ケンタッキー州議会

ケンタッキー州議会
Kentucky General Assembly
紋章もしくはロゴ
種類
種類
議院上院(英語版)
下院(英語版)
任期制限なし
沿革
設立1845年5月26日
役職
上院議長
Robert Stivers(共和党)、
2012年1月4日より現職
下院議長
David Osborne(共和党)、
2017年11月5日より現職
構成
定数138
  • 上院 38名
  • 下院 100名
上院院内勢力
  共和党 (29)
  •   民主党 (9)
  • 下院院内勢力
    •   共和党 (61)
    •   民主党 (37)
    •   欠員 (2)
    任期
    上院(英語版) 4年
    下院(英語版)2年
    歳費・報酬$188.22/day + per diem
    選挙
    選挙区改正Legislative control
    標語
    United we stand, divided we fall
    議事堂
    ケンタッキー州会議事堂(フランクフォート)
    ウェブサイト
    http://www.lrc.ky.gov/

    ケンタッキー州議会(しゅうぎかい、Kentucky General Assembly)は、アメリカ合衆国ケンタッキー州立法府。上院と下院の二院制である。

    州都フランクフォートにある州会議事堂で毎年常会が開かれる。常会は1月の第1月曜日の次の火曜日に開会される。奇数年の常会は60日を上回ったことがなく、4月15日より後には延長できない。偶数年では30日を上回らず、3月30日より後には延長できない。臨時会は州知事がいつでも、どの程度の期間でも召集することができる。

    歴史

    1792年、ケンタッキーが州に昇格した直後に、初めての議会が当時の臨時州都レキシントンで開催された。その最初の議題は州都の決定である。最終的に、臨時議事堂と、正式な議事堂建設のための資材提供を申し出たフランクフォートに決定した[1]

    ケンタッキー州で女性参政権が認められたのち、メアリー・エリオット・フラネリーがボイド郡の代表として第89区から下院に選出された。フラネリーは1922年1月に下院議員に就任し、州で初めてかつメイソン=ディクソン線より南で初めての女性議員となった[2]

    南北戦争

    大多数の住民が北軍を支持していたため、南北戦争中ケンタッキー州は中立を貫いた。それでもなお、連合国の支持者は州の連合国政府を樹立するために1861年11月にラッセルビルに集結した。彼らは連合国州の州都をボーリンググリーンに設立したが、州議会をフランクフォートから移すことには失敗した[3]

    両院制

    ケンタッキー州議会は、上院と下院からなる両院制を採用している[4]。上院と下院の議場は州会議事堂3階の両端に位置し、別館に事務局が置かれている。

    州憲法33節には、州議会を38議席からなる上院と100議席からなる下院とを設置することを求めている。また、選挙区は区ごとの人口ができるだけ等しくなるよう区割りをするように求められている。また、選挙区には1つ以上の郡が含まれていなければならず、その郡は隣接している必要がある。区割りは10年ごとに見直されるが、その必要がなければ維持しても良い。

    憲法下で、以下の3郡のみが上院の選挙区で分割されている。ジェファーソン郡(ルイビル)、ファイエット郡(レキシントン)、ケントン郡(コビントン)。

    上院

    任期と被選挙権

    • 30歳以上であること
    • ケンタッキー州民であること
    • 州に6年以上居住し、その選挙区で選挙の1年以上前から生活していること

    上院議員の任期は4年。2年毎に半数が改選される。

    下院

    • 24歳以上であること
    • ケンタッキー州民であること
    • 州に2年以上居住し、選挙日の1年以上前から選挙区で生活していること

    任期は2年。2年毎の11月に選挙が行われる。

    脚注

    1. ^ Klotter, James. “The General Assembly: Its History, Its Homes, Its Functions”. Kentucky Legislative Research Commission. 2013年12月26日閲覧。
    2. ^ Powers, James C. (1992). John E. Kleber. ed. The Kentucky Encyclopedia. Lexington, Kentucky: The University Press of Kentucky. pp. 323–324. ISBN 0-8131-1772-0. https://books.google.com/books?id=8eFSK4o--M0C&pg=PA323&lpg=PA323&dq=Mary+Elliott+Flanery&source=bl&ots=2NhLHUs-TZ&sig=jL8qeQM2p8esWxFOzPwY-LStE8M&hl=en&ei=tfmYS-C-OI-CswPty8DCAQ&sa=X&oi=book_result&ct=result&resnum=12&ved=0CDMQ6AEwCw#v=onepage&q=Mary%20Elliott%20Flanery&f=false 2010年3月11日閲覧。 
    3. ^ Talbott, Tim (2013年7月31日). “Kentucky's Neutrality during the Civil War”. history.ky.gov. National Endowment for the Humanities, Kentucky Historical Society. 2019年9月10日閲覧。
    4. ^ “The Constitution of the Commonwealth of Kentucky: Informational Bulletin No. 59” (PDF). Kentucky Legislative Research Commission (2005年10月). 2007年10月9日閲覧。
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