タイソン・フューリー 対 オレクサンドル・ウシク戦

Ring of Fire
タイソン・フューリー 対 オレクサンドル・ウシク戦
開催日 2024年5月18日
認定王座 WBAWBCIBFWBOIBO世界ヘビー級王座統一戦
リングマガジン世界ヘビー級タイトルマッチ
開催地 サウジアラビアの旗 サウジアラビアリヤド
会場 キングダム・アリーナ
リングアナ マイケル・バッファー
トーマス・トレイバー(メイン以外のアナウンス)
放送局 ESPN+
Sky Sports
DAZN[1]
実況・解説 アデ・オラディポ(DAZN:進行役)
クリス・マニックス(DAZN:アナリスト)
トッド・グリシャム(DAZN;実況)
ダレン・バーカー(DAZN:解説)
主催 ボブ・アラムトップランク
フランク・ウォーレン(クィーンズ・ベリー・プロモーションズ)
オレクサンドル・ウシク(ウシク・ボクシング・プロモーションズ)
アレクサンデル・クラスユク(K2プロモーションズ・ウクライナ)
カリド・ビン・アブドゥラジズ(スキル・チャレンジ・エンターテイメント)
ツルキ・アルアルシク(リヤド・シーズン)
エディー・ハーン(マッチルーム・スポーツ・USA
カッレ・ザウアーラント(ワッサーマン・ボクシング
ウェブサイト Ring Of Fire:Fury Vs Usyk
RING OF FIRE, UNDISPUTED
SATURDAY 18 MAY 2024 UNDISPUTED HEAVYWEIGHT CHAMPIONSHIP

タイソン・フューリー 対 オレクサンドル・ウシク
Gypsy King(ジプシー・キング The Cat (猫)
比較データ
35歳 年齢 37歳
イングランドの旗 イングランドグレーター・マンチェスター州マンチェスター 出身地  ウクライナシンフェロポリ
35戦 34勝(24 KO)無敗 1分 戦績 21戦 21勝 (14KO) 無敗
206cm 身長 190cm
118.84kg 体重 105.91kg
216cm リーチ 198cm
オーソドックス 特徴 サウスポー
シュガーヒル・スチュワード 指導者 アナトリー・ロマチェンコ
ユーリ・トカチェンコ
WBC世界ヘビー級王者・元WBAスーパーIBFWBO世界ヘビー級統一王者 評価 WBA世界ヘビー級スーパー王者IBF世界ヘビー級王者・WBO世界ヘビー級王者・IBO世界ヘビー級王者・リングマガジン世界ヘビー級王者・世界2階級制覇王者(World Boxing Super Seriesクルーザー級第1シーズン優勝、元4団体世界クルーザー級統一王者)・ロンドンオリンピックヘビー級金メダリスト

結果 ウシクの12回判定勝ち(2-1)
主審 マーク・ネルソン(WBA)
副審 マヌエル・オリバー・パロモ(4団体)
クレイグ・メトカーフ(4団体及びIBO)
マイク・フィッツジェラルド(4団体及びIBO)

タイソン・フューリー 対 オレクサンドル・ウシク戦(タイソン・フューリー たい オレクサンドル・ウシクせん、別名Ring of Fire(炎の輪)リング・オブ・ファイヤー)は、2024年5月18日、サウジアラビアリヤドキングダム・アリーナで開催されたプロボクシングの試合。

WBC世界ヘビー級王者のタイソン・フューリーWBAIBFWBOIBO世界ヘビー級統一王者オレクサンドル・ウシクが行う4団体王座統一戦。通算で12回目となる4団体王座統一戦となり、ヘビー級では初めてとなる4団体王座統一戦となった。またウシクにとっては2018年7月21日に行われたムラト・ガシエフ戦に続き、自身2度目となる2階級目での4団体統一戦となった。

試合までの経緯

両者の王座獲得から防衛及び試合決定まで

2015年11月28日、デュッセルドルフエスプリ・アレーナでフューリーがWBAスーパーIBFWBO世界ヘビー級統一王者ウラジミール・クリチコと対戦し、12回3-0(2者が115-112、116-111)の判定勝ちを収めWBAスーパー王座、IBF王座、WBO王座、IBO王座獲得に成功した[2]

