尊厳党 (エジプト)

尊厳党(そんげんとう、アラビア語: حزب الكرامة‎、英語: Dignity Party)またはカラーマ党は、エジプトナーセル主義(英語版)(アラブ民族主義アラブ社会主義を含む思想。ナーセルも参照)の左派政党。1996年にハムディーン・サッバーヒーによって設立され、ムバーラク政権下で再三、政党委員会に認可を申請したが却下され続け、エジプト革命後の2011年8月に政党認可を受けた。現党首は、ムハンマド・サーミー。

2011年から2012年にかけて行われた人民議会選挙では、ムスリム同胞団が創設した自由と公正党を中心とする「民主連合」に加わって戦い、6議席を獲得した。その後、創設者サッバーヒーは大統領選挙にも立候補し[1]、第一回投票で3位に入るなど善戦した[2]

脚注

  1. ^ “Al-Karama (Dignity Party)”. Guide to Egypt's Transition. Carnegie Endowment for International Peace. 2013年10月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年5月6日閲覧。
  2. ^ “Relive Mursi's, Shafiq's long road to the runoff round2012”. ahramonline. 2012年5月26日閲覧。
代議院(エジプト下院)

(政党に加盟しない無所属議員124名を除く472議席について、以下の政党が議席を持つ)
国家未来党(英語版)(316) - 共和人民党(英語版)(50) -新ワフド党(26) - 祖国防衛党(英語版)(23) - 現代のエジプト(英語版)(11) -改革発展党(9) - エジプト社会民主党(7) - 自由党(英語版)(7) -会議党(英語版)(7) -ヌール党(7) -国民統一進歩党(6) -国民統一進歩党(6)-正義党(2)-世代の意志党(1)

参議院(エジプト上院)

(政党に加盟しない無所属議員88名を除く212議席について、以下の政党が議席を持つ)
国家未来党(英語版)(149) - 共和人民党(英語版)(17) - 祖国防衛党(英語版)(11) -新ワフド党(10) -国民統一進歩党(4) - 現代のエジプト(英語版)(4) -改革発展党(3) -エジプト社会民主党(3) -会議党(英語版)(3) -エジプト愛国運動(英語版)(2) -ヌール党(2) -世代の意志党(1)-自由なエジプト(1)-サダト民主党(1)-正義党(1)

議席の無い政党

潮流党 - 民主世代党 - 民主戦線党 - 民主連合党 - エジプト青年党 - エジプト共産党 - ガド党 - エジプト2000党 - 立憲党 - エジプト緑の党 - 国民和解党 - 人民民主党 - 革命社会主義者 - 自由社会立憲党 - 青年エジプト党 - 社会正義党 -エジプト社会党 -連帯党 - ウンマ党 - 労働者民主党 - 若きエジプト党-自由エジプト人党 - 保守党(英語版)- 民主平和党(英語版)- - 我が祖国エジプト(英語版)- アラブ社会主義・ナーセル主義者党(英語版)- 革命防衛党(英語版)(1) -

非合法政党

国民民主党(2011年に非合法化)
自由と公正党(2014年に非合法化)

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