ジャスティン・ハーバート

ジャスティン・ハーバート
Justin Herbert
refer to caption
ロサンゼルス・チャージャーズでのハーバート
(2021年)
ロサンゼルス・チャージャーズ #10
ポジション クォーターバック
生年月日 (1998-03-10) 1998年3月10日(26歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
オレゴン州ユージーン
身長: 6' 6" =約198.1cm
体重: 236 lb =約107kg
経歴
高校 シェルドン高等学校
大学 オレゴン大学
NFLドラフト 2020年 / 1巡目全体6位
所属歴
2020- ロサンゼルス・チャージャーズ
受賞歴・記録
プロボウル選出(1回)
2021
その他受賞・記録
  • NFL新人最優秀攻撃選手賞 (2020)
  • NFLオールルーキーチーム (2020)
  • ウィリアム・V・キャンベル賞 (2019)

 NFL記録

  • ルーキーによるシーズン最多パッシングTD:31
  • ルーキーの1試合における最多パス獲得ヤード:289.1
  • ルーキーにおけるシーズン最多パス成功数:396
NFL 通算成績
(2023年終了時点)
パス試投数 2,422
パス成功数 1,613
パス成功確率 66.6%
TD-INT 114-42
パス獲得ヤード 17,223
QBレーティング 95.7
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR

ジャスティン・パトリック・ハーバートJustin Patrick Herbert, 1998年3月10日 - )は、アメリカ合衆国オレゴン州ユージーン出身のアメリカンフットボール選手。NFLロサンゼルス・チャージャーズに所属している。ポジションはクォーターバック

経歴

プロ入り前

オレゴン州ユージーンで生まれ、大学卒業まで過ごした。幼少期からアメリカンフットボール、野球、バスケットボールをプレーしてきた。祖父がオレゴン大学ダックスでレシーバーとしてプレー経験があったことやオーツェン・スタジアム(オレゴン大学内のスタジアム)の近くに住んでいたことから、オレゴン大学のファンであり、自身もオレゴン大学に進学した。

大学時代は1年目から正QBとして、8試合に出場してわずか4回のインターセプトと19回のタッチダウンパスを決めるなどの活躍を見せる。4年目には3,471ヤードを投げて66.8%の成功率をほこり、32回のタッチダウンながらインターセプトは6回という成績だった。その後、2020年のローズボウルで優勝し、オフェンスMVPを獲得した。

大学時代の通算成績

年度 チーム 試合 パス ラン
出場 成功
回数
試投
回数
成功
確率
獲得
ヤード
平均
獲得
ヤード
TD Int レイテ
ィング
試行
回数
獲得
ヤード
平均
獲得
ヤード
TD
2016 オレゴン 8 162 255 63.5 1,936 7.6 19 4 148.8 58 161 2.8 2
2017 8 139 206 67.5 1,983 9.6 15 5 167.5 44 183 4.2 5
2018 13 240 404 59.4 3,151 7.8 29 8 144.7 71 166 2.3 2
2019 14 286 428 66.8 3,471 8.1 32 5 158.7 58 50 0.9 4
43 813 1,273 63.9 10,541 8.2 95 22 153.7 231 560 2.4 13
  • 太字は自身最高記録

ロサンゼルス・チャージャーズ

新型コロナウイルスにより社会距離拡大戦略のためTV会議で行われた2020年NFLドラフトで、1巡目(全体6位)でロサンゼルス・チャージャーズから指名された。7月25日に4年2,660万ドルで契約し入団した[1]

2020年シーズンでは、当初はタイロッド・テイラーのバックアップだったが、テイラーが気胸により出場できなくなったため、9月20日の第2週カンザスシティ・チーフス戦でNFLデビューを先発出場で果たした。311ヤードと1タッチダウンを挙げるも、チームは延長の末23-20で敗れた[2][3]。第5週の試合前にアンソニー・リンHCにチームの先発QBとして指名された[4]。第16週のデンバー・ブロンコス戦でシーズン28回目のタッチダウンパスを挙げ、それまでベイカー・メイフィールドが持っていたNFL新人QBのタッチダウンパス記録を更新した[5]。このシーズンは攻撃部門年間最優秀新人賞に輝いた[6]

2022年シーズンには、初のプレーオフ出場を果たし初戦のジャガーズ戦では一時27-0とリードするも、後半にはわずか3点を挙げるにとどまり30-31で敗退した。

2023年7月25日、2029年までの5年総額2億6250万ドルの契約を結び、この時点でNFL最高額の選手となった[7]

2023年シーズンは、第14週で指を怪我して手術となり、そのままシーズン終了となった[8]