2015年12月8日、IBFはフューリーがビャチェスラフ・グラスコフとの指名試合に応じなかった為、フューリーからIBF世界ヘビー級王座を剥奪した[3]

2016年10月12日、禁止薬物のナンドロロンと違法薬物のコカインの陽性反応が検出されたドーピング問題、および自身の精神的健康問題による度重なるクリチコ戦のキャンセルで、王座を剥奪されることが既定路線だったフューリーはWBA王座並びにWBO王座を返上した[4]

2018年12月1日、ロサンゼルスステイプルズ・センターでフューリーがWBC世界ヘビー級王者のデオンテイ・ワイルダーと対戦し、12回1-1の判定で引分となった[5]

2020年2月22日、ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナでフューリーがWBC世界ヘビー級王者のデオンテイ・ワイルダーと再戦。3回と5回にダウンを奪うなどワイルダーを圧倒、7回にパンチの連打を打ち込むとワイルダー陣営のセコンドからタオルが投げ込まれレフェリーが試合をストップ。フューリーが7回TKO勝ちで、WBC王座を獲得した[6]

2021年9月25日、ロンドンのトッテナム・ホットスパースタジアムに66,267人の観衆を動員して[7]、ウシクがWBAスーパー・IBF・WBO・IBO世界ヘビー級王者のアンソニー・ジョシュアと対戦し、12回3-0(117-112、115-113、116-112)の判定勝ちを収め2階級制覇を達成した[8]

アンソニー・ジョシュア 対 オレクサンドル・ウシク戦(英語版)」を参照

2021年10月9日、フューリーが約1年7カ月ぶりの試合をラスベガスのT-モバイル・アリーナにてデオンテイ・ワイルダーとダイレクトリマッチで第3戦目を行い、ダウンを奪い合う激戦を制し、11回KO勝ちを収め初防衛に成功した[9]

2022年4月23日、ロンドンのウェンブリー・スタジアムに94,000人の観衆を動員してフューリーがWBC世界ヘビー級暫定王者ディリアン・ホワイトと団体内王座統一戦を行い、右アッパーでダウンを奪い6回TKO勝ちを収め2度目の防衛に成功した[10]

2022年8月20日、サウジアラビアキング・アブドゥッラー・スポーツシティ敷地内にある1万人収容のキング・アブドゥッラー・スポーツシティ・アリーナで[11]、ウシクがアンソニー・ジョシュアとダイレクトリマッチで再戦し、12回判定勝ちを収め、WBAスーパー、IBF、WBO、IBO王座の初防衛に成功し、リングマガジン世界ヘビー級王座も獲得した[12]。試合後にウシクはリング上で「タイソン・フューリーはまだ引退していないと確信している。間違いなく彼は私と戦いたいし、私も彼と戦いたい」とコメントすると、フューリーも試合後にすぐにSNSで「私が見た中で最悪のヘビー級タイトルマッチのひとつだった」と酷評し、「ジプシー・キングは永遠にここにいるから小切手帳を持ってこい!」とフューリー節を炸裂させた[13]

2022年10月18日、マンチェスター・イブニング・ニュースなどをはじめとするイギリスメディアは、フューリーが12月3日にトッテナム・ホットスパー・スタジアムデレック・チゾラと対戦すると伝えた。今回のニュースにフューリーは「チゾラを軽視しているわけではないけれど、彼をクリアすればウシクとのビッグマッチが控えている。こちらは2月頃を考えている」と発言した[14]

2022年12月3日、ロンドンのトッテナム・ホットスパー・スタジアムに59,769人の観衆を動員して[15]、フューリーがWBC世界ヘビー級14位のデレック・チゾラと通算3度目の再戦に臨み、10回2分51秒TKO勝ちを収め3度目の防衛に成功した[16]。この試合にはウシクも観戦しており、試合後にフューリーは「どこにいるんだ、ウシク」と観客席からウシクを呼び出した。ロープを挟んで両者は対峙しフューリーは「次はお前だぞ。俺とお前で対戦だ。弱くないぞ。いつでもやってやるぞ。俺が終止符を打ってやる」と強気の姿勢を示し、ウシクも笑顔で応じた[17]

