高橋道雄

 高橋 道雄 九段
名前 高橋 道雄
生年月日 (1960-04-23) 1960年4月23日(64歳)
プロ入り年月日 1980年6月4日(20歳)
棋士番号 142
出身地 東京都
所属 日本将棋連盟(関東)
師匠 佐瀬勇次名誉九段
弟子 中村亮介黒沢怜生、中村桃子、宮宗紫野
段位 九段
棋士DB 高橋 道雄
戦績
タイトル獲得合計 5期
2021年8月22日現在
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高橋 道雄(たかはし みちお、1960年4月23日 - )は、将棋棋士。佐瀬勇次名誉九段門下。棋士番号は142。東京都足立区出身[1]1980年度(昭和55年度)にプロ入りした、いわゆる「55年組」の一人。五段でのタイトル獲得(王位)は当時までの最低段記録。十段戦が竜王戦に移行したときの、最後の十段在位者。

棋歴

プロ入り

  • 将棋の駒の動かし方を覚えたのは12歳の頃であり、プロとなった者としては極めて遅かった[2]1975年5月に6級で奨励会入会。初段昇段後に苦しみ、初段、二段、三段の時代がそれぞれ1年間ほどあったが、1980年6月4日に四段昇段してプロデビュー。

プロ入り後

  • 初参加の第40期順位戦1981年度)C級2組順位戦で9勝1敗の成績を収め、C級1組に昇級(五段昇段)。いわゆる‘1期抜け’である。
  • 1982年度に行われた第24期王位戦1983年度)の予選を4連勝で駆け抜け、リーグ入り。リーグでは田中寅彦森安秀光大山康晴谷川浩司青野照市といった錚々たる面々を相手に5戦全勝。挑戦者決定戦でも桐山清澄に勝利してタイトル戦初登場。高橋の段位はまだ五段のままであった。七番勝負では内藤國雄王位を4-2のスコアで破り、奪取(1983年9月26日)。五段以下でのタイトル獲得は史上初で一躍注目された。以後の低段位若手棋士のタイトル奪取の動きの先鞭をつけたものである。なお、最低段タイトルの記録は、9年後に郷田真隆(四段)によって破られるが、奇しくも同じく王位のタイトルである。
  • 1984年度、王位を加藤一二三に奪われるが、その翌年(1985年)すぐに奪還する。
  • 1986年度の王位戦で高橋への挑戦者として名乗りを挙げたのは、兄弟子の米長邦雄十段であったが、高橋は4 - 0のストレートであっさりと防衛に成功。この時点で九段昇段の条件であるタイトル3期を満たしたことになるが、八段に昇段していなかったため昇段はおあずけとなった。前段位の条件を満たしていないことにより昇段がおあずけとなったのは史上初である。
  • さらには、同年度の第12期棋王戦で谷川浩司棋王から奪取して初めて二冠となり、将棋大賞最優秀棋士賞を受賞。なお、この年度では、5年ぶりに順位戦昇級もしている(C級1組にて9勝1敗の成績でB級2組昇級)。
  • 1987年、谷川が高橋から王位を奪い返した後、10月21日塚田泰明中原誠が持っていた2冠から1冠(王座)を奪ったことにより、7つのタイトルを7人の棋士が1つずつ持ち合うという、極めて珍しい状態が生まれていた。
名人=中原誠 十段=福崎文吾
棋聖=桐山清澄 王座=塚田泰明(※) 王位=谷川浩司 棋王=高橋道雄(※) 王将=中村修(※)
※印の3名は「55年組」。ほかの4名は1979年度以前のプロ入り。
  • しかし、同年11月25日、高橋が、福崎を破って再び二冠(十段・棋王)となったことにより、「完全戦国時代」は僅か1ヶ月ほどで終わりを告げた。十段戦はこの年度で発展解消され竜王戦に移行したため、高橋の翌年の十段防衛戦はなかった。代替として第1期の竜王戦では準決勝からの登場となったものの、その準決勝で米長邦雄に敗れた。
  • 第46期順位戦1987年度)B級2組で10戦全勝の成績を収め、B級1組に昇級。
