静かなるアフガン

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静かなるアフガン
長渕剛シングル
初出アルバム『BEST〜風〜
リリース
規格 12センチCD
ジャンル ポピュラー
フォークソング
時間
レーベル フォーライフ
作詞・作曲 長渕剛
チャート最高順位
長渕剛 シングル 年表
空/SORA
2001年
静かなるアフガン
2002年
しあわせになろうよ
2003年
BEST〜風〜 収録曲
DISC 1
  • 1.「巡恋歌
  • 2.「いつものより道もどり道」
  • 3.「もう一人の俺」
  • 4.「交差点」
  • 5.「俺らの旅はハイウェイ」
  • 6.「すべてほんとだよ!!」
  • 7.「午前0時の向こう側」
  • 8.「プライベート」
  • 9.「GOOD-BYE青春
  • 10.「日めくりの愛」
  • 11.「スローダウン」
  • 12.「乾杯」
  • 13.「泣いてチンピラ
  • 14.「LICENSE」
  • 15.「電信柱にひっかけた夢」
DISC 2
  • 1.「JEEP」
  • 2.「JAPAN」
  • 3.「しゃぼん玉」
  • 4.「I love you」
  • 5.「RUN」
  • 6.「ガンジス」
  • 7.「家族」
  • 8.「英二」
  • 9.「いのち」
  • 10.「ひまわり」
  • 11.「静かなるアフガン
EANコード
EAN 4988018313342
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静かなるアフガン」(しずかなるアフガン)は、日本ミュージシャンである長渕剛の35枚目のシングル

音楽性

2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロ事件とアメリカが報復として行ったアフガニスタン紛争をテーマとした曲。

音楽情報サイト『CDジャーナル』では、「戦争に正義なぞないと真っ向唐竹割りのメッセージ・ソングを歌っている」、「アフガニスタンの平和を願いながらも、世の中の善とはなにか? 悪とはなにか? を問いかける反戦ソング」と表記されている[1]

文芸雑誌『文藝別冊 長渕剛 民衆の怒りと祈りの歌』にて、マニュエル・ヤンは「二〇〇二年、アフガニスタンにまで拡大した戦争の悲惨を長渕は本質的に、赤裸々に歌った」と表記している[2]

リリース

2002年5月9日フォーライフミュージックエンタテイメントよりリリースされた。

プロモーション

本作に関するテレビ出演は、2002年6月21日に日本テレビ系音楽番組『FUN』(1998年 - 2004年)に出演し、藤原紀香今田耕司と初共演、松任谷正隆とはファーストアルバム『風は南から』(1979年)のレコーディング以来24年ぶりの再会を果たした他、「JEEP」、「静かなるアフガン」を演奏した。

しかしその後、アメリカを批判した歌詞の内容が問題となり、ほぼすべてのテレビ、ラジオ局にて放送禁止歌とされた[3]

批評

専門評論家によるレビュー
レビュー・スコア
出典評価
CDジャーナル肯定的[1]
GiGS混在[4]

音楽情報サイト『CDジャーナル』では、「30年前のフォーク・ソングを彷彿とさせる歌を、いまうたうのは小利口に立ち回れない長渕ぐらいだろう。(中略)歌手としては危ない歌だが、青臭い歌こそ長渕に似合っているのは確かだ」、「単なるピース・ソングに終わらず、その根底にあるものを正面から見つめた長渕らしい作品だ。」と評されている[1]

音楽雑誌『GiGS』では、「ビンラディンやブッシュという固有名詞を交え、アフガニスタン紛争を真正面から見据えて歌う反戦歌。バックには、無機質なドラムのリズムと静かなシンセとコーラス、哀しみのギターという"平和への祈りのサウンド"が淡々と流れる」と評されている[4]

チャート成績

オリコンチャートでは最高位12位、登場回数4回となり、売り上げ枚数は4.1万枚となった。

シングル収録曲

全作詞・作曲: 長渕剛。
#タイトル作詞作曲・編曲編曲時間
1.静かなるアフガン長渕剛長渕剛笛吹利明、長渕剛
2.静かなるアフガン(オーケストラバージョン)長渕剛長渕剛長渕剛
3.静かなるアフガン(オリジナルカラオケ)長渕剛長渕剛笛吹利明、長渕剛
合計時間:

収録アルバム

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c “長渕剛 / 静かなるアフガン”. CDジャーナル. 音楽出版. 2019年1月14日閲覧。
  2. ^ マニュエル・ヤン「We Are the Folk-長渕剛とフォークの力」『文藝別冊 長渕剛 民衆の怒りと祈りの歌』、河出書房新社、2015年11月30日、177 - 191頁、ISBN 9784309978765。 
  3. ^ “キャンディーズ「春一番」が解禁!「日本の放送禁止歌」00年代編…長渕剛の過激なアメリカ批判”. Asagei plus. 徳間書店 (2015年4月29日). 2018年11月17日閲覧。
  4. ^ a b “Yahoo!ミュージック - J-POPレビュー”. Yahoo!ミュージック. 2004年12月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月17日閲覧。

外部リンク

  • 公式サイトディスコグラフィー「静かなるアフガン」 - ウェイバックマシン(2012年1月3日アーカイブ分)
  • 公式サイトディスコグラフィー「静かなるアフガン」
シングル
長渕剛のシングル
オリジナル
70年代
77年
78年
79年
80年代
80年
81年
82年
  • 9.花いちもんめ
83年
84年
85年
86年
87年
88年
  • 18.乾杯
  • 19.NEVER CHANGE
  • 20.とんぼ
89年
90年代
90年
  • 23.JEEP
91年
  • 24.しゃぼん玉
92年
93年
  • 26.RUN
94年
  • 27.人間
95年
  • 28.友よ
96年
97年
  • 30.ひまわり
98年
99年
00年代
01年
02年
  • 35.静かなるアフガン
03年
04年
  • 37.金色のライオン
05年
06年
  • 39.太陽の船
09年
10年代
10年
11年
12年
  • 45.ひとつ
13年
  • 46.未来
14年
15年
17年
  • 51.Loser
  • 52.Black Train
18年
20年代
20年
  • 55.Orange
  • 56.しゃくなげ色の空
22年
  • 57.REBORN
23年
  • 58.OH!
24年
  • 59.黒いマントと真っ赤なリンゴ
コラボレート
アルバム
オリジナル
ベスト
セルフカバー
ライブ
トリビュート
出演
テレビドラマ
映画
ラジオ
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