上野 章波(うえの しょうは、生没年不詳)とは、江戸時代の浮世絵師。
来歴
師系不明。作画期は明和2年(1765年)から翌年頃にかけてとされる。鈴木春信風の中判錦絵「小原女」が作として知られており、これには「上野章波画」の落款と「奇友」という人物の作として「小はら女や 月のけふとて すゝき売(うり)」の句が記されている。
参考文献
- 藤懸静也 『贈訂浮世絵』 雄山閣、1973年 ※国立国会図書館デジタルコレクションに本文あり。117頁、94コマ目。
- 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年