  • 1988年度、タイトルホルダーとして日本シリーズに出場し、優勝。
  • 同年度、第47期順位戦B級1組で8勝3敗・2位の成績を収め、3年連続昇級し、1989年4月1日付けでA級八段となる。以降7年連続でA級在籍。
  • 1992年に中原に挑戦した第50名人戦七番勝負で、第4局まで3勝1敗でリード。しかし、その後3連敗し名人位奪取はならなかった。高橋の3勝は、全て矢倉戦であり、「中原は矢倉では高橋に勝てなくなったか」と衝撃を与えた[要出典]。高橋が負けた4局は、相掛かり(中原先手)と横歩取り(高橋先手)が各2局。
  • 第7期竜王戦1994年度)および第9期竜王戦1996年度)で1組優勝。
  • 1995年度、第21期棋王戦で六冠王・羽生善治に挑戦。その頃、羽生は並行して七冠独占をかけて王将戦七番勝負を谷川と戦っていた。棋王戦五番勝負第1局(1996年2月10日)で高橋が負けた後、王将戦第4局(1996年2月13日 - 14日)で羽生が勝ち、4 - 0で七冠独占に成功。よって棋王戦第2局(2月23日)以降の高橋の対局相手は七冠王ということになった。結果は、第3局(3月8日)まで高橋の3連敗で決着。羽生の1995年度タイトル戦完全制覇を許した。
  • 2001年2002年富士通杯達人戦で連続準優勝。
  • 2004年、B級1組で9勝3敗で6年ぶりのA級復帰を決めた。[3]
  • 2007年第58期王将戦リーグ入り。
  • 2008年度は先手では矢倉、後手では横歩取り8五飛を原動力として24勝15敗(勝率0.615、B級1組以上では羽生善治久保利明に次ぐ高勝率)と好調で、第67期順位戦B級1組では8勝4敗の成績で井上慶太と共に6期ぶりでA級へ復帰した。A級昇級を決めた2人がともに40歳以上であるのは、第43期の有吉道夫二上達也以来。翌第68期順位戦2009年度)A級では2位で勝ち越し、15年ぶりのA級残留に成功した。第69期順位戦2010年度)A級では3位に、第70期A級順位戦では2勝7敗と大きく負け越したものの、久保利明丸山忠久と同率となり、前年度順位上位のため残留となり、史上初の2勝7敗での残留となった。
  • しかし、以降は順位戦における成績不振が続き、第71期順位戦では深浦康市及び橋本崇載[注 1]に勝ったのみで10人中9位に終わりB級1組へ降級。
  • 第72期順位戦でも鈴木大介[注 1]に勝ったのみで13人中最下位でB級2組へ降級[注 2]
  • 更に27期ぶりにB級2組で闘った第73期順位戦でも窪田義行及び島朗に勝ったのみで25人中23位で降級点を喫した[注 3]
  • 第74期順位戦でも畠山成幸及び中村修に勝ったのみで25人中最下位で降級点を喫し、B級2組における降級点が累積2個になりC級1組への降級が決定[注 4]
  • 2015年度は第24期銀河戦における予選で土佐浩司に負け、第66回NHK杯でも予選・1回戦で渡辺大夢に負け、プロ入り以来34年連続の長期にわたり、続いていたテレビ棋戦への連続出場がストップした。
  • 竜王戦では、幾度かの2組降級と1組復帰を繰り返しながらも、第32期(2019年度)時点では、第1期からの参加棋士で唯一となる2組以上の在籍を維持していたが、第32期の2組昇級者決定戦1回戦で斎藤慎太郎に敗れ、3組降級となった[注 5]
  • 2021年度の[[第80期順位戦]4C級1組では61歳を迎える年齢ながら好調を維持し、9局目を終えた段階で7勝2敗、他力ながら昇級の可能性を残して最終局を迎えた。仮に昇級となれば1977年度第36期順位戦で60歳にしてB級1組からA級へと昇級した花村元司の記録を塗り替える順位戦全クラスを通じて史上最高齢での昇級であったが、最終局で先崎学に敗れたことにより惜しくも昇級とはならなかった[注 6]
  • 2023年度の第82期順位戦C級1組では2勝8敗の成績でC級2組への降級が決定した。

