今泉文子
今泉 文子(いまいずみ ふみこ、1944年1月18日[1]- )は、日本のドイツ文学者。立正大学名誉教授。ノヴァーリスが専門。
概要
東京都生まれ。1974年東京大学大学院独文科博士課程単位取得退学。1977年名古屋市立大学助教授、1980年立正大学教養部助教授、1982年教授、経済学部教授[2]。2014年定年退任、名誉教授。
著書
- 『幻想文学空間 世紀転換期のベルリン・ウィーン・プラハ』ありな書房 1985
- 『鏡の中のロマン主義』勁草書房 1989
- 『ミュンヘン倒錯の都 「芸術の都」からヒトラー都市へ』筑摩書房 1992
- 『ロマン主義の誕生 ノヴァーリスとイェーナの前衛たち』平凡社選書 1999
- 『ノヴァーリスの彼方へ ロマン主義と現代』勁草書房 2002
- 『ノヴァーリス 詩と思索』勁草書房 2021
翻訳
- エルンスト・ブロッホ『トーマス・ミュンツァー 革命の神学者』樋口大介共訳 国文社 アウロラ叢書 1982
- 『ドイツ・ロマン派全集 第1巻 ティーク』「愛の魔法」国書刊行会 1983
- 『ドイツ・ロマン派全集 第2巻 ノヴァーリス』「ザイスの弟子たち」国書刊行会 1983
- S.J.シュミット『テクスト詩学の原理』菊池武弘共訳 勁草書房 1984
- ガルサン・チナグ『草原情歌』文藝春秋 1995
- 『ノヴァーリス作品集』全3冊、ちくま文庫 2006-2007
- 1サイスの弟子たち・断章、2青い花・略伝、3夜の讃歌・断章・日記
- 『ドイツ幻想小説傑作選 ロマン派の森から』編訳 ちくま文庫 2010
- ノヴァーリス『夜の讃歌・サイスの弟子たち 他一編』岩波文庫 2015。他は「花粉」
論文
- Cinii