ナターシャ・ジョナス
基本情報 | |
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本名 | ナターシャ・ポーラ・ジョナス Natasha Paula Jonas |
階級 | スーパーウェルター級 |
身長 | 173cm |
国籍 | イギリス |
誕生日 | (1984-06-18) 1984年6月18日(40歳) |
出身地 | イングランド・リヴァプール |
スタイル | サウスポー |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 18 |
勝ち | 15 |
KO勝ち | 9 |
敗け | 2 |
引き分け | 1 |
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ナターシャ・ポーラ・ジョナス(Natasha Paula Jonas、1984年6月18日 - )は、イギリスの女子プロボクサーである。イングランド・リヴァプール出身。元WBO・WBC・IBF女子世界スーパーウェルター級統一王者、IBF世界ウェルター級王者。
プロサッカー選手のニキータ・パリス(英語版)は妹[1]。
経歴
アマチュア時代
2012年世界選手権で銅メダル獲得。
同年に母国で開催されたロンドンオリンピックにもイギリス代表として出場し、1回戦でアメリカのクアニッタ・アンダーウッドに勝利するが、準々決勝でケイティー・テイラーに敗れメダル獲得ならず[2]。
2014年欧州選手権で銀メダル獲得。しかし、リオデジャネイロオリンピック出場は逃した。
プロ時代
2017年6月23日、Monika Antonik戦でプロデビューし1回TKO勝利。
2018年4月21日、プロ6戦目で初タイトルとなるWBA女子インターナショナルスーパーフェザー級王座獲得。
2018年8月4日、ヴィヴィアン・オベナウフ(英語版)を迎え初防衛戦に臨むが、4回TKOで敗れ王座陥落。
再起して3連勝後、2020年8月7日、テリー・ハーパーが持つWBC・IBO女子世界スーパーフェザー級王座に挑むが、引き分けで王座奪取ならず。
2021年5月1日、ケイティー・テイラーが持つWBA・WBC・IBF・WBO女子世界ライト級統一王座に挑むが、10回0-3判定負け。
2021年11月20日、Vaida Masiokaiteに6回判定勝利で再起。
2022年2月19日、クラレッサ・シールズの返上により空位となったWBO女子世界スーパーウェルター級王座決定戦として元IBF王者クリス・ナムスと対戦し、2回TKOで降し初の世界タイトル獲得となった。
2022年9月3日、WBC王者パトリシア・ベルグルトとの王座統一戦に挑み、3-0判定でWBO王座初防衛とともにWBC王座との統一に成功した[3]。
2022年11月12日、IBF王者マリエ=イブ・ディケアーとの王座統一戦に挑み、3-0判定でWBC王座初防衛、WBO王座の2度目の防衛とともにIBF王座との統一に成功した[4]。
2023年7月1日、マンチェスター・アリーナにてIBF女子世界ウェルター級前王者ジェシカ・マッキャスキルの規定違反に伴う王座剥奪により空位となったIBF王座決定戦としてカンディ・ワイヤット(英語版)と対戦し、8回TKOで勝利し2階級制覇達成[5]。試合後、ジョナスは3団体の女子世界スーパーウェルター級王座を全て返上した。
2024年1月20日、地元リヴァプールにて元2階級世界王者ミカエラ・メイヤーを迎えてIBF女子世界ウェルター級王座の初防衛戦を行い、10回2-1(96-94、93-97、96-95)判定勝ちで初防衛に成功した[6]。
戦績
- アマチュア:
- プロ:18戦 15勝 9KO 2敗 1分
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
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1 | 2017年6月23日 | ☆ | 1R 1:32 | TKO | Monika Antonik | ポーランド | プロデビュー戦 |
2 | 2017年9月30日 | ☆ | 4R 1:17 | TKO | Bojana Libiszewska | ポーランド | |
3 | 2017年10月13日 | ☆ | 3R 1:23 | TKO | Marianna Gulyas | ハンガリー | |
4 | 2017年12月16日 | ☆ | 2R 1:21 | KO | Katarina Vistica | クロアチア | |
5 | 2018年2月25日 | ☆ | 6R | 判定 | Karina Szmalenberg | クロアチア | |
6 | 2018年4月21日 | ☆ | 7R 1:44 | TKO | Taoussy L'Hadji | フランス | WBA女子インターナショナルスーパーフェザー級王座獲得 |
7 | 2018年8月4日 | ★ | 4R 1:42 | TKO | ヴィヴィアン・オベナウフ(英語版) | ブラジル | WBAインターナショナル王座陥落 |
8 | 2019年3月30日 | ☆ | 6R | 判定 | Feriche Mashaury | タンザニア | |
9 | 2019年7月12日 | ☆ | 4R 1:07 | TKO | Bec Connolly | イギリス | |
10 | 2019年11月15日 | ☆ | 2R 0:30 | TKO | Bianka Majlath | ハンガリー | |
11 | 2020年8月7日 | △ | 10R | 判定1-1 | テリー・ハーパー | イギリス | WBC・IBO女子世界スーパーフェザー級タイトルマッチ |