棋風

  • 相矢倉が得意で、全ての駒を働かせる将棋を好む重厚・沈着な棋風であり、文字通りの本格派居飛車党である。
  • 地味で無口のイメージ[4]のため、名前の略称「たかみち」にかけて「地道高道(じみちたかみち)」「地道流(じみちりゅう)」などと呼ばれる。高橋自身もブログで「たかみっち」と自称している。
  • 囲いの発達に貢献をしている[要出典]。特に居飛車振り飛車対抗形において、居飛車が金銀4枚で囲い飛角桂3枚で攻める戦型の一般化に影響を与えている[要出典]。金銀4枚による守りで飛角桂3枚による、切れる寸前の細い攻めを繋ぐ技術に特徴がある。
  • 3度目のA級復帰を決めた2008年度のB級1組順位戦では、後手番で横歩取り8五飛を4度用い、結果は3勝1敗であった。

人物

  • 将棋棋士の英会話サークル活動に熱心。将棋の海外普及に役立てる意図があり、全編英語でのインタビューに答えた経験もある。かつて日本将棋連盟英語部(現在は廃部)にも在籍していた。またテニスも愛好している(特にウィンブルドンテニスは大会期間中、対局日の予定が無ければ、英国までわざわざテニス観戦に行く)。
  • 第67期(2009年度)名人戦七番勝負(羽生善治対郷田真隆)第2局(4月21日22日)の副立会人としてテレビ中継(NHK BS2)のゲスト解説を行った。
  • 漫画・アニメ・特撮などのサブカルチャー 好きであることを公言しており、ブログの内容の大半は趣味の話となっている。アニメ遍歴のスタートは、少年期に白黒画面で見た『鉄腕アトム』や『鉄人28号』などのロボットアニメだった。だが、以降は長らくアニメとほとんど縁のない人生を送ってきたという[5]。本人曰く「『けいおん!』に出会って人生が変わった」とのこと[1]。2014年には将棋漫画『駒ひびき』の監修を担当した[6]
  • アニメにはまる前はアイドル好きだったとのことで、AKB48では柏木由紀推しだった[7]。2013年のAKB総選挙では山田菜々NMB48)に投票している[7]。2014年のAKB総選挙では特番のゲストに呼ばれるほど[8]。ただし、2015年時点では既にAKBファンを辞めている[9]
  • 詰将棋作家でもあり、創元社のパワーアップシリーズを初め、過去に10冊以上の詰将棋書を出版している。特に奇手や妙手を重視した作家的な作品とは一線を画した、実戦的で明解な作品を得意としている。
  • 酒が全く飲めず、居酒屋の雰囲気が非常に苦痛であると告白している[10]
  • 青果店を営む実家に暮らしていたころ、対局で得る収入は使わずに貯金していた。
  • 若手時代から原稿を頼むと、頼んだ二日後には綺麗な字で丁寧な原稿が提出されると重宝されていた。

弟子

棋士となった弟子

名前 四段昇級日 段位、主な活躍
中村亮介 2004年4月1日 六段
黒沢怜生 2014年10月1日 六段

(2021年3月19日現在)

女流棋士となった弟子

名前 女流2級昇級日 段位、主な活躍
宮宗紫野 2007年4月1日 女流二段
中村桃子 2007年10月1日 女流二段

(2021年8月2日現在)

  • 高橋が居飛車党であるのに対し、弟子全員、振り飛車党である[1]。宮宗(当時熊倉)が女流プロ入りを決めたとき、高橋にメールで報告してきたという。

昇段履歴

昇段規定については「将棋の段級」を参照
  • 1975年05月01日 : 6級=奨励会入会
  • 1975年10月01日 : 5級
  • 1976年03月01日 : 4級
  • 1976年06月01日 : 3級
  • 1976年08月01日 : 2級
  • 1976年11月01日 : 1級
  • 1977年04月01日 : 初段
  • 1978年06月01日 : 二段
  • 1979年06月01日 : 三段
  • 1980年06月04日 : 四段=プロ入り
  • 1982年04月01日 : 五段(順位戦C級1組昇級)
  • 1984年04月01日 : 六段(抜群の成績 王位獲得)
  • 1986年11月17日 : 七段(将棋の日
  • 1989年04月01日 : 八段(順位戦A級昇級)
  • 1990年04月01日 : 九段(タイトル3期)
すでに過去にタイトル3期を達成していたが、規定により1年以内に2度昇段できなかったため。

