大高前駅

大高前駅*
駅跡地にあるホームを模したモニュメント
だいこうまえ
DAIKOMAE
乃木神社前 (2.1 km)
(0.9 km) 大田原
地図
所在地 栃木県大田原市紫塚
北緯36度52分25.96秒 東経140度1分1.34秒 / 北緯36.8738778度 東経140.0170389度 / 36.8738778; 140.0170389座標: 北緯36度52分25.96秒 東経140度1分1.34秒 / 北緯36.8738778度 東経140.0170389度 / 36.8738778; 140.0170389
所属事業者 東野鉄道(現・東野交通
所属路線 東野鉄道線
キロ程 3.7 km(西那須野駅起点)
開業年月日 1933年昭和8年)8月17日
廃止年月日 1968年(昭和43年)12月16日
* 1951年(昭和26年)に成田山前から改称。
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大高前駅(だいこうまええき)は、かつて栃木県大田原市紫塚にあった東野鉄道廃駅)である。

歴史

  • 1933年昭和8年)8月17日成田山前駅として開業。
  • 1940年(昭和15年)3月4日乃木神社前、中田原、白旗城跡前と共に廃止申請が行われる[1](昭和14年の調べでは1日の利用者は25人であったが大田原中学校(現在の大田原高等学校)が在ったため存続が決まった[2]。)
  • 1951年(昭和26年):成田山前駅を大高前駅へ改称。
  • 1968年(昭和43年)12月16日:廃止。

駅構造

単式ホーム1面1線の地上駅

駅周辺

駅名の「大高」とは栃木県立大田原高等学校を指す略称である[注釈 1]

駅のプラットホームから降りて線路をわたり、経塚稲荷神社(成田山方向)に向かう参道には、コンクリート製の石碑があり「経塚稲荷神社」と表記されている。現在、民家の塀に挟まれてはいるが、文字は判読できる状態である。

  • 栃木県立大田原高等学校(2009年10月)
    栃木県立大田原高等学校(2009年10月)
  • 経塚稲荷神社(2009年10月)
    経塚稲荷神社(2009年10月)
  • 栃木県大田原警察署(2009年9月)
    栃木県大田原警察署(2009年9月)

現状

跡地付近には駅のホームを模したモニュメントがある。また大田原駅方面はぽっぽ通りの終端となる「ポッポ公園」と隣接している。

隣の駅

東野鉄道
東野線
乃木神社前駅 - 大高前駅 - 大田原駅

脚注

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注釈

  1. ^ 栃木県立大田原高等学校1951年高等学校となって以降に作られた校歌(泉漾太郎作詞)でも「大高」という略称が使われている。なお、当駅が成田山前駅として開業した当時、大田原高校は旧制中学校(栃木県立大田原中學校)であり、当時の校歌(葛原しげる作詞)では「大中」と称した。
    泉漾太郎. “大田原高校校歌”. 栃木県立大田原高等学校ホームページ. 栃木県立大田原高等学校. 2009年9月5日閲覧。
    葛原しげる. “旧校歌(大田原中學校校歌)”. 栃木県立大田原高等学校ホームページ. 栃木県立大田原高等学校. 2009年9月5日閲覧。

出典

  1. ^ 那須野ヶ原の鉄道100年史編集委員会 編『那須野ヶ原の鉄道100年史』那須野ヶ原開拓史研究会、1986年12月1日、171頁頁。 
  2. ^ 『東野鉄道の時代』大田原市那須与一伝承館、2012年、4、61頁

参考文献

他の駅との距離については以下の文献を用いた。

  • 那須野ヶ原の鉄道100年史編集委員会 編『那須野ヶ原の鉄道100年史』那須野ヶ原開拓史研究会、1986年12月1日、138頁頁。 

関連項目

ウィキメディア・コモンズには、大高前駅に関連するカテゴリがあります。
 

西那須野 - 乃木神社前 - 大高前 - 大田原 - 中田原 - 金丸原 - 白旗城址前 - 黒羽 - 狭原 - 湯津上 - 笠石前 - 佐良土 - 那須小川


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