丸山剛毅

獲得メダル
日本の旗 日本
柔道
グランドスラム
2015 バクー 81kg級
世界ジュニア
2011 ケープタウン 81kg級

丸山 剛毅(まるやま ごうき、1992年4月5日 - )は、宮崎県宮崎市出身の、日本柔道選手である。階級は81kg級。身長173cm。得意技は内股。現在はパーク24所属[1]。父親はバルセロナオリンピックの柔道65kg級で7位となった丸山顕志[2]。1つ年下の弟である丸山城志郎は2019年に世界選手権66㎏級で優勝した[3][4]

人物

5歳の時に柔道を始めた[1]。小学校6年の時に全国少年柔道大会の個人戦で5位、団体戦でも弟とともに活躍して3位になった[1]全日本選抜少年柔道大会小学生の部では個人戦で優勝すると、団体戦でも弟とともに活躍して優勝を飾った[1]相原中学3年の時には全国中学校柔道大会の団体戦では3位だったものの個人戦90kg級では優勝を果たした。ちなみに、この時は弟の城志郎も60kg級で優勝して兄弟優勝を成し遂げた[1]桐蔭学園高校2年の時には全国高等学校柔道選手権大会90kg級で優勝した[1]。3年の時にはインターハイは3位に終わったが、全日本ジュニアでは優勝を果たして世界ジュニアに出場するも3回戦で敗れた[1]

天理大学に進学後は階級を81kg級に変更した。1年の時には全日本ジュニアで優勝すると、世界ジュニアでも決勝でロシアの選手に内股で一本勝ちして優勝を果たした[1][5]。3年の時には体重別決勝で大学の1年先輩である安田知史を指導2で破り初優勝を飾った[6]。4年の時にはヨーロッパオープン・ローマで優勝を飾った[7]

2015年4月からはパーク24の所属になると、体重別では3位に終わり世界選手権代表には選出されなかったが、世界団体のメンバーに選ばれた[8]。5月のグランドスラム・バクーでは3位となった。8月の世界団体では準決勝のドイツ戦で勝利して、チームの優勝に貢献した[9]。11月のグランプリ・青島では決勝で韓国の王己春と対戦すると、指導1でリードしながらその後守勢となって終了と同時に指導1が与えられて追いつかれると、GSに入ってから技ありを取られて2位に終わった[10]。2018年8月には実業個人選手権の決勝で元世界チャンピオンである旭化成永瀬貴規を内股で破って優勝した[11]。2019年の実業個人選手権では2連覇を達成した[12]。2020年10月の講道館杯では決勝で同僚の小原拳哉に技ありで敗れて2位だった[13]。2022年には泰山学舎の所属になると、10月の講道館杯では3位になった[14]。その後、キヨナガの所属となった。2023年4月の体重別初戦で敗れた後に現役引退を表明した[15]

戦績

(出典[1]、JudoInside.com)

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i 「柔道全日本強化選手名鑑 2017」近代柔道 ベースボールマガジン社、2017年4月号
  2. ^ 柔道選手紹介 丸山 剛毅(まるやま ごうき)
  3. ^ 丸山初優勝、阿部一V3逃す=阿部詩が連覇-世界柔道 時事通信 2019年8月26日
  4. ^ プロフィール
  5. ^ 太田、丸山が優勝 柔道世界ジュニア サンケイスポーツ 2011年11月6日
  6. ^ 世界見据える丸山=全日本選抜体重別柔道 時事通信 2013年5月12日
  7. ^ 男子日本勢、4階級で優勝=柔道 時事通信 2015年2月16日
  8. ^ 世界選手権の団体戦メンバーに王子谷ら 日刊スポーツ 2015年4月29日
  9. ^ 日本、団体で男女アベック優勝 柔道世界選手権 日本経済新聞 2015年8月30日
  10. ^ Qingdao Grand Prix 2015, China - DAY 2
  11. ^ 松本、復帰後初の個人戦準V=中村は2回戦敗退 時事通信 2018年8月25日
  12. ^ 丸山剛毅、弟の世界一に発奮「一歩でも近づけるように」/柔道 サンケイスポーツ 2019年9月14日
  13. ^ 2020年度講道館杯全日本柔道体重別選手権大会
  14. ^ 2022年度講道館杯全日本柔道体重別選手権大会
  15. ^ 「やりきれた。後悔はない」柔道・丸山剛毅が第一線を退く意向を表明 西日本スポーツ 2023年4月1日

関連項目

外部リンク

  • 丸山剛毅 - JudoInside.com (英語)Edit on Wikidata
  • 丸山剛毅 - 国際柔道連盟 (英語)Edit on Wikidata
  • 丸山 剛毅(ごうき)さん | 青葉区 | タウンニュース
  • 相武館吉田道場