主な成績

獲得タイトル

他の棋士との比較は、タイトル獲得記録、将棋のタイトル在位者一覧を参照。

タイトル 獲得年度 登場 獲得期数 連覇 備考
竜王 0
名人 1回
叡王 0
王位 1983、1985-1986 5回 3期 2連覇
王座 0
棋王 1986 3回 1期
王将 0
棋聖 0
旧タイトル 獲得年度 登場 獲得期数 連覇 備考
十段 1987 1回 1期
登場回数10、獲得合計5期(歴代18位タイ)
タイトル戦登場
  • 名人:1回(1992年度=第50期)
  • 十段:1回(1987年度=第26期)
  • 王位:5回(1983年度=第24期 - 1987)
  • 棋王:3回(1986年度=第12期 - 1987、1995)
登場回数 合計10回

一般棋戦優勝

優勝合計3回

将棋大賞

  • 第11回(1983年度)新人賞
  • 第13回(1985年度)技能賞
  • 第14回(1986年度)最優秀棋士賞
  • 第15回(1987年度)最多対局賞

在籍クラス

竜王戦と順位戦のクラスについては「将棋棋士の在籍クラス」を参照
順位戦・竜王戦の在籍クラスの年別一覧
開始
年度
(出典)順位戦
出典[11]
(出典)竜王戦
出典[12]
名人 A級 B級 C級 0 竜王 1組 2組 3組 4組 5組 6組 決勝
T
1組 2組 1組 2組
1981 40 C224 9-1
1982 41 C117 6-4
1983 42 C106 4-6
1984 43 C113 7-3
1985 44 C103 6-4
1986 45 C107 9-1 竜王戦の前身「十段戦」の第26期タイトル保持
1987 46 B220 10-0 1 1組 1-2 シード
1988 47 B111 8-3 2 1組 -- 2-2
1989 48 A 10 6-3 3 1組 -- 1-2
1990 49 A 02 4-5 4 1組 -- 3-2
1991 50  A06  6-3 5 1組 0-1 4-1
1992 51 A 01 6-3 6 1組 -- 1-2
1993 52 A 02 4-5 7 1組 0-1 4-0
1994 53 A 04 4-5 8 1組 -- 2-2
1995 54 A 05 3-6 9 1組 1-1 4-0
1996 55 B101 9-3 10 1組 -- 2-2
1997 56 A 09 1-8 11 1組 0-1 4-1
1998 57 B101 5-6 12 1組 -- 2-2
1999 58 B105 5-6 13 1組 -- 0-3
2000 59 B107 7-5 14 2組 -- 4-1
2001 60 B105 7-5 15 1組 -- 2-2
2002 61 B106 2-9 16 1組 -- 2-2
2003 62 B111 9-3 17 1組 -- 0-3
2004 63 A 10 1-8 18 2組 -- 2-2
2005 64 B102 4-8 19 2組 -- 2-2
2006 65 B111 8-4 20 2組 -- 2-2
2007 66 B103 7-5 21 2組 -- 4-1
2008 67 B103 8-4 22 1組 0-1 3-1
2009 68 A 09 6-3 23 1組 -- 1-2
2010 69 A 02 5-4 24 1組 -- 1-2
2011 70 A 03 2-7 25 1組 -- 0-2
2012 71 A 08 2-7 26 2組 -- 3-2
2013 72 B101 1-11 27 2組 -- 1-2
2014 73 B202x 2-8 28 2組 -- 3-1
2015 74 B225*x 2-8 29 1組 -- 2-2
2016 75 C105 4-6 30 1組 -- 1-2
2017 76 C122 5-5 31 1組 -- 0-2
2018 77 C117 6-4 32 2組 -- 0-2
2019 78 C111 4-6 33 3組 -- 1-2
2020 79 C125 6-4 34 3組 -- 1-2
2021 80 C114 7-3 35 3組 -- 1-2
2022 81 C105x 2-8 36 3組 -- 0-2
2023 82 C128*x 2-8 37 4組 -- 1-2
2024 83 C201 38 4組 --
順位戦、竜王戦の 枠表記 は挑戦者。右欄の数字は勝-敗(番勝負/PO含まず)。
順位戦の右数字はクラス内順位 ( x当期降級点 / *累積降級点 / +降級点消去 )
順位戦の「F編」はフリークラス編入 /「F宣」は宣言によるフリークラス転出。
竜王戦の 太字 はランキング戦優勝、竜王戦の 組(添字) は棋士以外の枠での出場。