2022年12月16日、WBAはウシクに対し、レギュラー王者ダニエル・デュボアとの対戦を指令したが、ウシクのトレーナーであるセルゲイ・ラパンは「関係するすべてのプロモーターがヘビー級でベストを決める戦いをできるだけ早く実現するよう取り組んでいる」と4団体統一戦に向けて地ならしを進めていると説明し、「フューリー戦の妨げにはならない。デュボア戦は交渉が決裂した場合のバックアップ計画になる」との見解を示した[18]

2022年12月20日、トップランクボブ・アラムCEOはフューリーとウシクの一戦についてSky Sportsのインタビューに答え、「2人のファイターは次の試合で戦うことに合意した。問題は日付と場所だ。最終決定が下されるまでにそれほど時間はかからない。私たちはすべてを整理し、年末までに目処がたつことを願っている」と発言した[19]

2023年1月10日、ウシクは「ミドル級がここにいる!」とフューリーが体格で劣るウシクを小馬鹿にする際の常套句を皮肉たっぷりに自ら使用し、「ぽっこりお腹はどこだ?」と自身のSNSに記してフューリーをタグ付けした[20]

2023年3月10日、WBAは世界ヘビー級4団体王座統一戦がフューリーが70%、ウシクが30%という、大きく偏った試合報酬の割合にウシクが合意し、2023年4月29日にロンドンウェンブリー・スタジアムで行われると報じた[21]。しかし3月23日、ウシクが再戦条項を盛り込むよう希望したが、フューリーはデオンテイ・ワイルダーとの第3戦目の際に再戦条項で大きく揉めた経験があったことで再戦条項に否定的で、さらにウシクは自分が勝利した場合の再戦でウシクが70%、フューリーが30%という試合報酬の割合を要求したが、フューリーは50%までの割合しか認めなかったことで、再戦の条件でお互いの溝が埋まらず最終段階で交渉が決裂したとイギリスのBBCなどが報道した[22][23][24][25]

2023年8月26日、ポーランドのタルチェンスキ・アリーナでウシクがWBA世界ヘビー級レギュラー王者のダニエル・デュボアと団体内王座統一戦で対戦し、9回1分48秒TKO勝ちを収め、WBAスーパー、IBF、WBO、IBO王座の2度目の防衛に成功した[26]

2023年9月29日、サウジアラビアでフューリーとウシクの4団体統一戦が行なわれることが決定したことが、サウジアラビア総合エンターテイメント庁のトゥルキ・アラルシク長官、クイーンズベリー、トップランク、K2、Usyk17より発表された[27]。試合の開催日の発表はなかったが、12月23日か1月で内定していることが報じられた[28]

2023年10月28日、サウジアラビアリヤドのキングダム・アリーナでフューリーが元UFC世界ヘビー級王者の総合格闘家フランシス・ガヌーとノンタイトル10回戦で対戦。3回に左フックでダウンを奪われ、その後もガヌーのパンチでバランスを崩すなど大苦戦を強いられた末に僅差で10回2-1(94-95、96-93、95-94)の判定勝ちを収め、WBCがこの試合のために作製したWBCリヤド王座のベルトを獲得した[29][30]。この試合にはウシクも観戦しており、試合後ウシクがリングに上がってくるとフューリーは対峙し「レッツゴー!」と統一戦への意欲をみせた[31]

2023年10月31日、ESPNドットコムはフューリーとウシクが契約にサインを交わしている一戦は、2024年までずれ込む見通しと報じた[32]

対戦決定後の概要から試合まで

2023年11月14日、フューリーとウシクが2024年2月17日にサウジアラビア・リヤドのキングダム・アリーナで対戦することが決定したと、ESPNが報じ他のメディアも続いた[33]ウズベキスタンで行われているWBC総会にウシクが出席し、フューリーが王座に就いているWBCベルトを高々と掲げ「これは私のものだ!」とベルト奪取を宣言。これにフューリーがビデオメッセージで「ウシク、準備をしろ!お前を粉々に粉砕してやる、4ラウンドだ!」とKO予告した[34]

