ベンジャミン・ワトソン

ベンジャミン・ワトソン
Benjamin Watson
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2011年ブラウンズ所属時代
基本情報
ポジション タイトエンド
生年月日 (1980-12-18) 1980年12月18日(43歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国バージニア州ノーフォーク
身長: 6' 3" =約190.5cm
体重: 251 lb =約113.9kg
経歴
大学 ジョージア大学
NFLドラフト 2004年 - 1巡目全体32位
初出場年 2004年
初出場チーム ニューイングランド・ペイトリオッツ
所属歴
2004年-2009年 ニューイングランド・ペイトリオッツ
2010年-2012年 クリーブランド・ブラウンズ
2013年-2015年 ニューオーリンズ・セインツ
2016年-2017年 ボルチモア・レイブンズ
2018年 ニューオーリンズ・セインツ
2019年 ニューイングランド・ペイトリオッツ
受賞歴・記録
スーパーボウル制覇(1回)
第39回
NFL 通算成績
レシーブ回数 547回
レシーブ獲得ヤード 6,058ヤード
TDレシーブ 44回
Player stats at NFL.com

ベンジャミン・ワトソン(Benjamin Watson、1980年12月18日 - )はバージニア州ノーフォーク出身の元アメリカンフットボール選手。ポジションはタイトエンド(TE)。

経歴

プロ入りまで

サウスカロライナ州ロックヒルの高校に通い、アメリカンフットボールと陸上競技を行った。高校3年時、彼の学校は州のチャンピオンとなった。4年時、フットボールでは31回のレシーブで515ヤードを獲得した。陸上競技では短距離走の選手として、200m走で22秒37、400m走で50秒03の記録を出した。

デューク大学に進学したが、その後、ジョージア大学に転校し、3シーズンプレーし、65回のレシーブで852ヤードを獲得、6TDをあげた[1]

ニューイングランド・ペイトリオッツ

2004年NFLドラフト1巡全体32位でニューイングランド・ペイトリオッツに指名された。この年1試合の出場に終わり、シーズンの大半を故障者リストで過ごした。チームは第39回スーパーボウルフィラデルフィア・イーグルスを破り、スーパーボウル連覇を果たした。

2007年、ペイトリオッツが無敗でレギュラーシーズンを終えたが、彼はチーム3位の6TDをあげた。

2009年バッファロー・ビルズとの開幕戦では残り55秒に、前年に故障したトム・ブレイディからの決勝TDパスを2本のTDパスをキャッチした[2]

ペイトリオッツ在籍中は怪我による欠場が多く、6シーズンで49試合の出場にとどまった。

クリーブランド・ブラウンズ

2010年3月12日、クリーブランド・ブラウンズと契約、ペイトリオッツ時代のオフェンスコーディネーター、エリック・マンジーニヘッドコーチと再会した。

2012年は、先発TEとして49回のレシーブで501ヤードを獲得、3TDをあげた[3]

ニューオーリンズ・セインツ

2013年3月18日、ニューオーリンズ・セインツと3年契約を結んだ[3]。この年、発覚したマイアミ・ドルフィンズのいじめ問題について、今まで聞いた中で最悪の出来事だと語った[4]

2015年、彼はドリュー・ブリーズ、ザック・ストリーフとともにオフェンスのキャプテンに選ばれた[5]。第6週のサーズデイナイトフットボールでそれまで開幕から無敗だったアトランタ・ファルコンズとチームは対戦、その試合で彼は10回のレシーブで127ヤードを獲得、1TDをあげてチームの勝利に貢献した[6]。第8週のニューヨーク・ジャイアンツ戦でも9回のレシーブで147ヤードを獲得、1TDをあげた[7]。この年、75回のレシーブで825ヤードを獲得、6TDをあげて、プロボウルの補欠に選ばれた。またイーライ・マニング、アンクワン・ボールディンとともにウォルター・ペイトン・マン・オブ・ザ・イヤーのファイナリストに選ばれた[8]

ボルチモア・レイブンズ

2016年3月9日、ボルチモア・レイブンズと2年700万ドル(300万ドルの保障)で契約を結んだ。8月27日に行われたデトロイト・ライオンズとのプレシーズンゲーム第3週の試合で、アキレス腱を断裂し、シーズン絶望となった[9]

2017年は16試合に出場し12試合に先発、61回のレシーブで522ヤード、4回のタッチダウンをあげた[10]

セインツ復帰

2018年3月28日にセインツと1年200万ドルで契約を結んだ[11]。10月21日の古巣・レイブンズ戦では、ドリュー・ブリーズのキャリア500回目のタッチダウンパスをキャッチした。