年度別成績

公式棋戦成績
年度 対局数 勝数 負数 勝率 (出典)
1980 21 15 6 0.7143 [13]
1980
(小計)
21 15 6
年度 対局数 勝数 負数 勝率 (出典)
1981 42 30 12 0.7143 [14]
1982 58 39 19 0.6724 [15]
1983 51 31 20 0.6078 [16]
1984 55 32 23 0.5818 [17]
1985 58 41 17 0.7069 [18]
1986 63 46 17 0.7302 [19]
1987 68 44 23 0.6567 [20]
1988 51 32 19 0.6275 [21]
1989 48 30 18 0.6250 [22]
1990 43 19 24 0.4419 [23]
1981-1990
(小計)
537 344 192
年度 対局数 勝数 負数 勝率 (出典)
1991 53 36 17 0.6792 [24]
1992 50 30 20 0.6000 [25]
1993 34 18 16 0.5294 [26]
1994 41 23 18 0.5610 [27]
1995 47 23 24 0.4894 [28]
1996 53 34 19 0.6415 [29]
1997 44 21 23 0.4773 [30]
1998 40 22 18 0.5500 [31]
1999 33 13 20 0.3939 [32]
2000 43 28 15 0.6512 [33]
1991-2000
(小計)
438 248 190
年度 対局数 勝数 負数 勝率 (出典)
2001 42 24 18 0.5714 [34]
2002 34 12 22 0.3529 [35]
2003 30 17 13 0.5667 [36]
2004 25 8 17 0.3200 [37]
2005 30 10 20 0.3333 [38]
2006 30 16 14 0.5333 [39]
2007 34 19 15 0.5588 [40]
2008 39 24 15 0.6154 [41]
2009 23 10 13 0.4348 [42]
2010 26 12 14 0.4615 [43]
2001-2010
(小計)
311 152 159
年度 対局数 勝数 負数 勝率 (出典)
2011 30 12 18 0.4000 [44]
2012 29 10 19 0.3448 [45]
2013 32 14 18 0.4375 [46]
2014 33 11 22 0.3333 [47]
2015 31 12 19 0.3871 [48]
2016 27 9 18 0.3333 [49]
2017 26 10 16 0.3846 [50]
2018 25 11 14 0.4400 [51]
2019 28 10 18 0.3571 [52]
2020 28 13 15 0.4643 [53]
2011-2020
(小計)
289 112 177
年度 対局数 勝数 負数 勝率 (出典)
2021 26 12 14 0.4615 [54]
2022 26 7 19 0.2692 [55]
2023 26 6 20 0.2308 [56]
2021-2023
(小計)
78 25 53
通算 1675 896 779 0.5349 [57]
2023年度まで

その他表彰

主な著書

  • フレッシュ王位の実戦10局 - 高橋将棋の真髄(1987年3月、毎日コミュニケーションズ
  • 新しい詰将棋 初段・二段・三段(1998年9月、成美堂出版、ISBN 4-415-08665-9)
  • 駒落ち新定跡(2005年5月、創元社、ISBN 4-422-75099-2)
  • 将棋手筋の教科書(全3巻、山海堂、ISBN 4-381-08635-X)
  • 棒銀と中飛車で駒落ちを勝て!(NHK出版、ISBN 978-4-14-016192-0)

他、多数

出演

ウェブテレビ

ゲーム

  • 千里の棋譜~現代将棋ミステリー~(2020年2月27日、KEMCO、ミスタ・ストーリーズ)監修 ※PS4/Nintendo Switch/PC(Steam)用ソフト、ゲームキャラクターとしては会田義克が声を担当[注 7][60]

