堂役

晩課の聖入の場面。イコノスタシスの王門前にて。右に輔祭、中央に司祭、左(司祭後方)に堂役が二人、写っている。堂役はステハリを着用しているが、輔祭もステハリを着用し、その上からオラリ(大帯)を掛けている(2009年)。(2009年

堂役(どうえき)は、神品機密を経ない、男性の信徒が勤める正教会教衆教役者である。カトリック教会聖公会の侍者に相当する。

奉神礼での役割として、司祷者の指示に従い奉神礼の流れに合わせ、主に至聖所での神品の動作を輔佐する。火や油や聖餅(聖パン)など、扱う物が種々に亙る。聖所と至聖所をつなぐイコノスタシスの扉は北門と南門を用い、中央の王門は用いない。

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