ヴェネト語

曖昧さ回避 ウェネティ語」とは異なります。
ヴェネト語
vèneto、łéngua vèneta
話される国 イタリアの旗 イタリア
クロアチアの旗 クロアチア
スロベニアの旗 スロベニア
モンテネグロの旗 モンテネグロ
ブラジルの旗 ブラジル
メキシコの旗 メキシコ
 ルーマニア
地域 ヴェネト州
フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州
トレント自治県
イストリア半島
話者数 3,852,500人
言語系統
表記体系 ラテン文字
言語コード
ISO 639-3 vec
消滅危険度評価
Vulnerable (Moseley 2010)
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ヴェネト語(ヴェネトご、vèneto、łéngua vèneta)またはベネト語(ベネトご)は、イタリアヴェネツィアなどで話されている言語。代表都市名でもあり、この地を長く治めていたヴェネツィア共和国の名からヴェネツィア語(ヴェネツィアご)[1]ベネチア語(ベネチアご)とも呼ばれる。

歴史

ヴェネト語の歴史は、5世紀ごろにヴェネト人がゲルマン系民族などに追われてヴェネツィアに避難したことから始まる。

ヴェネツィア人の避難以後、ヴェネツィア共和国の発展とともに言語も発展していく。

19世紀にヴェネツィア共和国が消滅し、イタリア共和国の領土になるとヴェネツィアではイタリア語を基本とするようになった。

他方、ヴェネツィア人は19世紀末期にヴェネツィアから世界に移住するようになった。そしてその移住先のブラジル、メキシコ、ルーマニアでヴェネト語コミュニティを構築した。そのコミュニティーは今でも続いている。

現在では、共和国時代のヴェネト語とイタリア語の1方言としてのヴェネツィア方言は基本的に別物として扱われている。なお、「Ciao」などイタリア語に逆に取り込まれた語もある。

ヴェネト州マロースティカで行われる人間チェスでは、ヴェネト語で指示するのが通例となっている。

言語名別称

  • Italian
  • Venet
  • Venetian

方言

  • Tretine (vec-tre)
  • Venetian Proper (vec-ven)
  • Triestino (vec-tri)
  • Bisiacco (vec-bis)
  • Istrian (vec-ist)

脚注

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参考文献

  • G・ボンファンテ、野上素一「イタリア語論」『イタリア学会誌』第18号、イタリア学会、1970年1月20日、8-21頁、NAID 110002959062。 

関連項目

外部リンク

ヴェネト語版ウィキペディアがあります。
  • Ethnologue report for language code vec (英語) - エスノローグ
  • LL-Map
  • MultiTree
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