そんなとき女を好きになる

そんなとき女を好きになる
チューリップスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル TRIAD
CD:COCA-71134
チューリップ スタジオ・ アルバム 年表
PRYMARY COLOR
1987年
そんなとき女を好きになる
1988年
Well
1989年
『そんなとき女を好きになる』収録のシングル
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そんなとき女を好きになる』(そんなときおんなをすきになる)は、チューリップの通算20枚目のアルバム。1988年4月1日発売。

解説

前作の生音重視の路線から一転し、その前の『Jack is a boy』に近い音の厚い、都会的なおしゃれをイメージした作品である。

日本コロムビアに移籍以降、バンドとソロの狭間にいた財津和夫が上手くテーマを消化しきれていない一方、他のバンドメンバーの楽曲はポップ、ロックとして迷いなく成立している。

ジャケットは、何かを見て驚くエキストラの中にメンバーが紛れている写真で、冬の寒いスタジオの中で撮影された。

なお、上田雅利が、ゲストとしてパーカッションで一曲参加している。

この年は、本作を含めセールスが全く振るわなかったうえ、かつては全国で開催していたライブが主要都市8か所のみに終わるなどチューリップにとっては最悪の年となり、財津はついにチューリップの解散を決断することとなる[要出典]

収録曲

[1]

SIDE・1

  1. 女たちの危険な事情
    • 作詞/作曲:財津和夫 編曲:チューリップ ボーカル:財津和夫・宮城伸一郎丹野義昭高橋裕幸
    • アコースティックギターとボーカルのシンプルな楽曲で、メンバーが交代でボーカルをとっている。
    • レコーディングの際には、4人が交代するタイミングが難しく時間がかかった。
    • 同年のツアーでは、演奏ではなく朗読の形で披露された。
  2. トライアングラー・ラヴ・エイド
    • 作詞/作曲:財津和夫 編曲:チューリップ ボーカル:財津和夫
  3. オレンジの花火
    • 作詞/作曲:宮城伸一郎 編曲:チューリップ ボーカル:宮城伸一郎
    • 同日発売のシングル『真っ赤な花と水平線』のカップリング曲で、同一テイクが収録されている。
      詳細はシングルのページを参照。
  4. 真っ赤な花と水平線
    • 作詞/作曲:財津和夫 編曲:チューリップ ボーカル:財津和夫
    • シングルカットされ同日に発売された楽曲。
    • 同一テイクが収録されている。
      詳しくはシングルのページを参照.
  5. ROOM#1022
    • 作詞/作曲:丹野義昭 編曲:チューリップ ボーカル:丹野義昭・高橋裕幸
    • 洋楽をオマージュした楽曲で、丹野と高橋が唯一ツインボーカルを披露した楽曲。

SIDE・2

  1. ペパーミントの予感
    • 作詞/作曲:高橋裕幸 編曲:チューリップ ボーカル:高橋裕幸
    • 高橋がチューリップで初めて作詞、作曲、ボーカルの全てを務めた楽曲。
    • ライブではサビの終わりに、高橋がターンを決めた後、「1982」と歌う演出がされていた。
  2. 逢えない愛
    • 作詞/作曲:財津和夫 編曲:チューリップ ボーカル:財津和夫
    • 同年のツアーで、唯一披露されなかった楽曲。
  3. 渋谷Flower・Friday
    • 作詞/作曲:宮城伸一郎 編曲:チューリップ ボーカル:宮城伸一郎
    • タイトル通り、華金をテーマにした楽曲。バブル景気真っ只中の雰囲気を感じられる歌詞とアレンジが特徴。
  4. Mr.チークダンス
    • 作詞/作曲:財津和夫 編曲:チューリップ ボーカル:財津和夫
    • 上田雅利がボンゴで参加している。
    • ライブではコーダ部分に繋がるように『ブルー・スカイ』のサビが演奏された。
  5. TULIPIANの服を着た君
    • 作詞/作曲:財津和夫 編曲:チューリップ ボーカル:財津和夫

クレジット

PRODUCED BY TULIP

KAZUO ZAITSU, SHINICHIRO MIYAGI, YOSHIAKI TANNO& HIROYUKI TAKAHASHI

DIRECTED BY KEN OKADA(TRIAD) & YOSHIHIRO TAKAHASHI(CRICKET)

ENGINEERED BY MASAHIRO KOIZUMI(STARSHIP),

HIDEAKI IKEDA(STARSHIP) & TAKAAKI AIZAWA(STARSHIP)

MIXED BY TAKANOBU ARAI(CHERRY ISLAND)

EXECTIVE PRODUCER: TSUNEO IIZUKA(TRIAD) & KAZUO ZAITSU(CRICKET)

ARTIST MANAGEMENT: CRICKET

PROMOTION STAFF: TOMONORI KAMBE(TRIAD) & KAZUHIRO ARAI(TRIAD)

EQUIPMENT STAFF: OSAMU ABUKAWA

COVER DESIGN & ART DIRECTION: TERUHISA TAJIMA

COVER PHOTOGRAPHY: MORITO ISODA

COVER CONCEPT: KAZUO ZAITSU

COORDINATED BY HARUO KOGUCHI(NIPPON COLUMBIA CO.,LTD.)

ADDITIONAL MUSICIANS:

MITSUO MATSUMOTO: GUITARS/RYO KOBAYASHI: GUITARS

YOSHIO UENO: ADDITIONAL DRUMS/TAKU KITAHARA: CHORUS

SHOJI HARUNA: SAXOPHONE/MASATOSHI UEDA: PERCUSSION

SYNTHESIZER PROGRAMMED:AND ADDITIONAL ARRANGED BY AKIHIKO YOSHIDA

SPECIAL THANKS TO: STEINBERGER(ZEN-ON)

I DEDICATE THIS RECORD TO ALL EDITORS FOR THE WOMAN’S MAGAZINE.

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “チューリップ/そんなとき 女を好きになる”. tower.jp. 2022年4月19日閲覧。
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チューリップ
シングル
  • (私の小さな人生)
  • 魔法の黄色い靴
  • 一人の部屋
  • 心の旅
  • 夏色のおもいで
  • 銀の指環
  • 青春の影
  • ぼくがつくった愛のうた〜いとしのEmily〜
  • サボテンの花
  • 悲しきレイン・トレイン
  • 娘が嫁ぐ朝
  • 風のメロディ
  • ブルー・スカイ
  • WELCOME TO MY HOUSE
  • 夕陽を追いかけて
  • 約束
  • 虹とスニーカーの頃
  • I am the Editor〜この映画のラストシーンは、ぼくにはつくれない〜
  • さよなら道化者
  • ふたりがつくった風景
  • We Can Fly
  • 星空の伝言
  • 夏の夜の海
  • たったひとりのオーディエンス
  • 愛の迷路
  • it WAS love
  • もっと幸せに素直になれたら
  • アイ・アイ・アイ
  • 涙のパーティー
  • くちづけのネックレス
  • 愛の風
  • Morning Squall/愛になりたい
  • 抱きあって
  • 真っ赤な花と水平線
  • ストロベリー・スマイル
  • We believe in Magic
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