ストリートゴルファー

ストリートゴルファー
ジャンル ゴルフゲーム
対応機種 PlayStation 2 (PS2)
開発元 関猿
ポリゴンマジック
発売元 D3パブリッシャー
シナリオ 藤井青銅
美術 寺田克也
人数 最大4人
発売日 日本 200206272002年6月27日
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ストリートゴルファー』(Street golfer)は、2002年に日本の関猿、ポリゴンマジックが開発、D3パブリッシャーが発売したPlayStation 2専用3Dゴルフゲーム。

概要

羊飼いが牧場で球を転がしたことがゴルフの起源ならば、日常空間をゲームフィールドにする、つまり都市空間で動く現代は、街でゴルフを楽しむべき。そんなストリートゴルフが当たり前になった世界で開催される、第10回キング・オブ・ストリートゴルファー大会ツアー(開催地:日本)新宿渋谷といった実在する街中を舞台にしたゴルフゲーム[1][2]

打つ高さと方向を決める事で操作を行う[2]

通常のゴルフでは障害物になるであろう建造物の壁や木を逆に利用し、ボールを反射させたり、高低差などを利用しなければならない特殊な環境下でのプレイとなる。ボールを反射させる飛ばし方を使って、予想してあるボールの落下地点を狙う事も可能。グリーンだけは通常のゴルフのようにを使っている[2]。のちに廉価版、フィーチャーフォン版も発売された。

原案及び原作シナリオは藤井青銅[3]。キャラクターデザインは寺田克也が担当[4]

2003年9月25日には廉価版である『SIMPLE2000シリーズ アルティメットVol.12 ストリートゴルファー』がディースリー・パブリッシャーから発売。著作権表記は「(C)ストリートゴルファー製作委員会 Developed by 関猿/POLYGON MAGIC, INC.」。

ゲームモード

シナリオ(1人専用)
選択したキャラクターで全36ホールの大会を勝ち抜く。
VS(1人~2人対戦)
1対1のマッチプレイ専用モード。ある条件を満たす事によりキャラクターが増える。
フリープレイ(1人~4人対戦)
選択したキャラクターでスコアを競います。ストローク、マッチプレイ、ハンディキャップの設定が可能。
プラクティス(1人専用)
トレーニング、ミニゲームを収録。フリーコース、フリーショット、キャロムショットモードを収録。

キャラクター

東堂大地郎<TOUDOU DAICHIRO>
喧嘩っ早い性格が災いして、プロゴルフ界を追放となった元プロゴルファー。元空手家。大きな襟のスーツでプレイする。
31歳、日本出身。身長:176cm、体重:68kg、趣味:空手(黒帯3段)。
ムアン・メイ<MUEN MAY>
交換留学生として、チェンマイからやってきたゴルフ好き少女。ゴルフテクニックは祖父ゆずり。
17歳、タイ出身。身長:164cm、体重:42kg、趣味:「ウインドウショッピングとカラオケ、あとゲームかな?」
望月大真<MOCHIZUKI DAISHIN>
渋谷一帯を納めるチーム「PHANTAMA」のリーダー。いかつい風貌だが、心優しい青年で、ペットのオコジョが親友。職業は無職。
23歳、日本出身。身長:212cm、体重:135kg、趣味:ガーデニング、刺繍、料理。
風間康夫<KAZAMA YASUO>
団塊世代代表。駅のホームで傘による素振りは欠かさない、芝のゴルフ場でのプレイを夢見ている。
48歳、商社勤務。日本出身。身長:164cm、体重:78kg、趣味:ゴルフの素振り、打ちっぱなし練習、読書(鉄道ミステリー)。
ゴウテン<GOUTEN>
映画の影響で自分は侍の再来だと勘違いしている青い目の自称サムライ。剣術を模したゴルフスイングを行う。
59歳、元一流商社勤務、現在無職。アメリカ出身。身長:188cm、体重:87kg、趣味:茶の湯、映画鑑賞(主にチャンバラ映画)。
「D」と呼ばれる男<D>
本名不詳のプロ破壊工作員。銃をクラブに変えて優勝賞金を目指す。コントロール技術が突き抜けている。
年齢および国籍不明。身長:174cm、体重:68kg、趣味:とくにない
ヴァネッサ・ベルグ<VANESSA BERGUES>
世界最高の腕を持つハスラー。氷の微笑の異名を持つ女性で、冷徹なボールテクニックを持つ。
24歳、イタリア出身。身長:169cm、体重:52kg、趣味:読書、カクテル作り
ハミルトン&フランチェスカ<HAMILTON&FRANCESCA>
婦人紳士の異名を持ち、右半身が紳士、左半身は貴婦人という性別不詳の貴族。
34歳、イギリス出身。身長:174cm、体重:56kg、趣味:お茶、競馬、乗馬(ボロ)、オペラ鑑賞

コース

東京ツアー

日本ツアー

携帯版

ぴあ、ポリゴンマジックが2006年に配信。iモード向けタイトルは「ストリートゴルファーi」[5]ボーダフォン向けタイトルは「ストリートゴルファーMOBILE」[6]。両者とも寺田克也のキャラクターデザインは採用しておらず、独自のキャラクターが使われていた。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “プレイステーション2用ゲーム6月27日(木)発売 価格:6,800円(税抜)” (日本語). Street Golfer (2002年6月27日). 2022年4月24日閲覧。
  2. ^ a b c 電撃PlayStation』 Vol.205、メディアワークス、2002年4月26日、215頁。 
  3. ^ “215.日本代表” (日本語). 藤井青銅/note.com (2016年10月24日). 2022年4月24日閲覧。
  4. ^ “ストリートゴルファー” (日本語). D3 PUBLISHER INC.. D3 PUBLISHER INC. (2003年9月25日). 2022年4月24日閲覧。
  5. ^ “「ストリートゴルファーi」に新コースを追加” (日本語). ITmedia. アイティメディア (2006年2月24日). 2022年4月24日閲覧。
  6. ^ “渋谷がゴルフコースに-ボーダフォン向けにゲーム配信” (日本語). シブヤ経済新聞. Hanagata communications (2006年7月12日). 2022年4月24日閲覧。

外部リンク

  • ストリートゴルファー | ソフトウェアカタログ - PlayStation.com - ウェイバックマシン(2021年12月24日アーカイブ分)
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