モロ

曖昧さ回避 モロ」のその他の用法については「モロ (曖昧さ回避)」をご覧ください。
伝統的な打楽器を演奏するモロ族の男性。
モロ人の分布。赤が現在の分布、薄黄色が歴史的支配地

モロ: Moro)とはフィリピンスールー諸島パラワン島ミンダナオ島マギンダナオ州等)などの島に分布するムスリムの総称で、現在およそ250万人いるといわれている。

歴史

フィリピンに到達し、初めて彼らと接触したスペイン人により一括してモロ人(「ムーア人」の意。レコンキスタ当時のスペイン人によるアラブ人やムスリムの総称)と呼ばれるようになった。

スペイン人来航時にはフィリピン全域を支配していたが、300年に及ぶモロ戦争(英語版)で衰微してしまった。

米比戦争モロの反乱(英語版)

  • en:Peace process with the Bangsamoro in the Philippines
  • バンサモロ暫定自治政府[1]
  • en:North Borneo dispute
  • en:Bangsamoro declaration of independence
  • en:Zamboanga City crisis

産業

生業も集団により交易漁業農業と違いがある。

民族

実際には言語文化を異にする複数の集団から成る。

  • マギンダナオ族
  • バジャウ族(英語版)
  • サマール人(英語版)
  • ヤカン人(英語版)
  • タウスグ人(英語版)
  • マラナオ人(英語版)
  • バンサモロ

言語

宗教

詳細は「en:Islam in the Philippines」を参照

関連組織

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 落合直之 (2021年11月10日). “ミンダナオ和平-分断を乗り越えて(視点・論点)”. 2022年1月6日閲覧。

関連項目

典拠管理データベース ウィキデータを編集
  • İslâm Ansiklopedisi