ミハウ・クフャトコフスキ

ミハウ・クフャトコフスキ
Michał Kwiatkowski
個人情報
本名 Michał Kwiatkowski
ミハウ・クフャトコフスキ
愛称 : Flowerman(花男), : Kwiato, kwiatek (花)[1]
生年月日 (1990-06-02) 1990年6月2日(33歳)
国籍 ポーランドの旗 ポーランド
身長 1.76 m (5 ft 9+12 in)
体重 68 kg (150 lb; 10.7 st)
チーム情報
所属 イネオス・グレナディアス
分野 ロードレース
役割 選手
特徴 クラシックスペシャリスト
タイムトライアルスペシャリスト
オールラウンダー
プロ所属チーム
2010
2011
2012-2015
2016-
カハ・ルラル
チーム・レディオシャック
クイックステップ
チーム・スカイ
グランツール最高成績
主要レース勝利

世界選手権
個人ロードレース(2014)

ポーランドの旗 ポーランド選手権
 個人ロードレース (2013,2018)
 個人タイムトライアル (2014,2017,2023)
ストラーデ・ビアンケ (2014,2017)
アムステルゴールドレース (2015,2022)
E3・ハレルベーク (2016)
ミラノ〜サンレモ (2017)
クラシカ・サンセバスティアン (2017)
ティレーノ〜アドリアティコ
 総合優勝(2018)
ツール・ド・ポローニュ
 総合優勝(2018)
 ポイント賞(2018)
 区間通算2勝
ツール・ド・フランス
 区間通算2勝
クリテリウム・デュ・ドーフィネ
 区間通算1勝
パリ〜ニース
 ポイント賞(2019)
獲得メダル
ポーランドの旗 ポーランド
男子 自転車競技
世界選手権自転車競技大会
2014 ポンフェラーダ 個人ロード
最終更新日
2023年7月15日

ミハウ・クフャトコフスキ[2](Michał Kwiatkowski、1990年6月2日 - )は、ポーランドクヤヴィ=ポモージェ県ヂャウィニ(英語版、ポーランド語版)又はヘウムジャ(英語版、ポーランド語版)[3]出身の自転車競技(ロードレース)選手。名は「ミカル」、姓は「クヴィアトコヴスキ」「クヴィアトコウスキー」「クウィアトコウスキー」「クフィアトコフスキ」等とも書かれる。

経歴

2010年カハ・ルラルと契約。

2011年チーム・レディオシャックに移籍。

2012年オメガファーマ・クイックステップに移籍。ツール・ド・ポローニュにて総合2位と健闘する[4]

2014年、バスク一周にて得意のTTで順位を上げ、総合2位を獲得[5]ツール・ド・ロマンディのプロローグとなる個人タイムトライアルにてUCIワールドツアー初のステージ勝利を挙げる[6]。 そして、シーズン後半の一大決戦となる世界選手権にてアタックを決め優勝。ポーランド人初のロード世界王者となった[7]

2015年、アムステルゴールドレースにてUCIワールドツアーワンデーレース初優勝を挙げる[8]

2016年、チーム・スカイに移籍。E3・ハレルベークにて新旧世界チャンピオンの一騎打ちを制し、優勝[9]

2017年、UCIワールドツアーに格上げされたストラーデ・ビアンケにて二度目の優勝[10]。続く、ミラノ〜サンレモでは世界チャンピオンペーター・サガンを破り優勝し、モニュメント初制覇[11]

2018年は春先から二つのステージレースで総合優勝し、シーズン初頭から好調な走りを見せる。ツール・ド・フランスではゲラント・トーマスクリス・フルームのダブルエースを献身的にアシストし、トーマスを総合優勝に、フルームを総合3位へ導く。初の総合優勝を狙った母国開催のツール・ド・ポローニュでは区間二連勝を飾り狙い通り個人総合優勝を果たした。

2020年はツール・ド・フランスにアシストとして参加したが、エースのエガン・ベルナルが第17ステージを前に途中棄権したことを受け、チームはステージ優勝狙いに移行。第18ステージ終盤、超級山岳の山頂手前でチームメイトのリチャル・カラパスと2人で先頭に立つと、後続を寄せ付けずそのままゴールへ。肩を組んでフィニッシュラインを越え、少し前に出たクフィアトコフスキがグランツール初勝利を挙げた[12]

