岩原スキー場前駅

岩原スキー場前駅
駅舎(2021年7月)
いわっぱらすきーじょうまえ*
Iwappara Skiing Ground**
越後中里 (3.7 km)
(3.1 km) 越後湯沢
地図
所在地 新潟県南魚沼郡湯沢町大字土樽
北緯36度55分27.67秒 東経138度50分21.83秒 / 北緯36.9243528度 東経138.8393972度 / 36.9243528; 138.8393972 (岩原スキー場前駅)座標: 北緯36度55分27.67秒 東経138度50分21.83秒 / 北緯36.9243528度 東経138.8393972度 / 36.9243528; 138.8393972 (岩原スキー場前駅)
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 上越線
キロ程 91.1 km(高崎起点)
電報略号 スキ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1933年昭和8年)12月8日[1]***
備考 無人駅乗車駅証明書発行機 有)
* 開業時から1956年までは「いわはらすきーじょうまえ」で呼称。
**かつてはIwappara-skijōmaeとも表記。
*** 1946年 - 1952年の間は一時廃止
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岩原スキー場前駅(いわっぱらスキーじょうまええき)は、新潟県南魚沼郡湯沢町大字土樽にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)上越線である。

歴史

駅構造

単式ホーム2面2線を有する地上駅駅舎のある北側から見てホーム、線路、ホーム、線路の順に並ぶ配置となっており、のりばは北側が高崎方面、南側が長岡方面である。両ホームを連絡する通路は構内には無い。高崎方面ホームには駅舎から出入りするが、長岡方面のホームへは地下通路から出入りする。地下通路出入口は、駅舎近くの駅構外にある。

臨時駅として冬季のみ開設されていたが、駅近くの新潟県立六日町高校湯沢分校が独立して新潟県立湯沢高等学校(2008年に廃校)が出来たことから、1981年昭和56年)9月1日から通年停車駅となった。

越後湯沢駅管理の無人駅。駅舎内には窓口があるが閉鎖されており、その傍らに乗車駅証明書発行機が設置されている。昭和末期まで冬季のみ駅員が配置され、乗車券を発売していた。少なくとも1974年(昭和49年)の冬季までは長距離乗車券や急行券、入場券を発売していたが、昭和50年代初めの冬季からは近距離乗車券発売のみとなっていた。

ホームは大きくカーブしている。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 上越線 上り 水上方面
2 下り 越後湯沢長岡方面

(出典:JR東日本:駅構内図)

  • 2番線ホーム出入口(2021年7月)
    2番線ホーム出入口(2021年7月)
  • ホーム(2021年7月)
    ホーム(2021年7月)

駅周辺

当駅から北に徒歩4分ほどの所に岩原観光協会の観光案内所が位置し、周辺一帯には宿泊施設が所在する[注 1]。また、駅前には大型のマンションが所在する。このほか、周辺には桜の名所が点在する[注 1]

  • 鱒どまり
    当駅の西脇を流れる魚野川の川遊びスポットとして夏場には多くの観光客が訪れる[3]
  • 岩原スキー場
    「リゾートセンター1」まで当駅から北に徒歩10~15分。越後湯沢駅から無料シャトルバスも発着している[4]
  • 飯士山
    スキー場に登山口がある。
  • 湯沢中央公園 - 当駅から北西に徒歩15~20分。
    • スノーモビルランド湯沢(冬季)
    • レジャープール「オーロラ」(7-8月)
  • 湯沢町立湯沢学園
    当駅から西に徒歩15~20分。
  • 湯沢フィッシングパーク
    当駅から南に徒歩20~25分。

バス路線

越後交通グループ南越後観光バスが運行する路線バスが当駅周辺を経由する。

  • YD 湯沢=湯沢学園=小坂=谷後=旭原=大源太 線[5]
  • YT 湯沢 = 湯沢学園 = 中里 = 土樽 = 蓬橋 線[5]
    2路線とも「岩原入口」(YD11、YT09)が最寄りバス停となるが、駅前の県道同士の交差点に対して前者は北側、後者は西側にバス停が位置する。いずれも当駅から徒歩3~4分。

その他

  • 戦前は現在地より越後中里駅方向に近い小坂集落地内(現在の湯沢パークスキー場近辺、Ωカーブ付近)にあったが、戦後進駐軍によって岩原スキー場が接収された前後に現在地に移転した。
  • 以前は東京競馬場前駅宇都宮貨物ターミナル駅等と並び、仮名書きの際に国鉄一駅名が長い駅として知られていた(13文字。長音拗音の小文字 = 捨て仮名も1文字に数える)。特に東京競馬場前駅廃止後は、旅客扱いをする駅としては単独で最長となるが、「臨時乗降場だから対象外」とされることもあった。国鉄分割民営化後もJR最長のままであったが、1997年平成9年)開業の上越国際スキー場前駅にその座を明け渡している。

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
上越線
越後中里駅 - 岩原スキー場前駅 - 越後湯沢駅

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ a b #当駅周辺の地図参照(2018年11月11日閲覧)。

出典

  1. ^ a b c d e f g 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、452-453頁。ISBN 978-4-533-02980-6。 
  2. ^ 『通学列車、岩原スキー場前駅に』昭和52年6月10日読売新聞新潟
  3. ^ 越後湯沢の川遊びスポット:鱒(ます)どまりのご紹介 - 越後プラス.2018年11月11日閲覧。
  4. ^ アクセス - 岩原スキー場.2018年11月11日閲覧。
  5. ^ a b 南越後観光バス - 2018年11月11日閲覧。

関連項目

ウィキメディア・コモンズには、岩原スキー場前駅に関連するカテゴリがあります。

外部リンク

  • 駅の情報(岩原スキー場前駅):JR東日本
  • 岩原スキー場
  • 岩原観光協会

当駅周辺の地図

  • 岩原 施設マップ(岩原観光協会)
  • 越後湯沢 つちたる見どころマップ(岩原観光協会)
  • 湯沢中里マップ(エンゼルグランディア越後中里)
  • 湯沢桜100選(雪国の自然を愛でる会)