青川郡

青川郡(あおかわぐん、あおかわのこおり)は、かつて備中国にあった郡である。

概要

中世の時代に備中国内にあったとされる郡である。

紀伝体歴史物語として知られる『大鏡』の裏書に記載がある。しかし、その前後の時代には青川郡の名を記す文献などは発見されていない。

また、備中のどのあたりの位置に存在していたかも不明である。

そのため、同国内の阿賀郡(英賀郡)あるいは小田郡の誤表記であるとする説もある。

参考文献

  • 岡山県大百科事典編集委員会『岡山県大百科事典』山陽新聞社
備前国
備中国

哲多郡 | 阿賀郡 | 賀陽郡 | ▲上房郡 | 下道郡 | ▲川上郡 | 小田郡 | 後月郡 | 浅口郡 | 都宇郡 | 窪屋郡 | ×青川郡

備後国
美作国
▲は分割により新しく設けられた郡。×は明治維新時までに消え、以後も設けられていない郡。その他は古く(遅くとも『和名類聚抄』編纂時)から存在する郡。