ベレッタCx4

ベレッタCx4
Cx4 Storm
ベレッタCx4
種類 半自動小銃
製造国 イタリアの旗 イタリア
設計・製造 ベレッタ
年代 21世紀
仕様
種別 カービン
口径 9mm
.40(約10mm)
.45(約11.43mm)
銃身長 422mm(短銃身モデルも有)
使用弾薬 9x19mmパラベラム弾
9x21mm IMI弾
.40S&W弾
.45ACP弾
装弾数 8発/10発/11発/15発/20発(箱型弾倉
作動方式 ブローバック(セミオート)
全長 755-810mm(ストックにアダプターを装着可能)
重量 2,575g
歴史 
製造期間 2003年-
配備先 アメリカの警察警備機関など。その他法的執行機関、民間人。
バリエーション Mx4
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ベレッタCx4: Beretta Cx4)は、イタリアベレッタ社により、民間市場および法執行機関向けに開発された自動小銃である。カテゴリーこそ自動小銃に位置するものの、実包ライフル弾ではなくピストル弾を使用する。Stormファミリーで最初に発表された。デザイナーはベレッタ9000Sも担当したジョルジェット・ジウジアーロ。前述の通り、民間市場および法執行機関向けの銃であるため、フルオート(連射)機能はMx4を除き、初めから無い[1]

概要

Cx4 Stormは、ベレッタ社が販売する自動拳銃との共用を目的として開発された。そのため、同社の92/96/98M8000シリーズ、そして、同じStormファミリーであるPx4マガジンに合わせた8モデルが存在する。冷間鍛造により造られた16.6インチバレルにはクロムメッキ処理が施され、腐食への耐久性などが向上した。デザイン上、全体がやわらかになっているのは威圧感を軽減するためである。

バリエーション

Cx4の「C」は「Caliber(口径)」(「カービン」の意味も含めていると思われる)、「x4」は「4種類」を意味し、その名の通りバレル、ボルト、マガジンアダプターを交換するだけで4種類の弾薬を使用することができる。また、排莢方向も分解すればすぐに左右の入れ替えが可能である。

9x19mmモデル
Px4シリーズ・92M8000に対応した3モデル。
9x21mm IMIモデル
98に対応した1モデル。イタリアでは民間人は9x19mm弾を使用できないので、9x21mm IMI弾を使用する。
.40S&Wモデル
Px4シリーズ・96・M8040に対応した。

登場作品

ゲーム

WarRock
「Cx4Storm」という名前で登場。サブマシンガン系で唯一ダットサイトが使える。フルオート。現在は課金アイテムのSpecial Weapon Boxの景品として入手可能。
ゴーストリコン アドバンスウォーファイター2
プレイヤーの使用する銃器として登場。4.6x30mm弾を使用し、セミ・バースト・フル3段階の発射モードを持つ。また、名称はCx4 Stormだが本体はMx4 Stormである。
コール オブ デューティ ブラックオプス3
「VMP」の名称で近代化改修を施したものが登場する。
『バトルフィールドシリーズ』
BF4
工兵の初期武器として「MX4」の名称で登場。レートが高く、近距離では高い火力を誇る。
BFH
メカニックの武器として「MX4」の名称で登場。近距離火力に優れ低反動、更に装弾数も拡張マガジンで36発と多く、バランスのいい武器。
レインボーシックス シージ
DLC第9弾「OPERATION PARA BELLUM(オペレーション・パラベラム)」で登場した防衛オペレーター「アリバイ」の武器として登場。低反動高レート低ダメージ。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 誤射による第三者、人質および味方の被害を防ぐためだけではなく弾薬の節約などの理由がある。また、法執行機関では(最近はも)市街地でフルオート(連射)機能はあまり使われずセミオート(単射)機能での射撃が基本である。

関連項目

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、ベレッタCx4に関連するメディアがあります。
  • Beretta Italia - 公式サイト
  • Beretta USA - アメリカ法人公式サイト
  • Modern Firearms
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