2023年11月16日、ロンドンで記者会見が開かれ、2024年2月17日にキングダム・アリーナでフューリーとウシクによる世界ヘビー級4団体王座統一戦が行われることが発表された[35]。記者会見に臨んだフューリーは「ウシクも自分もチャンピオン。一世一代のファイトになる」と述べ、「この世代のナンバーワンファイターとしてレガシーを固めたい」と意欲を語った[36]。会見の中でフューリーはウシクに向かって「お前は粉々に砕け散っている。イヤリングをした小さな小娘のようなやつ。そのソーセージをノックアウトする。史上最高の英国人ヘビー級ボクサーと戦っているんだ。俺はゲームをしに来たんじゃない。ケンカをしに来たんだ。ムダに着飾っているわけじゃない。このみにくい小男め」と威嚇し、激しく挑発した。対するウシクは「タイソンがどう思うかはまったく気にしない」と冷静に対応した。そして記者会見が終わりに近づくと、映画「ロッキー」のテーマソングとともに主演した俳優のシルベスター・スタローンがサプライズ登場すると、フューリーはウシクと〝フェイスオフ〟。さらにフューリーが頭で相手を攻撃しようとしたところ、警備員らによって制止された[37]。この試合には再戦条項が含まれていることが明らかになった[38]

2024年2月2日、クインズベリー・プロモーションズはフューリーがスパーリング中に右目上を深くカットしてリングに上がれなくなった為、世界ヘビー級4団体王座統一戦が延期されることになったことを通達し各メディアが報じた。フューリーは「試合に向けて最高のコンディションに仕上がっていたから、完ぺきに打ちのめされている。目が治って再スケジュールが立つまで最善を尽くしたい。私のチーム、ウシクのチームをはじめ、関係者全員に謝りたい」とコメントした[39]

2024年2月3日、イベントを主催するサウジアラビアGEAのチェアマンのツルキ・アルアルシクは、世界ヘビー級4団体王座統一戦が2024年5月18日に延期されたことをアナウンスした[40]

2024年5月13日、サウジアラビア・リヤドのホテルで行われた世界ヘビー級4団体王座統一戦のメディア向けイベントでフューリーの父親のジョン・フューリーがウシク陣営に頭突きし自ら額を切り裂き流血する騒動を起こした[41]。ESPNによると、ジョン氏はイベント中にウシク陣営と口論した末に揉み合いに発展。両者は関係者らによって引き離されたが、別のウシク陣営に頭突きをして額から流血した。頭突きの映像は世界中に拡散され、ボクシングファンの間で大きな話題となった。その後、ジョン氏は自身の行動が大きな騒動を起こしたとして謝罪のコメントを出した。フューリーの地元メディア「ボクシングニュース」によるとフューリーは騒動の場に立ち会っておらず、乱闘後に複数の英国メディアの囲み取材に応じたフューリーは「俺は何も見ていない。この騒ぎは自分にとって何の影響もない」と主張し、「(父の負傷について)今回の頭の切り傷よりもっとひどいものを見たことがある」と冷静に語った。

2024年5月14日、サウジアラビア・リヤドのブルーバード・リヤドシティでオープニングセレモニーが行われた。先にステージに立ったフューリーは「オレクサンドル・ウシクはグレートな選手。オリンピックの金メダリストで、クルーザー級で4団体統一チャンピオンになり、ヘビー級でも世界チャンピオンに就いた。しかし彼は不幸にもグレートなタイソン・フューリーと対戦しなければならない。今は私の時代だ。土曜日の夜、それが実証される」とコメント。一方、ウシクは「土曜日は2度目の比類なきチャンピオンに就くチャンスが訪れる特別の日だ。私の国にとってとても重要なこと。ファン、ウクライナのソルジャーたちに本当に感謝している」と語った[42]

2024年5月16日、フューリーとウシクが記者会見に臨んだ。ウシクは「歴史をつくりましょう」と短くコメントし、フューリーは「良い戦いをする準備はできている。それが厳しくても簡単でも。言うことは何もない」と語るも、フューリーはあくまで正面に顔を向け、ウシクの目を合わせることもなくフェイスオフを拒否する姿勢を示した[43]

2024年5月17日、サウジアラビア・リヤドで世界ヘビー級4団体王座統一戦の前日計量が行われ、フューリーが262ポンド(118.8kg)と、前戦より15.7ポンド(7.1kg)軽く過去5年間で最軽量記録を更新、ウシクが233.5ポンド(105.9kg)と、前戦よりも12.6ポンド(5.7kg)重くプロキャリア最重量記録を更新し計量をパスした[44]

