ライセニア・ガラセ

ライセニア・ガラセ(2004年)

ライセニア・ガラセLaisenia Qarase、1941年2月4日 - 2020年4月21日)は、フィジーの政治家。同国首相、暫定首相を務めた。

経歴

1941年生まれ。公務員の後、フィジー開発銀行頭取を務めた[1]

2000年5月のジョージ・スペイト(英語版)によるクーデターで暫定政権の首班に据えられ、暫定首相を7カ月ほど務めた後、正式な首相となった。しかし2006年に今度は自らがフランク・バイニマラマ軍司令官によるクーデターによって首相の座を追われた[1][2]

その後、1990年代の資金乱用疑惑で2012年に1年間投獄されたが、ガラセは政治的なものであるとして容疑を否認した[2]

2020年4月19日に首都スバにある病院に入院し、4月21日に79歳で死去した[2]


関連項目

出典

  1. ^ a b “Laisenia Qarase, former Fiji Prime Minister, dies in Suva after short illness”. Stuff. (2020年4月21日). https://www.stuff.co.nz/tarana/121161905/laisenia-qarase-former-fiji-prime-minister-dies-in-suva-after-short-illness 2020年4月22日閲覧。 
  2. ^ a b c “Laisenia Qarase, former Fiji PM bookended by coups, dies at 79”. ラジオ・ニュージーランド. (2020年4月21日). https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/414735/laisenia-qarase-former-fiji-pm-bookended-by-coups-dies-at-79 2020年4月22日閲覧。 


公職
先代
テヴィタ・モモエドヌ(英語版)
フィジーの旗 フィジー諸島共和国首相
第8代:2001 - 2006
次代
チョネ・セニランガカリ
先代
マヘンドラ・チョードリー(英語版)
フィジーの旗 フィジー諸島共和国首相
(暫定)2000 - 2001
次代
テヴィタ・モモエドヌ(英語版)
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