主な戦績

2007年

  • カップ・オブ・グルズィアズ・タウン・プレジデント ジュニア部門 総合優勝
  • ピース・レース・ジュニア 総合優勝

2008年

2009年

  • ポーランドの旗 ポーランド選手権 U23部門・個人ロードレース 優勝
  • ツール・ド・スロバキア 区間優勝(第2ステージ)

2010年

2011年

2012年

2013年

2014年

2015年

2016年

2017年

2018年

2019年

2020年

2022年

2023年

  • ポーランドの旗 ポーランド選手権 優勝(個人タイムトライアル)
  • ツール・ド・フランス区間優勝(第13ステージ)、敢闘賞(第13ステージ)

 

脚註

  1. ^ “Michal Kwiatkowski”. Template:Ct. Decolef. 2014年10月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年7月10日閲覧。
  2. ^ 発音例 - Forvo
  3. ^ eurosport.onet.
  4. ^ ツール・ド・ポローニュ2012第7ステージ デゲンコルブが雨の最終スプリント制覇 モゼールが第69代覇者に輝く - cyclowired
  5. ^ ブエルタ・アル・パイスバスコ2014第6ステージ マルティンが最終TTで2勝目 リードを広げたコンタドールが総合優勝
  6. ^ ツール・ド・ロマンディ2014プロローグ 「この勝利はサプライズ」 クヴィアトコウスキーがロマンディのプロローグを制覇 - cyclowired
  7. ^ ロード世界選手権2014ロードレース エリート男子 雨の世界選でクヴィアトコウスキーが虹を掴む 日本勢は苦戦を強いられる - cyclowired
  8. ^ アムステルゴールド・レース2015 世界王者クヴィアトコウスキーがアムステルでアルカンシェル初勝利 - cyclowired
  9. ^ E3ハーレルベーケ2016 新旧世界チャンピオンの一騎打ち クヴィアトコウスキーがサガンを下す - cyclowired
  10. ^ ストラーデビアンケ2017 雨の未舗装レースで元世界王者が独走 クウィアトコウスキーが2度目の勝利 - cyclowired
  11. ^ ミラノ〜サンレモ2017 新旧世界王者の息呑む接戦 サガンとアラフィリップを下したクウィアトコウスキー初勝利 - cyclowired
  12. ^ “ツール・ド・フランス2020 第18ステージ アルプス最終日にイネオスがワンツー クフィアトが勝利し、カラパスがマイヨアポワ獲得”. cyclowired (2020年9月18日). 2020年9月21日閲覧。

参考文献

  • ミハウ・クフャトコフスキ - サイクリングアーカイヴス(英語)
  • ミハウ・クフャトコフスキ - Olympedia(英語) ウィキデータを編集
  • Michal Kwiatkowski - ロンドンオリンピック公式サイト(英語)
2019年 チーム・イネオス 陣容
   

イタリアの旗レオナルド・バッソ(英語版)
コロンビアの旗エガン・ベルナル
スペインの旗ホナタン・カストロビエホ
スペインの旗ダビド・デラクルス
イギリスの旗オウェイン・ドゥル(英語版)
アイルランドの旗エディ・ダンバー(英語版)

コロンビアの旗セバスティアン・エナオ・ゴメス(英語版)
ベラルーシの旗ヴァシル・キリエンカ
ドイツの旗クリスティアン・クネース
ポーランドの旗ミハウ・クフャトコフスキ
イギリスの旗クリストファー・ローレス(英語版)
イタリアの旗ジャンニ・モスコン

ゼネラルマネジャー : イギリスの旗  デヴィッド・ブレイルスフォード(英語版)                    チーム・ウェブサイト : teamineos.com/
世界自転車選手権男子エリート個人ロードレース優勝者
   

