菱潟大橋
菱潟大橋 | |
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基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 新潟県東蒲原郡阿賀町豊実 |
交差物件 | 阿賀野川(豊実ダム湖) |
用途 | 道路橋 |
路線名 | 国道459号 |
管理者 | 新潟県新潟地域振興局津川地区振興事務所 |
施工者 | 横河橋梁製作所 |
竣工 | 1980年(昭和55年) |
座標 | 北緯37度41分42.0秒 東経139度34分22.3秒 / 北緯37.695000度 東経139.572861度 / 37.695000; 139.572861 (菱潟大橋) |
構造諸元 | |
形式 | ローゼ橋 |
材料 | 鋼 |
全長 | 262.160 m |
幅 | 9.800 m |
高さ | 26.000 m |
最大支間長 | 180.000 m |
関連項目 | |
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菱潟大橋(ひしがたおおはし)は、新潟県東蒲原郡阿賀町豊実の阿賀野川に架かる国道459号の橋長262.16 m(メートル)のローゼ橋。
概要
新潟県で初めての中路式ローゼ橋であり、架橋当時県内最長の支間長180 mを誇っていた。豪雪地帯にあるため上弦材・横構に斜度を配した雪覆いを設置した。工事に際し、右岸側の菱潟地区へは陸路がないことから水上輸送によって資材や建設機器を搬入した。本橋の完成により菱潟地区への陸路ができた[1]。
- 形式 - 鋼3径間連続中路式ローゼ橋+単純活荷重合成鈑桁橋
- 活荷重 - 2等橋 (TL-14)
- 橋長 - 262.160 m
- 支間割 - 18.633 m + (30.000 m + 180.000 m + 30.000 m)
- 幅員
- 総幅員 - 9.800 m
- 有効幅員 - 8.000 m
- 車道 - 6.000 m
- 歩道 - 両側1.000 m
- アーチ高 - 26.000 m
- 床版 - 鉄筋コンクリート
- 総鋼重 - 1,004.177 t
- 基礎 - 直接基礎
- 施工 - 横河橋梁製作所[注釈 1]
- 架設工法 - ケーブルエレクション工法
[1][2]
歴史
豊実地域は川と山が迫る天険のため交通の不便をきたしており道路事情が劣悪なため住民は主に磐越西線を利用していた。特に菱潟地区は陸路が存在せず町営の渡船に頼らざるを得なかった。このため一般県道日出谷停車場宝坂線の鹿瀬町[注釈 2]豊実地内の島新田 - 離石間の道路改良に伴って、阿賀野川上流側から順に豊実1号橋(徳石大橋)、豊実2号橋(船渡大橋)、豊実3号橋(菱潟大橋)の3橋を阿賀野川に架橋する計画がなされ、菱潟大橋は1980年(昭和55年)に竣工した。船渡大橋の竣工をもって、事業が完成し全区間に渡り自動車交通が可能になり観光支援にもなった[1][3]。
本橋は1993年(平成5年)4月1日に国道459号に指定された[4][注釈 3]。
脚注
[脚注の使い方]
注釈
出典
外部リンク
- 新潟県新潟地域振興局
- 新潟県新潟地域振興局津川地区振興事務所 - 橋梁管理者
- 空から見た阿賀野川 - 国土交通省北陸地方整備局阿賀野川河川事務所
- 阿賀野川中流域 41.豊実ダム
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