子守唄シリーズ

子守唄シリーズ』(こもりうたシリーズ、Samurai's Lullaby series)は、日本映画のシリーズ。主演千葉真一監督鷹森立一脚本:池田雄一、製作東映

概要

渡世人の遠藤文吾(千葉真一)と息子の健一(下沢広之)が旅しながら、絆と愛情を深めていく作品[1][2]東京から雪国そして木曽へ親子が旅するロードムービー[3]、キャリアを重ねてきた千葉の演技力が評価されて大ヒットし[4]、全三作が製作される好評シリーズとなった[3]。一作目と二作目では一節太郎ダブルミリオン「浪曲子守唄」を劇中で流し[1][5]、三作目は一節の「出世子守唄」が流される歌謡映画でもあり、一節は全作を歌手として出演した。

作品

浪曲子守唄

詳細は「浪曲子守唄」を参照

続 浪曲子守唄

詳細は「続 浪曲子守唄」を参照

出世子守唄

  • 出演 - 千葉真一・小畠絹子・小川知子・下沢広之・一節太郎・川津祐介丹波哲郎
  • 監督 - 鷹森立一
  • 脚本 - 池田雄一
  • 製作 - 東映
  • 公開 - 1967年10月21日(日本の旗
詳細は「出世子守唄」を参照

製作

千葉真一は役作りの一環として、劇中に流れる楽曲を頻繁に聴いていた[6]。下沢広之が配役されたのは、スタッフから幾人かの候補者を見せられ、どの子が良さそうかと聞かれた千葉が下沢を選んだからで、光るものがあったと述べている[7]。本作が下沢の映画初出演となった[8]

参考文献

  • 千葉真一「第5章 受け継がれる武士道」『千葉流 サムライへの道』(初版第1刷)ぶんか社、2010年9月20日。ISBN 4821142694。OCLC 662404923。 

脚注

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  1. ^ a b 東映チャンネル『浪曲子守唄』
  2. ^ 『浪曲子守唄』 - 日本映画製作者連盟
  3. ^ a b 『出世子守唄』 - 日本映画製作者連盟
  4. ^ “香港で出会った大スター 「千葉空手」生んだブルース・リーの死(1/2ページ)”. ZAKZAK. 【今だから明かす あの映画のウラ舞台】. 産業経済新聞社. p. 1 (2016年3月18日). 2016年6月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年6月27日閲覧。
  5. ^ 「歌手・一節太郎さん『浪曲子守唄』(新潟よ:42)」『朝日新聞』(朝刊)、朝日新聞社新潟県、1999年3月6日。
  6. ^ 「今月のズームアップ / 20人が証言する裸の千葉真一」『月刊平凡』第26巻第3号、平凡出版、1970年3月1日、112頁。 
  7. ^ 「真田広之が5歳の時、父子として『浪曲子守唄』で共演」、197頁。
  8. ^ 「真田広之が5歳の時、父子として『浪曲子守唄』で共演」、196頁。

関連項目

外部リンク

  • “浪曲子守唄”. 東映チャンネル. 2024年4月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月9日閲覧。
項目
映画
国内
主演
兼務
助演
海外
主演
兼務
  • HAKEN 覇拳 ふりむけば修羅
  • 地雷原 A mine field.
助演
番組
TVfilm
主演
兼務
助演
ドラマ
国内
主演
助演
海外
  • 風雲
  • 風雲争霸
演劇
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兼務
助演
OV
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