ショーン・ロウ

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ショーン・ロウ Portal:陸上競技
選手情報
ラテン文字 Sean Wroe
愛称 Wroey
国籍 オーストラリアの旗 オーストラリア
競技 陸上競技 (短距離走)
種目 400m
生年月日 (1985-03-18) 1985年3月18日(39歳)
出身地 オーストラリアの旗 メルボルン
身長 183cm
体重 75kg
成績
オリンピック 400m 準決勝3組7着 (2008年)
4x400mR 5位 (2008年)
世界選手権 400m 準決勝2組4着 (2009年)
4x400mR 3位 (2009年)
地域大会決勝 英連邦競技大会
400m 2位 (2010年)
4x400mR 優勝 (2006, 2010年)
国内大会決勝 オーストラリア選手権
200m 3位 (2012年)
400m 優勝 (2007, 2009年)
最高世界ランク 400m 17位 45秒07 (2009年)
自己ベスト
100m 10秒52 (2006年)
200m 21秒00 (2009年)
400m 45秒07 (2009年)
獲得メダル
陸上競技
オーストラリアの旗 オーストラリア
世界選手権
2009 ベルリン 4x400mR
英連邦競技大会
2006 メルボルン 4x400mR
2010 デリー 4x400mR
2010 デリー 400m
ユニバーシアード
2007 バンコク 400m
2009 ベオグラード 4x400mR
2007 バンコク 4x400mR
2011 深圳 400m
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2009年

ショーン・ロウSean Wroe1985年3月18日 ‐ )は、オーストラリアメルボルン出身の陸上競技選手。専門は短距離走400mで、45秒07の自己ベストを持つ。2009年ベルリン世界選手権男子4×400mリレーの銅メダリストである。日本人の母とオーストラリア人の父を持ち、ミドルネームは「ヒロヒサ」[1]

経歴

陸上競技は14歳の時に始め、しばらくは昔からやっていたオーストラリアンフットボールと両立させていたが、最終的に陸上競技を選択した。なお、2002年にメルボルンで開催されたオーストラリアンフットボールのインターナショナルカップでは日本代表としての出場経験を持つ[2]

2007年にベオグラードで開催されたユニバーシアードの男子400mで金メダルを獲得し、ユニバーシアード400mにおいてオーストラリア史上初となる金メダルを獲得した[3]

2009年にベルリンで開催された世界選手権の男子4×400mリレーでアンカーを務め、銅メダル獲得に貢献した。なお、これは世界選手権同種目におけるオーストラリア史上初のメダル獲得となった[4]

自己ベスト

記録欄の( )内の数字は風速m/s)で、+は追い風を意味する。

種目 記録 年月日 場所 備考
屋外
100m 10秒52 (+0.7) 2006年1月7日 オーストラリアの旗 メルボルン
200m 21秒00 (+0.7) 2009年2月21日 オーストラリアの旗 メルボルン
300m 33秒23 2006年12月2日 オーストラリアの旗 ジーロング
400m 45秒07 2009年3月20日 オーストラリアの旗 ブリスベン
室内
400m 46秒93 2008年3月9日 スペインの旗 バレンシア

主要大会成績

大会 場所 種目 結果 記録 備考
2004 世界ジュニア選手権 イタリアの旗 グロッセート 400m 6位 46秒84
4x400mR 7位 3分07秒95 (4走)
2006 英連邦競技大会 (en オーストラリアの旗 メルボルン 400m 準決勝 46秒47
4x400mR 予選 3分03秒04 (2走) 決勝進出[注 1]
ワールドカップ (en ギリシャの旗 アテネ 4x400mR 8位 3分05秒54 (4走) オセアニア代表[注 2]
2007 ユニバーシアード (en タイ王国の旗 バンコク 400m 優勝 45秒49
4x400mR 2位 3分02秒76 (4走)
世界選手権 日本の旗 大阪 400m 準決勝 45秒25
4x400mR 予選 3分02秒59 (1走)
2008 世界室内選手権 スペインの旗 バレンシア 400m 6位 46秒93
オリンピック 中華人民共和国の旗 北京 400m 準決勝 45秒56
4x400mR 5位 3分00秒02 (1走)
2009 ユニバーシアード (en セルビアの旗 ベオグラード 100m 準決勝 10秒59 (+0.2)
200m 準決勝 21秒37 (+0.9)
4x400mR 優勝 3分03秒67 (4走)
世界選手権 ドイツの旗 ベルリン 400m 準決勝 45秒32
4x400mR 3位 3分00秒90 (4走)
ワールドアスレチック
ファイナル (en
ギリシャの旗 テッサロニキ 400m 8位 47秒10
2010 英連邦競技大会 (en インドの旗 デリー 400m 2位 45秒46
4x400mR 優勝 3分03秒30 (4走)
2011 ユニバーシアード (en 中華人民共和国の旗 深圳 400m 3位 45秒93
世界選手権 大韓民国の旗 大邱 4x400mR 予選 3分01秒56 (4走)

脚注

注釈

  1. ^ 予選のみ出場。オーストラリアは決勝で3分00秒93をマークして優勝。
  2. ^ メンバーは全員オーストラリア人。

出典

  1. ^ “陸上・男子400メートル ショーン・ロウ、母の祖国で表彰台へ”. 読売新聞. 2007年5月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月10日閲覧。
  2. ^ “世界陸上オーストラリア人選手:ショーン・ロウ(Sean Wroe)とオーストラリアン・フットボール”. 日本オーストラリアンフットボール協会情報ブログ (2007年8月24日). 2014年12月29日閲覧。
  3. ^ “Wroe takes gold at World Uni Games”. シドニー・モーニング・ヘラルド (2007年8月12日). 2014年12月29日閲覧。
  4. ^ “Australia claim bronze medal in 4 x 400m relay”. FOXスポーツ (2009年8月24日). 2014年12月29日閲覧。

外部リンク

陸上競技ユニバーシアード金メダリスト – 男子400m
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