歌川 直久(うたがわ なおひさ、生没年不詳)とは、江戸時代の浮世絵師。
来歴
歌川国直の門人かといわれる。歌川の画姓を称し一曲斎と号す。作画期は弘化から嘉永頃にかけてとされている。
作品
- 『拳独稽古』 ※嘉永2年(1849年)刊行
- 「愛狗美人図」 紙本着色1幅 熊本県立美術館所蔵 ※「一曲斎直久」の落款、「直」の朱文重郭方印あり
参考文献
- 井上和雄編 『浮世絵師伝』 渡辺版画店、1931年 ※国立国会図書館デジタルコレクションに本文あり[1]。
- 熊本県立美術館編 『今西コレクション名品展Ⅲ 肉筆浮世絵』 熊本県立美術館、1991年