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ a b 第71期の橋本崇載及び第72期の鈴木大介は、各期順位戦において高橋と同時に降級した。
  2. ^ 順位戦A級に在位していた棋士がB級1組に降級し、翌期も続けてB級2組に降級したケースは、第69期から第70期に亘る藤井猛以来、順位戦史上10人目。
  3. ^ 順位戦A級に在位していた棋士がB級1組に降級し、翌期も続けてB級2組に降級し、更に翌々期に降級点を喫したケースは、順位戦史上初。
  4. ^ 順位戦B級1組からB級2組に降級した棋士が、降級直後の2期で連続して降級点を喫し、C級1組に降級したケースは、第59期(2000年度)から第61期に亘る小林健二以来、順位戦史上7人目。
  5. ^ なお、第1期から在籍維持のクラスを3組以上に範囲を広げても、高橋が唯一の棋士となる。また、第1期から4組以上の在籍維持は、高橋の他に谷川浩司・中村修・島朗・羽生善治がいる。
  6. ^ 最終局では昇級を争う相手の1人であった飯島栄治も敗れており、仮に高橋が勝っていれば昇級となっていた。
  7. ^ 詰将棋モードは搭載しているものの、基本的には将棋ゲームではなく推理ミステリーアドベンチャーゲーム。

出典

  1. ^ a b c “サブカル好きのベテラン棋士・高橋九段と、高橋一門の黒沢五段と熊倉女流初段をご紹介|将棋コラム|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 2020年12月2日閲覧。
  2. ^ 2011年2月6日放送のNHK『将棋講座』にて、本人談。
  3. ^ https://web.archive.org/web/20040401092712/http://www.asahi.com/shougi/topics/TKY200403200180.html
  4. ^ 「プロ棋士名鑑2015-2016 (別冊宝島 2332)」宝島社
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関連項目

外部リンク

  • 高橋道雄 - 日本将棋連盟
  • みっち・ザ・わーるど(https://web.archive.org/ によるアーカイブ)
日本将棋連盟所属棋士 (現役棋士 および 2024年度引退棋士)
タイトル
保持者
【九段 6名】
【七段 1名】

永世称号 襲位者0
永世称号 有資格者

九段
【26名】
八段
【33名】
七段
【44名】
六段
【27名】
五段
【20名】
四段
【15名】
2024年度
引退棋士
 九段  青野照市(2024年6月13日引退)
 八段  室岡克彦(2024年6月18日引退)
 八段  中座真(2024年6月19日引退)
 七段  伊奈祐介(2024年5月10日引退)
現役棋士 全172名(2024年7月23日時点、日本将棋連盟所属) / は2024年度の昇段 / 引退棋士の()は引退日 / 詳細は将棋棋士一覧を参照
第37期竜王戦ランキング戦
竜王
1組
(定員16名)
2組
(定員16名)
3組
(定員16名)
4組
(定員32名)
5組
(定員32名)
6組
(参加70名)
女流棋士
アマチュア
  • 慶田義法アマ
  • 竹内広也アマ
  • 小林康太郎アマ
  • 中川慧梧アマ
  • (出場4名)
奨励会員
次期から出場
★挑戦者 / △次期昇級 / ▼次期降級 / 初参加棋士(棋士として初参加) / 詳細については将棋棋士の在籍クラスを参照。
名人
A級
B級1組
B級2組
C級1組
C級2組
フリー
クラス
宣言
棋戦限定
出場

2024年度
引退者

先頭の数字は順位(名人、フリークラス以外)/ フリークラスの数字は在籍可能残り年数(2024年度開始時点)
B級2組 - C級2組の * は降級点の数(B級2組・C級1組は降級点 2で降級、C級2組は降級点 3で降級)
詳細については将棋棋士の在籍クラスを参照
 
タイトル(3冠)5期
王位 3期
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
永世資格者
永世王位
棋王 1期
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
永世資格者
永世棋王
 
一般棋戦優勝 3回
天王戦 優勝 2回
東西対抗勝継戦
日本将棋連盟杯争奪戦
優勝者
天王戦 優勝者
関連項目
東西対抗勝継戦は()内10連勝以上を記載。天王戦は1992年(第8回)で終了。棋王戦と統合。
将棋日本シリーズ JTプロ公式戦 優勝 1回
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
関連項目
成績優秀者12名による選抜一般棋戦
 
将棋大賞
最優秀棋士賞 受賞 1回
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
前年度の活躍が対象
新人賞 受賞 1回
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
前年度の活躍が対象
技能賞 受賞 1回
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
第32回で廃止。括弧内は受賞年。前年度の活躍が対象。
最多対局賞 受賞 1回
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
前年度の活躍が対象
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