原田環

原田 環(はらだ たまき、1946年 - )は、日本の歴史学者県立広島大学名誉教授。専門は朝鮮近現代史、近代東アジア国際関係史。博士(文学)(広島大学、1994年)。

略歴

岡山県落合町出身。岡山大学法文学部卒業。広島大学大学院博士課程修了。京都大学東京外国語大学などの非常勤講師、ソウル大学客員研究員、島根大学教育学部助教授、広島女子大学国際文化学部教授、県立広島女子大学国際文化学部教授、同人間文化学部教授を歴任。2012年定年退職。

この他学外では、第1期日韓歴史共同研究委員会(2002年〜2005年)委員、第2期日韓歴史共同研究委員会(2007年〜2010年)委員などを務める。

1994年 広島大学 文学博士 論文の題は「朝鮮の開国と近代化」[1]

著書

単著

  • 『朝鮮の開国と近代化』(溪水社、1997年)

共編著

  • 崔吉城)『植民地の朝鮮と台湾 歴史・文化人類学的研究』(第一書房、2007年)

論文

※後に単著に収録されたものは除く

雑誌論文

  • 「第二次日韓協約調印と大韓帝国皇帝高宗」(『青丘学術論集』24、2004年)

単行本所収論文

  • 「東アジアの国際関係とその近代化―朝鮮と越南―」(日韓歴史共同研究委員会編『日韓歴史共同研究報告書 第3分科篇』上巻、2005年)
  • 「大韓国国制と第二次日韓協約反対運動―大韓帝国の国のあり方―」(日韓歴史共同研究委員会編『日韓歴史共同研究報告書 第2期 第3分科会篇』、2010年)

脚注

  1. ^ 博士論文書誌データベース

外部リンク

  • 原田 環 - 県立広島女子大学
  • 「冬のソナタ」ブームと「親日究明法」 広島女子大 原田環教授に聞く - ウェイバックマシン(2004年10月30日アーカイブ分)
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