詳細情報

年度別成績

レギュラーシーズン

年度 チーム

試合 パス ラン ファンブル
出場 先発 成功
回数
試投
回数
成功
確率
獲得
ヤード
平均
獲得
ヤード
TD Int レイテ
ィング
試行
回数
獲得
ヤード
平均
獲得
ヤード
TD ファン
ブル数
ロスト
2020 LAC 10 15 15 396 595 66.6 4,336 7.3 31 10 98.3 55 234 4.3 5 8 1
2021 LAC 10 17 17 443 672 65.9 5,014 7.5 38 15 97.7 63 302 4.8 3 1 0
2022 LAC 10 17 17 477 699 68.2 4,739 6.8 25 10 93.2 54 147 2.7 0 8 0
2023 LAC 10 13 13 297 456 65.1 3,134 6.9 20 7 93.2 52 228 4.4 3 4 0
NFL:4年 62 62 1,613 2,422 66.6 17,223 7.1 114 42 95.7 224 911 4.1 11 21 1
  • 2023年度シーズン終了時

プレイオフ

年度 チーム

試合 パス ラン ファンブル
出場 先発 成功
回数
試投
回数
成功
確率
獲得
ヤード
平均
獲得
ヤード
TD Int レイテ
ィング
試行
回数
獲得
ヤード
平均
獲得
ヤード
TD ファン
ブル数
ロスト
2022 LAC 10 1 1 25 43 58.1 273 6.3 1 0 84.7 3 12 4.0 0 1 0

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “チャージャーズと全体6位指名のQBハーバートがルーキー契約を完了”. NFL JAPAN (2020年7月27日). 2020年11月11日閲覧。
  2. ^ “ブレイディーが新天地2戦目で初勝利 王者チーフスは延長を制して通算11連勝”. スポーツニッポン (2020年9月21日). 2020年11月11日閲覧。
  3. ^ “チャージャーズQBテイラー、次戦までに100%の回復は望めず”. NFL JAPAN (2020年9月24日). 2020年11月11日閲覧。
  4. ^ “チャージャーズ、今後の先発QBに新人ハーバートを指名”. NFL JAPAN (2020年10月9日). 2021年2月7日閲覧。
  5. ^ “新人QBのタッチダウンパス記録を更新したチャージャーズのハーバート”. NFL JAPAN (2020年12月28日). 2021年2月7日閲覧。
  6. ^ “オフェンス部門年間最優秀新人賞はチャージャーズQBハーバート”. NFL JAPAN (2021年2月7日). 2021年2月7日閲覧。
  7. ^ “Justin Herbert agrees to massive deal with Chargers, becomes NFL's highest-paid quarterback”. USA Today. 2023年7月26日閲覧。
  8. ^ “チャージャーズQBハーバートが指の手術で今季終了に”. 2023年12月12日閲覧。

外部リンク

  • 通算成績と情報 ESPN, or Pro-Football-Reference (英語)
  • Los Angeles Chargers bio(英語)
  • Oregon Ducks bio(英語)
  • Justin Herbert (@justinherbert) - Instagram


ロサンゼルス・チャージャーズ 2023
クォーターバック
  •  8 マックス・ダガン
  •  2 イーストン・スティック

ランニングバック

  • -- ガス・エドワーズ
  • 25 ジョシュア・ケリー
  • 28 アイザイア・スピラー

ワイドレシーバー

タイトエンド

  • -- ヘイデン・ハースト
  • 89 ドナルド・パーハム
  • 84 ストーン・スマート
  • 83 ニック・バネット
オフェンシブライン

ディフェンシブライン

  • 56 モーガン・フォックス DE
  • 98 オースティン・ジョンソン NT
  • 99 スコット・マトロック DE
  • 93 オティト・オグボニア NT
  • 95 ニック・ウィリアムズ DE
ラインバッカー
  • 92 アンドリュー・ファーマー OLB
  •  0 ダイヤン・ヘンリー ILB
  • 58 ジャスティン・ホリンズ OLB
  •  6 エリック・ケンドリックス ILB
  • 53 ブレイク・リンチ ILB
  • 52 カリル・マック OLB
  • 31 ニック・ニーマン ILB
  • 57 エイメン・オグボンベミガ ILB
  • 45 トゥリ・トゥイプロトゥ OLB

ディフェンスバック

  • 43 マイケル・デービス CB
  • 27 エサング・バッシー CB
  • 24 A・J・フィンリー FS
  • 32 アロイ・ギルマン SS
  • 37 ジェイリン・ホーキンス SS
  •  3 ダーウィン・ジェームズ SS
  • 33 ディーン・レナード CB
  • 20 ディーン・マーロウ FS
  • 26 アサンテ・サミュエル・ジュニア CB
  • 36 ジャジール・テイラー CB
  • 22 JT・ウッズ FS

