湯谷温泉駅
湯谷温泉駅* | |
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ゆやおんせん Yuya-Onsen | |
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所在地 | 愛知県新城市豊岡字滝上15 北緯34度58分13.01秒 東経137度36分47.36秒 / 北緯34.9702806度 東経137.6131556度 / 34.9702806; 137.6131556座標: 北緯34度58分13.01秒 東経137度36分47.36秒 / 北緯34.9702806度 東経137.6131556度 / 34.9702806; 137.6131556 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ![]() |
キロ程 | 38.0 km(豊橋起点) |
電報略号 | ユヤ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- | 44人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1923年(大正12年)2月1日 |
備考 | 無人駅 |
* 1991年に湯谷駅から改称。 | |
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湯谷温泉駅(ゆやおんせんえき)は、愛知県新城市豊岡字滝上にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線の駅である。
概要
当駅は、豊橋駅(愛知県)から飯田駅(長野県)を経て辰野駅(同県)へ至る飯田線の途中駅(中間駅)の一つである。新城市北東の長篠地区に位置し、湯谷温泉玄関口でもある。豊橋 - 飯田間を結ぶ特急「伊那路」の停車駅の一つ。
鳳来寺鉄道によって1923年(大正12年)に開設された。その後1943年(昭和18年)の国有化を経て、1987年(昭和62年)からJR東海に移管されている。JR移行後の1991年(平成3年)に、それまでの湯谷駅(ゆやえき)から現駅名に改称された。
歴史
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/3/32/HR-Yuya_Station.jpg/220px-HR-Yuya_Station.jpg)
湯谷温泉駅を開設した鳳来寺鉄道は、現在の飯田線中南部に当たる大海 - 三河川合間を運営していた私鉄である。1923年2月の同区間開通に伴って新設された「湯谷停留場[注釈 1]」がこの駅の前身である。駅には鳳来寺鉄道直営の宿泊施設が併設されていた。1943年8月、鳳来寺鉄道は買収・国有化されて国鉄飯田線が成立、それに伴って湯谷停留場も国鉄に移管され、名称も「湯谷駅」となまった。
1987年4月の国鉄分割民営化では、JR東海へと継承された。その4年後の1991年12月、「湯谷温泉駅」へと改称した。改称は湯谷温泉を宣伝するためのもので、当時の鳳来町と湯谷温泉発展会が費用を負担して実施された[1]。
年表
- 1923年(大正12年)2月1日:鳳来寺鉄道の湯谷停留場として開設[3]。
- 1943年(昭和18年)8月1日:国有化、国鉄飯田線の駅となり、湯谷駅に昇格[3]。
- 1971年(昭和46年)12月1日:荷物扱い廃止[3]。
- 1985年(昭和60年)4月1日:無人駅化[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東海が継承[3]。
- 1991年(平成3年)12月14日:湯谷温泉駅に改称[3]。
- 1994年(平成6年)3月1日:有人駅化[5]。
- 2015年(平成27年)4月1日:簡易委託解除、再度無人駅化。
- 2019年(令和元年)7月:駅舎解体(9月まで)[2]。
駅構造
単式ホーム1面1線の地上駅である。上下双方の列車が同じホームを使用する。
かつては新城市観光協会と湯谷温泉発展会[6]に委託された簡易委託駅であったが、2015年3月31日限りで契約終了となり、現在は無人駅となっている。
管理駅(駅長配置駅)である豊川駅管理下に置かれている[7]。なお、国鉄時代の1985年に一度無人駅となり、1991年に再度駅員が配置された経緯がある。外にトイレがある。
停車列車
優等列車に関しては、特急「伊那路」が1996年3月の運行開始時から停車駅の一つとしている。
特急以外の列車は2010年3月改正時点で、下り(中部天竜方面行)は1日12本(ほぼ1 - 3時間に1本)、上り(豊橋方面行き)は13本(1 - 2時間に1本、最大1時間に2本)設定されている。種別は普通列車が主だが、上りに1本のみ快速列車がある。
駅周辺
駅周辺は宇連川(三輪川)を挟んで温泉宿が立ち並び、「湯谷温泉」と呼ばれる。
駅があるのは宇連川右岸にある湯谷と言う集落であり、川の対岸は能登瀬という集落である。駅前を通る愛知県道439号を南へ向かうと橋平と言う集落で、ここから湯谷大橋で宇連川を渡ると国道151号(別所街道)に繋がる。国道を南へ向かうと井代と言う集落があり、さらに南へ進むと次の三河大野駅前へと出る。一方、能登瀬集落を抜けて国道へ北へ向かうと、三河槙原駅の対岸へと出る。
鳳来寺山を登る愛知県道524号(鳳来寺山パークウェイ)が、駅から県道439号を300m程南へ向かった場所から西へ向かっており、その付近に新城市Sバス湯谷温泉もっくる新城線の「湯谷温泉駅南」バス停がある。
隣の駅
脚注
注釈
- ^ 「停留場」とは、転轍機(分岐器・ポイント)が設置されていない駅を指す種別である。当時、私鉄のみに存在した。
出典
参考文献
- 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB、1998年。ISBN 978-4-533-02980-6。
- 川島令三『中部ライン全線・全駅・全配線』 第4巻 塩尻駅-名古屋東部、講談社、2010年。ISBN 978-4-06-270064-1。
- 東海旅客鉄道(編)『東海旅客鉄道20年史』東海旅客鉄道、2007年。
- 東海旅客鉄道飯田支店(監修)『飯田線百年ものがたり』新葉社、2005年。
- 電子国土基本図(地図情報) - 電子国土Web
関連項目
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/4/4a/Commons-logo.svg/30px-Commons-logo.svg.png)
外部リンク
- 動画で見るニッポンみちしる 湯谷温泉駅 - NHKアーカイブス
- あなたの駅前物語 湯谷温泉駅(愛知県) - テレビ朝日
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