渡辺一馬

渡辺一馬
2016年 全日本ロードレース選手権
生年月日 (1990-05-06) 1990年5月6日(34歳)
栃木県鹿沼市, 日本
現在のチーム Astemo Honda Dream SIRacing
ゼッケン 11
レースでの経歴
ロードレース世界選手権 125ccクラス
活動期間2006年2008年
マニファクチャラーHonda
出走回数 勝利数 表彰台 PP FL 総ポイント
5 0 0 0 0 0

渡辺 一馬(わたなべ かずま、1990年5月6日 - )は栃木県鹿沼市出身のオートバイレーサー。

経歴

5歳の誕生日にポケバイを買い与えられ、初めてのレース参戦は6歳のときであった。9歳から各地のミニバイクレースに出場し好成績を収めていた。

  • 2004年、14歳のときにロードレースGP125デビューし、初年度にして登竜門と言われる筑波ロードレース選手権シリーズの優勝。
  • 2005年には全日本ロードレース選手権へスポット参戦、
  • 2006年から全日本ロードレース選手権にフル参戦を開始。さらに、WGPもてぎラウンドでのフル参戦チームであるhuman gest RacingTeamからの代役参戦で実力を認められ、MotoGPシーズン後半の3戦へ出場。欧州での世界選手権デビューも果たす。
  • 2009年、当時全日本選手権きっての激戦区ST600へとステップアップし、ルーキーオブザイヤーを獲得。
  • 2011年、HONDA系トップチームのKoharaRacingへと移籍すると、結果を積み重ね2013年には念願の全日本チャンピオンを獲得。
  • 2014年にJ-GP2へ、そして2015年には全日本最高峰のJSB1000。
  • 2016年にはF.C.C.TSRへと移籍すると世界耐久選手権シリーズという新たな挑戦をし、初参戦となったル・マン24時間レースで3位表彰台を獲得するなど、チーム内で唯一フル参戦を果たしライダーとしての経験を積み重ねる。
  • 2017年、KawasakiのトップチームであるKawasaki Team GREENへと移籍。移籍2戦目には3位入賞。シリーズランキング3位に。鈴鹿8時間耐久ロードレースで2位。
  • 2018年、自身のJSB初優勝と共にカワサキに全日本ロードレース選手権11年振りの勝利をもたらし、2年連続のランキング3位維持し、鈴鹿8耐でも3位と2年連続で表彰台へ。
  • 2020年、自らも師と仰ぐ伊藤真一が監督を務める新チーム Keihin Honda Dream SIRacingへと移籍。
チーム母体は以前所属していたKohara Racingと旧知のメンバーの下、再びHondaのマシンを駆りJSB1000ランキング5位。
  • 2021年、チーム母体はそのままに、名称をAstemo Honda Dream SIRacingへと変え、ST1000へとスイッチ。シーズン中2勝を挙げるなど好成績をおさめ、自身2度目の全日本チャンピオンを獲得した。

主なレース戦歴

ロードレース世界選手権

By season

Season Class Motorcycle Race Win Podium Pole FLap Pts Plcd
2006年 125cc Honda 3 0 0 0 0 0 NC
2007年 125cc Honda 1 0 0 0 0 0 NC
2008年 125cc Honda 1 0 0 0 0 0 NC
Total 5 0 0 0 0 0

Races by year

Year Class Bike 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 Pos. Points
2006 125cc Honda SPA QAT TUR CHN FRA ITA CAT NED GBR GER CZE MAL AUS JPN
Ret
POR
20
VAL
30
NC 0
2007 125cc Honda QAT SPA TUR CHN FRA ITA CAT GBR NED GER CZE RSM POR JPN
18
AUS MAL VAL NC 0
2008 125cc Honda QAT SPA POR CHN FRA ITA CAT GBR NED GER CZE RSM IND JPN
Ret
AUS MAL VAL NC 0

脚注

[脚注の使い方]

外部リンク

  • 公式ウェブサイト
全日本ロードレース選手権GP250 / J-GP2 / ST1000クラスチャンピオン
GP250クラス
1960年代
1970年代
  • 1970 大脇俊夫
  • 1971 大脇俊夫
  • 1976 毛利良一
  • 1978 上田公次
1980年代
1990年代
2000年代
J-GP2クラス
2010年代
ST1000クラス
2020年代
  • 2020 高橋裕紀
  • 2021 渡辺一馬
  • 2022 渡辺一馬
  • 2023 渡辺一馬
全日本ロードレース選手権ST600クラスチャンピオン
2000年代
2010年代
2020年代
  • 2020 岡本裕生
  • 2021 埜口遥希
  • 2022 荒川晃大
  • 2023 阿部恵斗