幌内保駅

座標: 北緯48度26分20秒 東経142度42分40秒 / 北緯48.43889度 東経142.71111度 / 48.43889; 142.71111 幌内保駅(ほろないぽえき)は、かつて樺太元泊郡元泊村に存在した鉄道省樺太東線である。

歴史

  • 1936年(昭和11年)9月11日:樺太鉄道の(貨)幌内保荷扱所として開業。
  • 1941年(昭和16年)4月1日:樺太鉄道の国有化により、樺太庁鉄道東海岸線の駅となる。幌内保駅に改称[1]
  • 1943年(昭和18年)4月1日:南樺太の内地化にともない、鉄道省(国有鉄道)に編入。
  • 1945年8月:ソ連軍が南樺太へ侵攻、占領し、駅も含め全線がソ連軍に接収される。
  • 1946年
    • 2月1日:日本の国有鉄道の駅としては、書類上廃止。
    • 4月1日:ソ連国鉄に編入。ロシア語駅名は「クリュコヴォ」。

駅名の由来

当駅の所在する地名からであり、地名はアイヌ語の「ポロ・ナイポ」(大きい川、大きい所の小川、大きな沢)による[2]

運行状況

1944年当時[3]

  • 1945年現在、上りは敷香駅発元泊駅行き2本と白浦駅行きと落合駅行き各1本であった。下りは敷香駅行きが3本と上敷香駅行き1本であった。
  • 大泊港駅発着の夜行列車は通過していた。

隣の駅

鉄道省樺太鉄道局
樺太東線
北樫保駅 - 幌内保駅 - 東礼文駅

脚注

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  1. ^ 今尾恵介原武史「日本鉄道旅行地図帳 歴史編成 満州 樺太」2009年 新潮社
  2. ^ 南樺太:概要・地名解・史実(西村巌・著、高速印刷センター内出版部 1994年)、p.410「東幌内保」の項
  3. ^ 南樺太:概要・地名解・史実 p.60
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