柳川 国直(やながわ くになお、生没年不詳)とは、江戸時代の大坂の浮世絵師。
来歴
柳川重信の門人。柳川の画姓を称し英泉斎と号す。文政5年(1822年)重信が大坂に上ったとき入門したという。作画期は文政の頃で役者絵を残している。
作品
- 「神田勘左衛門・市川蝦十郎 三嶌おせん・中村歌右衛門」 大判錦絵2枚続 早稲田大学演劇博物館所蔵 ※文政6年7月、大坂角の芝居『恋陸奥媚■』より[1]
脚注
- ^ ■の字は、「山」かんむりに「賊」の字。
参考文献
- 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年