TrueNAS
TrueNAS CORE 12のWeb管理インターフェイス | |
開発元 | iXsystems |
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最新版 | 13.0-U6.1 / 2023年12月7日 (8か月前) (2023-12-07) |
最新評価版 | 13.0-BETA1 / 2022年2月9日 (2年前) (2022-02-09) |
リポジトリ | https://github.com/truenas/ |
対応OS | FreeBSD |
プラットフォーム | x86-64, v9.2.1.9 was the last release that supported 32-bit[1]. |
前身 | FreeNAS |
ライセンス | BSDライセンス |
公式サイト | www.truenas.com |
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開発元 | iXsystems |
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最新版 | 24.04 (Dragonfish) / 2024年4月23日 (4か月前) (2024-04-23) |
リポジトリ |
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対応OS | Debian Linux |
プラットフォーム | x86-64 |
ライセンス | CC-BY-NC-SA |
公式サイト | www.truenas.com/truenas-scale |
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TrueNAS(トゥルーナス)は、PCでネットワークアタッチトストレージ(NAS)を構築することに特化したUnix系システム(FreeBSDディストリビューション、およびLinuxディストリビューション)である。BSDライセンス下で配布されている。バージョン12.0よりFreeNASもTrueNASに統合された。
Linuxをベースとしたシステムへの移行が検討されたが、iXsystems(英語版)が支援を表明し、8.x系への移行とGUIのモジュール化、PC-BSDのPBIを参考にしたモジュール技術の投入として、開発は継続されることとなった。
LinuxベースにFreeNASの成果を移植したCoreNASと呼ばれていたシステムはOpenMediaVaultとしてフォークし、従来のFreeNASプロジェクトの主要開発者であるVolker Theileはこちらへ移行する。
また FreeNAS 0.7系をベースで派生したXigmaNASも開発が行われている。
バージョン12.0より有償版であった従来のTrueNASはTrueNAS Enterpriseへ名称変更され、無償版のFreeNASはTrueNAS COREへ名称変更・統合された(COREはCommunity supported Open source Rapid development Early availabilityの略称)[2]。
Debian LinuxをベースとしたTrueNAS SCALEは2022年2月22日に正式版がリリースされた[3]。
特徴
- iSCSI対応(iSCSIターゲット/iSCSIイニシエータ)
- ソフトウェアRAID対応、JBOD (Just a Bunch Of Disks) 対応
- rsync、Unison対応
- ファイルシステム:ZFS(その他FreeBSDがサポートするファイルシステムUFS、ext2/ext3、NTFS、FAT32などはZFSへのインポートのみ対応)
- ハードディスク(HDD)タイプ:NVMe、パラレルATA、シリアルATA、SCSI、SAS、iSCSI、USB、IEEE 1394サポート
- ディスクの暗号化:geli (GEOM eli) により動作
- DDNSクライアント機能
- S.M.A.R.T.対応
- syslogサーバへの転送機能
- SNMPモニタリング機能
- ユーザ認証機能/グループユーザ管理(ローカルユーザ認証,MSドメイン認証)
- 電子メールログと通知レポート機能
- ATAoE対応
- iTunesサーバ機能
- DAAPサーバ機能
- UPS (Uninterruptible power supply) サポート
システム要件
ファイルシステムにZFSを用いるため、特にシステムメモリに対して高めの性能が要求される[4]。
- 2コア以上のAMD64アーキテクチャCPU
- 16GB以上のシステムメモリ
- 16GB以上のブート用SSD
- 2台以上の同一容量のストレージデバイス(RAID用)
利用可能なプロトコル
脚注
関連項目
外部リンク
- 公式ウェブサイト
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