龍田精三
龍田 精三(たつた せいぞう、1876年[1] - 没年不詳)は明治時代の浮世絵師。
来歴
小林清親及び田口米作の門人。東京生まれ。精三と号し、「龍田氏」の印を使用した。牛歩とも号す[2]。明治20年から明治30年代に主に戦争絵を描いて活躍したが、詳細は不明。明治34年(1901年)、東京美術学校西洋画科選科修了。
作品
- 「営口附近氷踏敵情偵察」 大錦3枚続 明治28年(1895年)
- 「清進軍引揚の図」 大錦
脚注
参考文献
- 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』第2巻 大修館書店、1982年
- 吉田漱 『浮世絵の基礎知識』 雄山閣、1987年 ※131頁。
- 岩瀬行雄、油井一人編 『20世紀物故洋画家事典』美術年鑑社、1997年
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