スンガリー
この項目では、日本のロシア料理店について説明しています。スンガリー川については「松花江」をご覧ください。 |
概要
東京のロシア料理とジョージア(グルジア)料理の店。1957年創業。2020年現在、レストランとして、新宿東口本店・新宿三丁目店(旧新宿西口店・新宿スバルビル内)がある。新宿東口本店・新宿三丁目店では、3400円から6000円のコースが用意されている。
2020年にオンラインショップがオープン。ボルシチやピロシキ、ロールキャベツ、ビーフストロガノフなどをクール宅急便でお届けする。
経営主体は株式会社インターダイングループ。
住所
- 新宿東口本店
- 新宿三丁目店
- 東京都新宿区新宿3-21-6新宿龍生堂ビル B1
沿革
1957年に、加藤幸四郎が新橋に開業した。妻の加藤淑子が経営に参加する。名前の由来は、1945年の終戦直後まで加藤夫婦の家族が暮らしていたハルピン市に流れる『松花江』の満州語起源のロシア語名 "Сунгари" よりとられた。白系ロシア人が多かった当時の満州のハルピン市に暮らし、一時期、ロシア人の住居に間借りしていた加藤夫婦は、ロシア語が流暢に話せた[1]。開業当時、料理長は白系ロシア人であり、ロシア人ウェートレスも働いていた。1958年には、京橋に移転する。
1960年には、新宿歌舞伎町に移転する。1965年1月27日、経営主体たる会社の『株式会社インターダイングループ』が設立となる。この頃、加藤夫婦の娘の登紀子が歌手としてデビューする。1967年には、スンガリー新宿西口店が、オープンする。1972年、姉妹店であるキエフ京都店がオープンする。1973年、新宿歌舞伎町のスンガリーが移転し、スンガリー新宿東口本店となる。
1991年、ライブ演奏も可能な店の『テアトルスンガリー青山店』がオープンする。2004年、『ラリョーク店』が開店する。2006年12月30日をもって、『テアトルスンガリー青山店』が閉店した。2012年『ラリョーク店』が閉店。
2017年8月新宿スバルビル建て替えのため、移転し、『新宿三丁目店』オープン。
2020年「スンガリーお取り寄せグルメ」スタート。
脚注
- ^ 旧満州からの引き揚げ ~知床旅情秘話(7) - 読売新聞[リンク切れ]
外部リンク
- ロシア料理スンガリー - 公式サイト