12 | 2021年5月1日 | ★ | 10R | 判定0-3 | ケイティー・テイラー | イラン | WBA・WBC・IBF・WBO女子世界ライト級タイトルマッチ |
13 | 2021年11月20日 | ☆ | 16R | 判定 | Vaida Masiokaite | リトアニア | |
14 | 2022年2月19日 | ☆ | 2R 0:28 | TKO | クリス・ナムス | ウルグアイ | WBO女子世界スーパーウェルター級王座獲得 |
15 | 2022年9月3日 | ☆ | 10R | 判定3-0 | パトリシア・ベルグルト | スウェーデン | WBC・WBO女子世界スーパーウェルター級王座統一戦 WBC王座獲得・WBO防衛1 |
16 | 2022年11月12日 | ☆ | 10R | 判定3-0 | マリエ=イブ・ディケアー | カナダ | WBC・IBF・WBO女子世界スーパーウェルター級王座統一戦 IBF獲得・WBC防衛1・WBO防衛2 |
17 | 2023年7月1日 | ☆ | 8R 0:33 | TKO | カンディ・ワイヤット(英語版) | カナダ | IBF女子世界ウェルター級王座獲得 |
18 | 2024年1月20日 | ☆ | 10R | 判定2-1 | ミカエラ・メイヤー | アメリカ合衆国 | IBF女子世界ウェルター級王座防衛1 |
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獲得タイトル
- WBA女子インターナショナルスーパーフェザー級王座
- 第5代WBO女子世界スーパーウェルター級王座(防衛2=返上)
- 第9代WBC女子世界スーパーウェルター級王座(防衛1=返上)
- IBF女子世界スーパーウェルター級王座(防衛0=返上)
- IBF女子世界ウェルター級王座(防衛1)
脚注
- ^ Creighton, Jessica (6 August 2013). “Natasha Jonas: From dinner scraps to Olympic boxing battles”. BBC Sport. https://www.bbc.com/sport/0/get-inspired/23579610 21 July 2015閲覧。
- ^ “Olympic women's boxing: Katie Taylor beats Britain's Natasha Jonas”. The Guardian. https://www.theguardian.com/sport/2012/aug/06/olympic-womens-boxing-taylor-britain-jonas 22 July 2015閲覧。
- ^ \Newspaper=BBC “Natasha Jonas: Briton beats Patricia Berghult to become unified super-welterweight world champion” (英語). (2022年9月3日). https://www.bbc.co.uk/sport/boxing/62750250 \Newspaper=BBC 2022年10月21日閲覧。
- ^ “Natasha Jonas defeats Marie-Eve Dicaire to unify the IBF, WBC and WBO super-welterweight world titles”. Sky Sports. (2022年11月13日). https://www.skysports.com/boxing/news/12183/12745678/natasha-jonas-defeats-marie-eve-dicaire-to-unify-the-ibf-wbc-and-wbo-super-welterweight-world-titles
- ^ “Natasha Jonas: Liverpool fighter becomes two-weight world champion with TKO win against Kandi Wyatt”. BBC Sport. (2023年7月1日). https://www.bbc.com/sport/boxing/66035037 2023年7月10日閲覧。
- ^ “ジョナスがメイヤーの猛進振り切る 2-1判定でIBF女子ウェルター級V1”. BOXING NEWS(ボクシング・ニュース). (2024年1月21日). https://boxingnews.jp/news/105619/
関連項目
- 女子ボクサー一覧
- 世界ボクシング機構(WBO)女子世界王者一覧
- 世界ボクシング評議会(WBC)女子世界王者一覧
- 国際ボクシング連盟(IBF)女子世界王者一覧
- 兄弟スポーツ選手一覧
- 統一世界王者
- ボクシング現女子王者一覧
外部リンク
- ナターシャ・ジョナスの戦績 - BoxRec(英語)
空位 前タイトル保持者 クラレッサ・シールズ | 第5代WBO女子世界スーパーウェルター級王者 2022年11月12日 - 2023年7月(返上) | 空位 次タイトル獲得者 エマ・コズィン |
前王者 パトリシア・ベルグルト | 第9代WBC女子世界スーパーウェルター級王者 2022年11月12日 - 2023年7月(返上) | 空位 次タイトル獲得者 エマ・コズィン |
前王者 マリエ=イブ・ディケアー | IBF女子世界スーパーウェルター級王者 2022年11月12日 - 2023年7月(返上) | 空位 次タイトル獲得者 フェムケ・ハーマンズ |
空位 前タイトル保持者 ジェシカ・マッキャスキル | IBF女子世界ウェルター級王者 2023年7月1日 - 現在 | 次王者 N/A |