel about that! But, very lucky baby's mum and I are best mates (forever). But wow. Divorced. What a vibe. Grateful to everyone in our little tribe for putting our babies first and foremost always :)". X（旧Twitter）より2023年3月21日閲覧。
  3. ^ “Roll of members of the New Zealand House of Representatives, 1854 onwards” (PDF). New Zealand Parliament (2019年5月24日). 2020年9月3日閲覧。
  4. ^ Allan, Kiri (2017年11月16日). “'Nana, I stand here to honour your name': Kiri Allan's maiden speech”. The Spinoff. https://thespinoff.co.nz/politics/16-11-2017/nana-i-stand-here-to-honour-your-name-kiri-allans-maiden-speech/ 2019年1月3日閲覧。 
  5. ^ Malone, Audrey (2017年1月27日). “Labour East Coast candidate Kiritapu Allan says National stalwart's time is up”. Stuff. http://www.stuff.co.nz/national/politics/88348477/Labour-East-Coast-candidate-Kiritapu-Allan-says-National-stalwarts-time-is-up 2017年7月30日閲覧。 
  6. ^ “Revised Labour Party List for the 2017 Election”. Scoop (2017年8月15日). 2017年8月15日閲覧。
  7. ^ “Successful Candidates”. Electoral Commission (2017年9月23日). 2017年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月30日閲覧。
  8. ^ 「KFC, babies, and tax – the new political podcast 'Authorised By'」『Stuff』、2018年7月1日。2018年10月13日閲覧。
  9. ^ “Ministerial List for Announcement on Monday”. Department of the Prime Minister and Cabinet (2020年11月2日). 2020年11月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月4日閲覧。
  10. ^ “New Zealand’s justice minister resigns after facing criminal charges in car crash”. AP通信. (2023年7月24日). https://apnews.com/article/new-zealand-justice-minister-resigns-kiri-allan-86a459a51664aad786dd96976fbbc8c8 2023年7月28日閲覧。 
  11. ^ “酒気帯び事故で法相辞任 NZ政権、閣僚失脚4人目”. 時事通信. (2023年7月25日). https://www.jiji.com/amp/article?k=2023072500881 2023年7月28日閲覧。