対戦カード

階級 契約 vs. 結果 ラウンド 時間 Notes
ヘビー級 224 lbs. ウクライナの旗 オレクサンドル・ウシク (C) def. イギリスの旗 タイソン・フューリー (C) 判定2-1 12R - Note 1
クルーザー級 200 lbs. オーストラリアの旗 ジェイ・オペタイア (C) def. ラトビアの旗 マイリス・ブリエディス 判定3-0 12R - Note 2
スーパーフェザー級 130 lbs. アイルランドの旗 アンソニー・カカーチェ (C) def. イギリスの旗 ジョー・コルディナ (C) TKO 8R 0:39 Note 3
ヘビー級 224 lbs. ドイツの旗 アギト・カバエル(英語版) def. キューバの旗 フランク・サンチェス (C) KO 7R 2:33 Note 4
ヘビー級 224 lbs. イギリスの旗 モーゼス・イタウマ def. ドイツの旗 イリヤ・メゼンツェフ TKO 2R 0:50 Note 5
ライト級 135 lbs. イギリスの旗 マーク・チェンバレン def. ナイジェリアの旗 ジョシュア・ワハブ TKO 1R 2:42 Note 6
クルーザー級 200 lbs. スウェーデンの旗 ロビン・サファル def. ロシアの旗 セルゲイ・コバレフ 判定3-0 10R -
クルーザー級 200 lbs. ニュージーランドの旗 デビッド・ニカ def. ドイツの旗 マイケル・セイツ TKO 4R 2:45 Note 7
ライトヘビー級 175 lbs. ウクライナの旗 ダニエル・ラピン def. ポルトガルの旗 オクタビオ・プディビトル KO 1R 1:47 Note 8
フェザー級 126 lbs. イギリスの旗 アイザック・ロウ def. アフガニスタンの旗 ハシブラ・アフマディ 判定 10R -

^Note 1 WBAWBCIBFWBOIBO世界ヘビー級王座統一戦、リングマガジン世界ヘビー級タイトルマッチ
^Note 2 リングマガジン世界クルーザー級タイトルマッチ、IBF世界クルーザー級王座決定戦
^Note 3 IBF・IBO世界スーパーフェザー級王座統一戦
^Note 4 NABO・WBCアメリカ大陸ヘビー級タイトルマッチ、WBC世界ヘビー級挑戦者決定戦
^Note 5 WBOインターコンチネンタルヘビー級王座決定戦
^Note 6 WBCライト級シルバー王座決定戦
^Note 7 IBFインターナショナルクルーザー級王座決定戦
^Note 8 WBAインターコンチネンタルライトヘビー級王座決定戦

採点表

英国ボクシング管理委員会
公式採点表
王座:WBAWBCIBFWBOIBO世界ヘビー級王座統一戦・リングマガジン世界ヘビー級タイトルマッチ   主審:マーク・ネルソン(アメリカ合衆国:WBA)   立会人:カルロス・チャベス(WBA:ベネズエラ,チャンピオンシップ委員会委員長兼ランキング委員会委員長)
マウリシオ・スレイマン(WBC:メキシコ,WBC会長)
ダリル・ピープルズ(IBF:アメリカ合衆国,IBF会長)
フランシスコ・バルカルセル(WBO:プエルトリコ,WBO会長)
エドワード・レビン(IBO:アメリカ合衆国,IBO会長)
開催日:2024年5月18日 会場:サウジアラビアリヤドキングダム・アリーナ 主催:トップランク
クィーンズ・ベリー・プロモーションズ
ウシク・ボクシング・プロモーションズ
K2プロモーションズ・ウクライナ
スキル・チャレンジ・エンターテイメント
リヤド・シーズン
タイソン・フューリー オレクサンドル・ウシク タイソン・フューリー オレクサンドル・ウシク タイソン・フューリー オレクサンドル・ウシク
RS TS TS RS RS TS TS RS RS TS TS RS
1     1       1  
               
副審:マヌエル・オリバー・パロモ(スペイン:4団体) 副審:クレイグ・メトカーフ(カナダ:4団体及びIBO) 副審:マイク・フィッツジェラルド(アメリカ合衆国:4団体及びIBO)
処分: 減点: 結果:


放送

国/地域 地上波放送 ケーブル・衛星放送 PPV ネット配信
日本の旗 日本 N/A DAZN N/A
アメリカ合衆国の旗 アメリカ N/A ESPN+ N/A
イギリスの旗 イギリス N/A Sky Sports N/A

