ハスバノニン

ハスバノニン
別称
Hasubanonine
識別情報
CAS登録番号 1805-85-2
PubChem 442246
ChemSpider 390731 チェック
  • O=C4C(\OC)=C(\OC)[C@]23N(CC[C@@]3(c1c(ccc(OC)c1OC)CC2)C4)C
  • InChI=1S/C21H27NO5/c1-22-11-10-20-12-14(23)17(25-3)19(27-5)21(20,22)9-8-13-6-7-15(24-2)18(26-4)16(13)20/h6-7H,8-12H2,1-5H3/t20-,21+/m0/s1 チェック
    Key: DXUSNRCTWFHYFS-LEWJYISDSA-N チェック
  • InChI=1/C21H27NO5/c1-22-11-10-20-12-14(23)17(25-3)19(27-5)21(20,22)9-8-13-6-7-15(24-2)18(26-4)16(13)20/h6-7H,8-12H2,1-5H3/t20-,21+/m0/s1
    Key: DXUSNRCTWFHYFS-LEWJYISDBB
特性
化学式 C21H27NO5
モル質量 373.19 g/mol
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ハスバノニン(Hasubanonine)は、ハスバナンアルカロイドの1つである。イソキノリン構造を持ち、分子式はC21H27NO5である[1]。天然物のエナンチオマー鎮痛剤の候補として研究されている[2]

(-)-ハスバノニンや関連する天然物の(-)-ルナニン、(-)-デラバイン、(+)-ペリグラウシンBのエナンチオ選択的全合成は、2011年にイェール大学のSeth Herzonらによって初めて行われた[3]

出典

  1. ^ Hasubanonine
  2. ^ Deseret News - Chemists hoping to ease pain
  3. ^ Herzon, S. B.; Calandra, N. A.; King, S. M. Angew. Chem. Int. Ed. 2011, 1:5 (12 September 2011), doi:10.1002/anie.201102226