レゴン

歴史

レゴンは「ガムラン伴奏による舞踊芸術」を意味する合成語で、そもそもは少年たちが女装で踊る宮廷舞踊を指していた。その後、バリではオランダ植民地時代のクビヤールの流行時にサンヒャン・ドゥダリ(憑依舞踊)の特徴が取り入れられ、今日見られるようなレゴン(レゴン・クラトン)の舞踊様式が成立した。

レゴンの種類

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レゴン・ラッサム

ラッサム王の物語。レゴン・ラッサムは、通常のレゴンにチョンドン(女官、侍女)が加わり、3人の少女によって踊られる。

レゴン・クンティール

ラーマヤーナ』のスバリとスグリワの物語をベースに、熟達した踊り子によって踊られる。

レゴン・ジョボグ

『ラーマヤーナ』のスバリとスグリワの物語のなかでも2人の戦いをベースに、やはり熟練した踊り子によって踊られる。

レゴン・スマラダナ

愛の神・スマラとその妻である月の女神・ラティを題材にした物語。最後には、魔女ランダが現れる。

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