『ザクセン公ハインリヒ4世とカタリナ・フォン・メクレンブルクの肖像』英語: Portraits of Henry IV of Saxony and Catherine of Mecklenburg |
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作者 | ルーカス・クラナッハ (父)と工房 |
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製作年 | 1514年 |
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寸法 | 184.5 cm × 82.5 cm (72.6 in × 32.5 in) |
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所蔵 | アルテ・マイスター絵画館、ドレスデン |
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『ザクセン公ハインリヒ4世とカタリナ・フォン・メクレンブルクの肖像』(英語: Portraits of Henry IV of Saxony and Catherine of Mecklenburg)は、ドイツのルネサンス期の巨匠ルーカス・クラナッハ (父) による1514年の肖像画の対作品である。現在はドイツのドレスデンにあるアルテ・マイスター絵画館に所蔵されている。
この作品はクラナッハの最初の公式の肖像画であり[1] 、ザクセン公ハインリヒ4世と、妻であるカタリナ・フォン・メクレンブルクをほぼ等身大で描いている。本作は、最も初期の北ヨーロッパにおける全身像のうちの一点である。二人とも豪華な装飾の服と家族の紋章を想起させる装飾を身に着けている。
狩猟犬と一緒に描かれたハインリヒは、剣を抜くところを描かれている。カタリナの板絵には、クラナッハのイニシャル、絵画の制作年、画家の工房のシンボルである翼のあるヘビが描かれたカルトゥーシュがある。
脚注
- ^ Zuffi, Stefano (2005). Il Cinquecento. Milan: Electa. ISBN 88-370-3468-7
参考文献
- Zuffi, Stefano (2005). Il Cinquecento. Milan: Electa. ISBN 88-370-3468-7
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宗教画 | - 『キリストの磔刑』 (1503年)
- 『エジプト逃避途上の休息』 (1509年)
- 『トルガウアー祭壇画』 (1509年)
- 『ブドウを持った聖母』 (1509-1510年頃)
- 『聖バルバラの殉教』 (1510年頃)
- 『聖母子』 (1512年頃)
- 『ゲツセマネの祈り (東京)』 (1518年頃)
- 『ゲツセマネの祈り (ドレスデン)』 (1520年頃)
- 『羊飼いの礼拝』 (1515年–1520年)
- 『十字架上のキリストの前に跪くブランデンブルクのアルブレヒト枢機卿』 (1520年–1525年)
- 『ダヴィデとバテシバ』 (1526年)
- 『アダムとイヴ (ウフィツィ美術館)』 (1528年)
- 『ロトとその娘たち』 (1528年)
- 『サムソンとデリラ』 (1528-1530年頃)
- 『ホロフェルネスの首を持つユディト』 (1530年頃)
- 『リンゴの木の下の聖母子』 (1530年)
- 『聖母子と洗礼者聖ヨハネ、三人の天使』 (1536年)
- 『アダムとイヴ (ウィーン)』 (1537年以降)
- 『洗礼者聖ヨハネの首を持つサロメ』 (1530年代)
- 『最後の晩餐』 (1547年)
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神話画・寓意画・歴史画 | - 『ヴィーナスとキューピッド (エルミタージュ美術館)』 (1509年)
- 『ルクレティア (個人蔵)』 (1510-1513年)
- 『ヴィーナスに訴えるキューピッド』 (1526年–1527年)
- 『パリスの審判』 (1528年)
- 『風景の中のヴィーナス』 (1529年)
- 『ルクレティア (ヒューストン)』 (1529年)
- 『キューピッド』 (1515年頃、または1530年頃)
- 『ヴィーナスとキューピッド (ベルリン)』 (1530年)
- 『三美神』 (1531年)
- 『ヴィーナス』 (1532年)
- 『ルクレティア (ウィーン)』 (1532年)
- 『メランコリア (コペンハーゲン)』 (1532年)
- 『メランコリア (コルマール)』 (1532年)
- 『ヘラクレスとオンファレ』 (1537年)
- 『泉のニンフ』 (1537年以降)
- 『慈愛』 (1540年)
- 『若返りの泉』 (1546年)
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肖像画 | |
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風景画 | |
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家族 | |
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