スペシャルチーム

  • 15 キャメロン・ディカー K
  • 47 ジョシュ・ハリス LS
  • 16 J・K・スコット P
リザーブリスト
  • 78 ザック・ベイリー T (IR)
  • 97 ジョーイ・ボーサ OLB (IR)
  • 76 ウィル・クラップ C (IR)
  • 10 ジャスティン・ハーバート QB (IR)
  • 41 ラヒーム・レイン SS (IR)
  • 63 コーリー・リンズリー C
  • 44 タナー・ミューズ ILB (IR)
  • 94 クリス・ランフ2世 OLB (IR)
  • 62 アンドリュー・トレーナー T (IR)
  • -- アメチ・ウゾディンマ CB (IR)

練習生

  • 90 ブレビン・アレン OLB
  • 40 スティーブン・アンダーソン TE
  • 35 テレル・バイナム WR
  • 72 ジェロッド・クラーク NT
  • 96 クリスチャン・コビントン DE
  • 86 キーラン・ドス WR
  • 42 イライジャ・ドットソン RB
  • 87 シミ・フェホコ
  • 23 マット・ハンキンス CB
  • 91 クリストファー・ヒントン NT
  • 48 ハンター・カンプモイアー TE
  • 65 ブレント・レイング C
  • 67 C・J・オコイエ DE
  • 75 オースティン・プレザンツ G
  • 59 タイ・シェルビー OLB
  • 38 クリス・ウィルコックス CB


Roster December 24, 2023現在
  • Depth chart
  • Transactions

アクティブ 53名 インアクティブ 11名
練習生 16名

ロサンゼルス・チャージャーズ先発QB
  • サンディエゴ・チャージャーズ(1961-2016)
1960年代
  • ケンプ
  • クラッターバック
  • ヘイドル
  • ウッド
  • ロート
  • テンシ
  • ブリスコー
  • ドムレス
  • 1970年代
    1980年代
    • ルーサー
    • ハーマン
    • フリック
    • ニューハイゼル
    • ケリー
    • マローン
    • ローフェンバーグ
    • ブラシック
    • マクマーン
    • トリバー
    1990年代
    • フリーツ
    • ハンフリーズ
    • ガグリアーノ
    • ギルバート
    • サリズベリー
    • ウェリハン
    • エバレット
    • リーフ
    • ハーボー
    • クレーマー
    2000年代
    2010年代
    • すべてリバースが先発
    2020年代
    年代の分類は初先発のシーズンによる
    1. ジョー・バロウ
    2. チェイス・ヤング
    3. ジェフ・オクーダ
    4. アンドリュー・トーマス
    5. トゥア・タゴヴァイロア
    6. ジャスティン・ハーバート
    7. デリック・ブラウン
    8. アイザイア・シモンズ
    9. C・J・ヘンダーソン
    10. ジェドリック・ウィルズ
    11. メカイ・ベクトン
    12. ヘンリー・ラッグス
    13. トリスタン・ワーフス
    14. ジェイボン・キンロー
    15. ジェリー・ジューディ
    16. A・J・テレル
    17. シーディー・ラム
    18. オースティン・ジャクソン
    19. デイモン・アーネット
    20. ケイラボン・チェイソン
    21. ジェイレン・リーゴー
    22. ジャスティン・ジェファーソン
    23. ケネス・マレー
    24. シーザー・ルイズ
    25. ブランドン・アイユーク
    26. ジョーダン・ラブ
    27. ジョーディン・ブルックス
    28. パトリック・クイーン
    29. アイザイア・ウィルソン
    30. ノア・イグビノーガニー
    31. ジェフ・グラッドニー
    32. クライド・エドワーズ=ヒレアー
     
    各年のNFLドラフト
    • 1936
    • 1937
    • 1938
    • 1939
    • 1940
    • 1941
    • 1942
    • 1943
    • 1944
    • 1945
    • 1946
    • 1947
    • 1948
    • 1949
    • 1950
    • 1951
    • 1952
    • 1953
    • 1954
    • 1955
    • 1956
    • 1957
    • 1958
    • 1959
    • 1960
    • 1961
    • 1962
    • 1963
    • 1964
    • 1965
    • 1966
    • 1967
    • 1968
    • 1969
    • 1970
    • 1971
    • 1972
    • 1973
    • 1974
    • 1975
    • 1976
    • 1977
    • 1978
    • 1979
    • 1980
    • 1981
    • 1982
    • 1983
    • 1984
    • 1985
    • 1986
    • 1987
    • 1988
    • 1989
    • 1990
    • 1991
    • 1992
    • 1993
    • 1994
    • 1995
    • 1996
    • 1997
    • 1998
    • 1999
    • 2000
    • 2001
    • 2002
    • 2003
    • 2004
    • 2005
    • 2006
    • 2007
    • 2008
    • 2009
    • 2010
    • 2011
    • 2012
    • 2013
    • 2014
    • 2015
    • 2016
    • 2017
    • 2018
    • 2019
    • 2020
    • 2021
    • 2022
    • 2023