1927年  イタリア王国の旗  アルフレッド・ビンダ
1928年  ベルギーの旗  ジョルジュ・ロンス
1929年  ベルギーの旗  ジョルジュ・ロンス
1930年  イタリア王国の旗  アルフレッド・ビンダ
1931年  イタリア王国の旗  レアルコ・グエッラ
1932年  イタリア王国の旗  アルフレッド・ビンダ
1933年  フランスの旗  ジョルジュ・スペシェ
1934年  ベルギーの旗  カレル・カールス
1935年  ベルギーの旗  ジャン・アールツ
1936年  フランスの旗  アントナン・マーニュ
1937年  ベルギーの旗  エロワ・ムランベール
1938年  ベルギーの旗  マルセル・キント
1939年  ×未開催
1940年  ×未開催
1941年  ×未開催
1942年  ×未開催
1943年  ×未開催
1944年  ×未開催
1945年  ×未開催
1946年  スイスの旗  ハンス・クネヒト
1947年  オランダの旗  テオ・ミデルカンプ
1948年  ベルギーの旗  アルベリック・スホット
1949年  ベルギーの旗  リック・バンステーンベルヘン

1950年  ベルギーの旗  アルベリック・スホット
1951年  スイスの旗  フェルディナント・キュプラー
1952年  ドイツの旗  ハインツ・ミュラー
1953年  イタリアの旗  ファウスト・コッピ
1954年  フランスの旗  ルイゾン・ボベ
1955年  ベルギーの旗  スタン・オケルス
1956年  ベルギーの旗  リック・バンステーンベルヘン
1957年  ベルギーの旗  リック・バンステーンベルヘン
1958年  イタリアの旗  エルコーレ・バルディーニ
1959年  フランスの旗  アンドレ・ダリガード
1960年  ベルギーの旗  リック・ファン・ローイ
1961年  ベルギーの旗  リック・ファン・ローイ
1962年  フランスの旗  ジャン・スタブリンスキ
1963年  ベルギーの旗  ブノニ・ブエイ
1964年  オランダの旗  ヤン・ヤンセン
1965年  イギリスの旗  トム・シンプソン
1966年  ドイツの旗  ルディ・アルティヒ
1967年  ベルギーの旗  エディ・メルクス
1968年  イタリアの旗  ヴィットリオ・アドルニ
1969年  オランダの旗  ハーム・オッテンブロス
1970年  ベルギーの旗  ジャンピエール・モンセレ
1971年  ベルギーの旗  エディ・メルクス
1972年  イタリアの旗  マリーノ・バッソ
1973年  イタリアの旗  フェリーチェ・ジモンディ
1974年  ベルギーの旗  エディ・メルクス
1975年  オランダの旗  ハニー・クイパー
1976年  ベルギーの旗  フレディ・マルテンス
1977年  イタリアの旗  フランチェスコ・モゼール
1978年  オランダの旗  ヘリー・クネットマン
1979年  オランダの旗  ヤン・ラース

1980年  フランスの旗  ベルナール・イノー
1981年  ベルギーの旗  フレディ・マルテンス
1982年  イタリアの旗  ジュゼッペ・サローニ
1983年  アメリカ合衆国の旗  グレッグ・レモン
1984年  ベルギーの旗  クロード・クリケリオン
1985年  オランダの旗  ヨープ・ズートメルク
1986年  イタリアの旗  モレノ・アルゼンティン
1987年  アイルランドの旗  ステファン・ロシュ
1988年  イタリアの旗  マウリツィオ・フォンドリエスト
1989年  アメリカ合衆国の旗  グレッグ・レモン
1990年  ベルギーの旗  ルディー・ダーネンス
1991年  イタリアの旗  ジャンニ・ブーニョ
1992年  イタリアの旗  ジャンニ・ブーニョ
1993年  アメリカ合衆国の旗  ランス・アームストロング
1994年  フランスの旗  リュク・ルブラン
1995年  スペインの旗  アブラハム・オラーノ
1996年  ベルギーの旗  ヨハン・ムセウ
1997年  フランスの旗  ローラン・ブロシャール
1998年  スイスの旗  オスカル・カーメンツィント
1999年  スペインの旗  オスカル・フレイレ
2000年  ラトビアの旗  ロマーンス・ヴァインシュタインス
2001年  スペインの旗  オスカル・フレイレ
2002年  イタリアの旗  マリオ・チポリーニ
2003年  スペインの旗  イゴル・アスタルロア
2004年  スペインの旗  オスカル・フレイレ
2005年  ベルギーの旗  トム・ボーネン
2006年  イタリアの旗  パオロ・ベッティーニ
2007年  イタリアの旗  パオロ・ベッティーニ
2008年  イタリアの旗  アレッサンドロ・バッラン
2009年  オーストラリアの旗  カデル・エヴァンス

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