京王デハ1760形電車

クハ1258(旧デハ1761)

京王デハ1760形電車(けいおうデハ1760がたでんしゃ)は、京王帝都電鉄井の頭線で使用されていた電車である。

概要

サハ1763

京王の東京急行電鉄大東急)からの分離後初の井の頭線用車両。1950年に日本車輌製造でデハ1761 - 1763の3両が製造された。

外観はデハ1710形に準じた18m級両運転台、窓配置はd1D4D4D1d、片開き3扉の非貫通型車体で、前面裾の左右にはアンチクライマーがある。

1963年8月の京王線架線電圧1500V昇圧に伴い、電動貨車デニ200形デト210形、支線用中型車220系に機器を供出するため、デハ1560形とともに1761・1762の電装解除と片側の運転台撤去・貫通化改造がされ、クハ1250形1258・1259に改番された。

1763は引き続き増結用などに使用されていたが、1969年に電装解除と両側の運転台撤去・貫通化改造がされ、サハ1760形1763に形式が変更された。

3両とも1980年に廃車、解体されている。

諸元

京王電鉄 京王電鉄車両

現有車両

京王線
井の頭線

1000系II

導入予定

京王線

営業用車 : 2000系II

過去の車両

京王線
京王電気軌道
井の頭線

クハ(サハ)1250形クハ→サハ1251 - 1257・ クハ1258・1259) - デハ→サハ1560形 - デハ1660形 - デハ→サハ1760形 - デハ1800形・サハ1300形 - デハ1900形 - デニ100形 - 1000系I - 3000系
帝都電鉄引継車 : デハ1400形・クハ→サハ1200形 - クハ1500形

関連項目

グリーン車