万年野党

曖昧さ回避 この項目では、非営利団体について説明しています。昭和期の日本において「万年野党」と揶揄された政党については「日本社会党」をご覧ください。
特定非営利活動法人万年野党
国籍 日本の旗 日本
格付 特定非営利活動法人
法人番号 7010405012434 ウィキデータを編集
設立日 2014年1月6日
代表者 宮内義彦(理事長)
郵便番号 107-0061
事務所 日本の旗 日本
東京都港区北青山一丁目2番3号
青山ビル9階
会費 一般会員 5000円/年
学生会員 3000円/年
関係する人物 宮内義彦高橋洋一竹中平蔵岸博幸原英史、磯山友幸、高橋亮平など
外部リンク http://yatoojp.com/
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特定非営利活動法人万年野党(まんねんやとう)は「政策監視NPO」というコンセプトをもとに設立された。「政府の監視機能」が日本では十分にされていないということを問題意識に持つ。「国会外の野党」になり、本来ならば野党やマスコミが果たすべき役割である監視機能の補完を行うとしている。日本共産党や社会民主党(旧日本社会党)、立憲民主党、国民民主党といった既存政党との関係はない。

概要

  • 2014年1月6日に設立
  • 「政策の監視・対案の表示」「国会議員の評価」を具体的な活動とする(他にも、地方自治体の政策の監視、対案提示・政策監視などの役割を果たせる人材の育成)
  • 前身である政策監視会議では、数々の緊急提言会を行ってきた
  • 「国会議員三ツ星データブック」を国会の会期毎に発行
  • 「国会議員質問力評価」を行い、国会議員の質問の質を図るプロジェクトも実施(一般からも広く参加を募る)
  • エグゼクティブランチという著名人とランチできる企画なども行う

組織

アドバイザリーボード

政策の監視・対案の表示

前身である政策監視会議の時から、数々の緊急提言会を行ってきた。

テーマ

「東電処理に関する緊急提言会」、「タクシー規制に関する提言説明会」、「薬事法改正に関する緊急提言説明会」、「若者政治参加特区(被選挙権年齢引き下げ)に関する緊急提言説明会」、「会社法改正に関する緊急提言説明会」、「国家公務員制度改革に関する緊急提言説明会」など

国会議員の評価

国会議員三ツ星データブック

国会議員の国会での活動実績を定量的に示す。基準は、質問回数、質問時間、質問主意書議員立法の提出回数など。国会での活動が優秀な国会議員に星印(☆)をつけるという、ミシュランガイドの手法を参考にしたもの。国会議員に選ばれながら、任期中国会でほとんど発言しない議員がいることを発見したのが発行のきっかけ。衆議院議員会館の売店等で購入も可能。万年野党会員となれば、無料で提供される。

三ツ星に選ばれた議員の例

所属政党はいずれも当時

第185回国会
大熊利昭みんなの党)、後藤祐一(民主党)、重徳和彦(日本維新の会)、玉木雄一郎(民主党)、長妻昭(民主党)、中根康浩(民主党)、福島みずほ(社会民主党)

参考資料

  • 万年野党ホームページ
  • 万年野党活動日誌 現代ビジネス 2014年3月17日
  • 舛添都知事候補は軽視 「天下り天国」東京のふざけた実態 日刊ゲンダイ 2014年2月4日
  • 『184・185国会版 国会議員三ツ星データブック【2013年7〜12月質問王ランキング】』 メタ・ブレーン 2014年

出典

  1. ^ a b c “「万年野党」が結党大会開催でついに本格始動!政財界の改革派大物が議論した「国会リストラ」をレポート”. 現代ビジネス (2014年5月29日). 2014年6月15日閲覧。

外部リンク

  • 万年野党ホームページ
  • 万年野党活動日誌 - 現代ビジネス