ビンガム数

ビンガム数(ビンガムすう)とは、流体力学で用いられる無次元数の一つ。以下の公式で求められる[1]

N B = L τ y U μ B {\displaystyle N_{B}={\frac {L\tau _{y}}{U\mu _{B}}}}

ただし、 N B {\displaystyle N_{B}} はビンガム数、 L {\displaystyle L} は代表的な長さ、 τ y {\displaystyle \tau _{y}} 降伏応力 U {\displaystyle U} は代表的な速度、 μ B {\displaystyle \mu _{B}} は塑性粘度を示す。ビンガム数を一致させることはストローハル数レイノルズ数の一致とともに、ビンガム流体において流れの相似則を成立させるために必要である。

脚注

  1. ^ 日本機械学会. “ビンガム流体”. 機械工学事典. 2022年9月5日閲覧。

アーセル数 - 圧力係数 - アトウッド数 - アルキメデス数 - イリバレン数 - ウェーバー数 - ウェーバーの火炎速度数 - ウォーリスパラメータ - ウオマスリー数 - エクマン数 - エッカート数 - エトベス数 - エリクセン数 - オイラー数 - オーネゾルゲ数 - 拡散数 - ガリレイ数 - カルロビッツ数 - 管摩擦係数 - キャビテーション数 - キャピラリ数 - クーラン数 - クーリガン・カーペンター数 - クタテラッゼ数 - クヌーセン数 - グラスホフ数 - グレーツ数 - 形状係数 - ゲルトラー数 - コルバーンのJ因子 - シャーウッド数 - シュミット数 - スタントン数 - スチュアート数 - ストークス数 - ストローハル数 - ゼルドビッチ数 - ダンケラー数 - チャンドラセカール数 - ディーン数 - テイラー数 - デボラ数 - ヌセルト数 - ハーゲン数 - ハルトマン数 - ビオ数 - ビンガム数 - フーリエ数 - ブラウネル・カッツ数 - プラントル数 - ブリンクマン数 - フルード数 - ブレーク数 - ペクレ数 - ベジャン数 - マークシュタイン数 - マッハ数 - マランゴニ数 - モートン数 - ラプラス数 - ランキスト数 - リチャードソン数 - ルイス数 - レイノルズ数 - レイリー数 - ロスビー数 - ロックハート・マルティネリパラメータ - ロッシュコ数 - ワイゼンベルグ数

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