シケオン・トゥルク・ナムゲル
シケオン・トゥルク・ナムゲル(Sidkeong Tulku Namgyal, 1879年 - 1914年12月5日)は、インド、シッキム王国(ナムゲル朝)の第10代君主(在位:1914年)。
生涯
1914年、父王トゥトブ・ナムゲルの死により、王位を継承した[1]。
シケオン・トゥルクはオックスフォード大学に留学していたこともあり、封建的制度の廃止を決意していた[2]。
同年12月5日、シケオン・トゥルクはガントクで不審死を遂げ、弟のタシ・ナムゲルが王位を継承した[1]。
脚注
- ^ a b Sikkim 3
- ^ 小谷『世界歴史大系 南アジア史2―中世・近世―』、p.383
参考文献
- 小谷汪之『世界歴史大系 南アジア史2―中世・近世―』山川出版社、2007年。