ミノタウロスV

ミノタウロスV

機能 使い捨て型ロケット
製造 オービタル・サイエンシズ
開発国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
大きさ
直径 2.67 m
段数 5
積載量
GTOへの
ペイロード
532 kg
TLIへの
ペイロード
342 kg
関連するロケット
シリーズ ミノタウロス
打ち上げ実績
状態 運用中
射場 ヴァンデンバーグSLC-8
MARSLP-0B
コディアックLP-1
総打ち上げ回数 1
成功 1
初打ち上げ 2013年9月7日
1 段 - SR-118
エンジン 1
推力 1607kN
燃焼時間 83 sec
燃料 固体
2 段 - SR-119
エンジン 1
推力 1365kN
燃焼時間 54 sec
燃料 固体
3 段 - SR-120
エンジン 1
推力 329kN
燃焼時間 62 sec
燃料 固体
4 段 - Star-48V
エンジン 1
推力 64kN
燃焼時間 84 sec
燃料 固体
5 段 (ベースライン) - Star-37FM
エンジン 1
推力 47.26kN
燃焼時間 63 sec
燃料 固体
5 段 (オプショナル) - Star-37FMV
エンジン 1
推力
燃料 固体

ミノタウロスV(Minotaur V)はアメリカ合衆国使い捨て型ロケットミノタウロスIVの発展系で、ミノタウロスIV自体はピースキーパーミサイルの派生系である。オービタル・サイエンシズが開発を行い、初飛行として2013年9月7日にアメリカ航空宇宙局 (NASA) の月探査機LADEE(英語版)を打ち上げた。

ミノタウロスVは5段ロケットで、ペイロード投入能力は静止トランスファ軌道に640kgまで、あるいは月遷移軌道に447kgまでとなるよう設計されている。ミノタウロスIV+に5段目としてスター37を搭載する。スター37にはスピン安定型のスター37FMと、3軸安定型のスター37FMVの2つのバージョンがある。

ミノタウロスVの打上げに適用可能な射場として、ヴァンデンバーグ空軍基地LC-8中部大西洋地域宇宙基地のPad 0B、およびコディアック打上げ基地のPad 1があるが、2009年の段階で中部大西洋地域宇宙基地以外からの打上げ予定はない。

参考文献

  • Krebs, Gunter. “Minotaur-3/-4/-5 (OSP-2 Peacekeeper SLV)”. Gunter's Space Page. 2009年4月28日閲覧。
  • “Fact Sheet”. Minotaur V. Orbital Sciences Corporation. 2009年4月28日閲覧。
各国テンプレート
  • ソビエト連邦の旗/ロシアの旗ソ連・ロシアのロケット
  • アメリカ合衆国の旗アメリカのロケット
  • 欧州連合の旗欧州のロケット
  • 日本の旗日本のロケット
  • 中華人民共和国の旗中国のロケット
  • インドの旗インドのロケット
その他のロケット
  • ウクライナの旗ウクライナ: ゼニット - ツィクロン - ドニエプル
  • イスラエルの旗イスラエル: シャヴィト
  • ブラジルの旗ブラジル: VLS-1 - VLM
  • 朝鮮民主主義人民共和国の旗北朝鮮: 白頭山1号 - 銀河2号 - 銀河3号・光明星号
  • イランの旗イラン: サフィール - シムルグ
  • 大韓民国の旗韓国: 羅老 - ヌリ
  • ニュージーランドの旗ニュージーランド: エレクトロン
  • インドネシアの旗インドネシア: RPS-420
一覧
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