脚注

  1. ^ DAZN 史上初の4団体統一世界ヘビー級王座戦「タイソン・フューリー vs オレクサンドル・ウシク」をPPV配信 スポニチアネックス 2024年5月14日
  2. ^ ヒューリー歴史的勝利! 統一王者クリチコを攻略 Boxing News(ボクシングニュース) 2015年11月29日
  3. ^ ヒューリー王座はく奪、IBFヘビー級は決定戦へ Boxing News(ボクシングニュース) 2015年12月9日
  4. ^ 渦中のヒューリー、WBAとWBO王座を返上 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年10月13日
  5. ^ ワイルダー2度倒しヒューリーとドロー 注目ヘビー級戦は早くもリマッチが話題に Boxing News(ボクシングニュース) 2018年12月2日
  6. ^ フューリーがワイルダーを圧倒!WBCヘビー級再戦は7回TKO決着 Boxing News(ボクシングニュース) 2020年2月23日
  7. ^ “Oleksandr Usyk outclasses Anthony Joshua to win world heavyweight titles and wreck Tyson Fury fight plans”. YahooSports (2021年9月26日). 2021年9月26日閲覧。
  8. ^ ヘビー級3冠戦 ジョシュア陥落! ウシクが王者を翻弄して金メダリスト対決制す Boxing News(ボクシングニュース) 2021年9月26日
  9. ^ WBCヘビー級戦ダウン応酬5度! フューリーがワイルダーに11回KO勝ちで返り討ち Boxing News(ボクシングニュース) 2021年10月10日
  10. ^ WBCヘビー級王者フューリー「これで最後になるかもしれない」9万4000観衆前で豪快TKO勝ち Boxing News(ボクシングニュース) 2022年4月24日
  11. ^ “THE STAGE IS SET Inside the King Abdullah Sports City Stadium and why the 10,000 capacity venue is better for Usyk than Anthony Joshua Wally Downes Jr”. The Sun (2022年8月19日). 2022年8月29日閲覧。
  12. ^ ウシクが2-1判定でヘビー級3冠防衛 ジョシュアは第1戦から改善するも及ばず Boxing News(ボクシングニュース) 2022年8月21日
  13. ^ どうなる?ヘビー級戦線 3冠防衛のウシクはフューリー戦希望 ジョシュアは12月復帰プラン Boxing News(ボクシングニュース) 2022年8月22日
  14. ^ フューリーにチゾラ戦決定のニュース 12.3ロンドン 来年ウシクと4団体統一戦? Boxing News(ボクシングニュース) 2022年10月19日
  15. ^ “Tyson Fury vows 2023 will be biggest year of his career after beating Derek Chisora”. BBC (2022年12月4日). 2022年12月4日閲覧。
  16. ^ WBCヘビー級王者フューリーが10回TKO防衛 3団体統一王者ウシクとフェイスオフ Boxing News(ボクシングニュース) 2022年12月4日
  17. ^ ヘビー級王者タイソン・フューリーがV3防衛「次はお前だぞ」3団体統一王者ウシクの前で快勝 日刊スポーツ2022年12月4日
  18. ^ ヘビー級3団体統一王者ウシク WBAがデュボア戦指令も目指すはフューリー戦 Boxing News(ボクシングニュース) 2022年12月17日
  19. ^ アラム氏明言 史上初のヘビー級4団体統一戦 フューリーvs.ウシクは来年4月までに実現 Boxing News(ボクシングニュース) 2022年12月21日
  20. ^ 「ぽっこりお腹はどこだ?」 ボクシングヘビー級王者のライバル挑発に海外反響「面白い」 THE ANSWER 2023年1月11日
  21. ^ ヘビー級4団体統一戦 ウシクとフューリーついに合意のニュース 4.29ウェンブリー・スタジアム Boxing News(ボクシングニュース) 2023年3月11日
  22. ^ ヘビー級4団体統一戦 フューリーとウシクは交渉決裂 ウシクはデュボアと防衛戦か Boxing News(ボクシングニュース) 2023年3月24日
  23. ^ “ヘビー級4団体統一戦 フューリーとウシクは交渉決裂 ウシクはデュボアと防衛戦か”. ボクシングニュース (2023年3月24日). 2023年3月30日閲覧。
  24. ^ “再び交渉決裂…フューリーvsウシクが実現しない理由と次戦の選択肢”. スポーティングニュース (2023年3月23日). 2023年3月30日閲覧。
