田開

田 開(でん かい、生没年不詳)は、春秋時代の斉の大夫で、田氏の宗主。、あるいは子彊陳武子あるいは田武子とも呼称される。

陳無宇(田桓子)の子として生まれた[1]

紀元前516年、斉はの昭公を母国に送り込もうと軍を出動させ、成を包囲し、炊鼻で魯の季氏の軍と会戦した。田開は魯の冉豎に射かけられて手を負傷した[2]

田開が死去すると、弟の田乞が後を嗣いだ[1]

脚注

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  1. ^ a b 史記』田敬仲完世家
  2. ^ 春秋左氏伝』昭公26年

紀元前670年、陳の公子完が斉に亡命、陳氏(田氏)が成立する

紀元前386年、田氏が正式に諸侯として認められる

  • 太公前386-前385
  • 田剡前384-前375
  • 桓公前374-前357
  • 威王前350-前320
  • 宣王前319-前301
  • 湣王前300-前284
  • 襄王前283-前265
  • 田建前264-前221

紀元前209年陳勝・呉広の乱に際して田儋が斉王を称する

カテゴリ Category:斉の君主
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