ペイトリオッツ復帰

2018年12月に一旦は現役引退を表明したが、2019年5月10日にペイトリオッツと契約した[12][13]

10月21日のニューヨーク・ジェッツ戦でシーズン初出場を果たし、プレーオフ・ワイルドカードラウンドのテネシー・タイタンズ戦にも出場した。

現役引退

2020年3月16日に2度目の現役引退を表明した[14]

人物

2014年8月、黒人青年が白人警官に射殺され、同年11月にこの警官が不起訴となった「ファーガソン決定」に対する投稿は、インプレッション数5億件、86.3万件の「いいね!」、8万6000件のコメントが集まり、彼のメッセージは47.3万回シェアされた。そして彼は、CNNより、2014年に最も注目を集めた人々11人の1人に選ばれた[15]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “College Stats”. sports-reference.com. 2016年9月25日閲覧。
  2. ^ “ペイトリオッツ大逆転勝利、ブレイディは2TDで復活アピール”. NFL JAPAN (2009年9月15日). 2016年9月25日閲覧。
  3. ^ a b Michael David Smith (2013年3月18日). “Saints sign Ben Watson”. NBCスポーツ. 2016年9月25日閲覧。
  4. ^ “いじめ問題にベテラン勢が言及、Sポラマル「若手をサポートしたい」”. NFL JAPAN (2013年11月6日). 2016年9月25日閲覧。
  5. ^ Katherine Terrell (2015-0). “New Orleans Saints vote three new captains for 2015 season”. nola.com. 2016年9月25日閲覧。
  6. ^ “【プレイヤーハイライト】TEベンジャミン・ワトソン”. NFL JAPAN (2015年10月16日). 2016年9月25日閲覧。
  7. ^ “QBブリーズ記録的活躍、セインツが壮絶な打ち合い制し5割復帰”. NFL JAPAN (2015年11月2日). 2016年9月25日閲覧。
  8. ^ Jeff Smith (2016年1月25日). “Benjamin Watson named a finalist for NFL Man of the Year”. FOXスポーツ. 2016年9月25日閲覧。
  9. ^ Conor Orr (2016年8月27日). “Ravens' Ben Watson out for season with torn Achilles”. nfl.com. 2016年9月25日閲覧。
  10. ^ “Benjamin Watson: Career Stats at NFL.com” (英語). www.nfl.com. 2021年1月28日閲覧。
  11. ^ Alper, Josh (2017年3月28日). “Saints sign Benjamin Watson”. ProFootballTalk.NBCSports.com. 2021年1月28日閲覧。
  12. ^ “Patriots Sign TE Ben Watson; Sign Seven 2019 Draft Selections”. Patriots.com (2019年5月10日). 2021年1月28日閲覧。
  13. ^ Teope, Herbie. “New England Patriots sign TE Benjamin Watson”. NFL.com. 2021年1月28日閲覧。
  14. ^ Watson, Benjamin (2020年3月16日). “pic.twitter.com/qvJRDBQIlf”. @BenjaminSWatson. 2021年1月28日閲覧。
  15. ^ “ベンジャミン・ワトソン、一躍オピニオンリーダーの座に”. Facebook. 2016年9月25日閲覧。

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、ベンジャミン・ワトソンに関連するカテゴリがあります。
  • 通算成績と情報 NFL.com, or ESPN, or Pro-Football-Reference (英語)
先代
ビンス・ウィルフォーク
ニューイングランド・ペイトリオッツ
ドラフト1巡指名
2004年
次代
ローガン・マンキンス
  1. イーライ・マニング
  2. ロバート・ギャラリー
  3. ラリー・フィッツジェラルド
  4. フィリップ・リバース
  5. ショーン・テイラー
  6. ケレン・ウィンズロー
  7. ロイ・ウィリアムズ
  8. ディアンジェロ・ホール
  9. レジー・ウィリアムズ
  10. デュンタ・ロビンソン
  11. ベン・ロスリスバーガー
  12. ジョナサン・ヴィルマ
  13. リー・エバンズ
  14. トミー・ハリス
  15. マイケル・クレイトン
  16. ショーン・アンドリュース
  17. D・J・ウィリアムズ
  18. ウィル・スミス
  19. バーノン・キャレイ
  20. ケネチ・ウディゼ
  21. ビンス・ウィルフォーク
  22. J・P・ロスマン
  23. マーカス・タブス
  24. スティーブン・ジャクソン
  25. アーマド・キャロル
  26. クリス・ペリー
  27. ジェイソン・バビン
  28. クリス・ギャンブル
  29. マイケル・ジェンキンス
  30. ケビン・ジョーンズ
  31. ラショーン・ウッズ
  32. ベンジャミン・ワトソン
 
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