  25. ^ “Fury: Usyk, You And Your Team Are Worth 30 Percent; You Either Take It Or Leave It”. Boxing Scene.com (2023年3月10日). 2023年4月1日閲覧。
  26. ^ ウシクがデュボアを9回KO ヘビー級3団体王座防衛でフューリーと統一戦希望 Boxing News(ボクシングニュース) 2023年8月27日
  27. ^ “Tyson Fury vs. Oleksandr Usyk Confirmed, Will Land at The Kingdom Arena”. Boxing Scene.com (2023年9月29日). 2023年12月24日閲覧。
  28. ^ “Sources: Tyson Fury, Oleksandr Usyk sign on for winter showdown”. ESPN.com (2023年9月29日). 2023年12月24日閲覧。
  29. ^ Tyson Fury vs Francis Ngannou LIVE Blog: Fury wins by controversial split decision Marca 2023年10月29日
  30. ^ フューリーまさかのダウン挽回で薄氷勝利 ガヌー健闘 試合後ウシクがリングイン Boxing News(ボクシングニュース) 2023年10月29日
  31. ^ WBCヘビー級王者フューリー、ダウンの苦戦で冷や汗の僅差判定勝ち 元UFC王者ガヌー善戦 日刊スポーツ 2023年10月29日
  32. ^ フューリーvs.ウシク ヘビー級4団体統一戦は来年まで延期 Boxing News(ボクシングニュース) 2023年11月1日
  33. ^ フューリーとウシク 史上初のヘビー級4団体統一戦は2.17サウジアラビア確定 Boxing News(ボクシングニュース) 2023年11月15日
  34. ^ ”フューリーvsウシク”ヘビー級4団体統一戦は2.17とESPN報道!ウシクは引退試合と示唆 イーファイト 2023年11月15日
  35. ^ ヘビー級4団体統一戦発表 フューリーとウシクがフェイスオフで火花 Boxing News(ボクシングニュース) 2023年11月17日
  36. ^ フューリー対ウシクは2月17日開催 ヘビー級4団体統一戦 AFPBB News 2023年11月17日
  37. ^ ヘビー級4団体統一戦会見で暴走フューリーがウシク威嚇 英BBC「ふざけた態度で怒らせた」 東スポWEB 2023年11月17日
  38. ^ 2024ヘビー級戦線 ジョシュアはIBF決定戦か 最終目標はフューリーとウシクの勝者 Boxing News(ボクシングニュース) 2024年1月2日
  39. ^ フューリー負傷 ウシクとのヘビー級4団体統一戦延期 2.17ウシクは別選手と防衛戦か Boxing News(ボクシングニュース) 2024年2月3日
  40. ^ フューリー負傷で延期のヘビー級4団体統一戦 ウシク戦は3カ月延期で仕切り直し Boxing News(ボクシングニュース) 2024年2月4日
  41. ^ フューリー父が頭突き流血の惨事!ウシク陣営と乱闘騒ぎに=ボクシング・ヘビー級統一王座戦 イーファイト 2024年5月14日
  42. ^ 史上初 ヘビー級4団体統一戦まであと4日 フューリーとウシクがリヤド入り Boxing News(ボクシングニュース) 2024年5月15日
  43. ^ ヘビー級4団体統一戦に臨むフューリーに異変か ウシクと恒例のフェースオフを拒否 東スポWEB 2024年5月17日
  44. ^ 絞ったフューリーか、キャリア最重量のウシクか ヘビー級4団体統一戦あすゴング 体重差13キロ Boxing News(ボクシングニュース) 2024年5月18日

関連項目

外部リンク

  • 試合カード
  • Tapologyによる試合結果
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井上尚弥 対 マーロン・タパレス戦
ボクシング世界4団体王座統一戦
2024年5月18日
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アルツール・ベテルビエフ 対 ディミトリー・ビボル戦
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フランシス・ガヌー戦
タイソン・フューリーの試合
2024年5月18日
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ダニエル・デュボア戦
オレクサンドル・ウシクの試合
2024年5月18日
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